土木学会誌4月号モニター回答

新たな耐久性への取り組み−持続可能な社会資本、Sustainable Infrastructureへの挑戦−

 社会資本整備を担う我々土木技術者にとって、昨今の公共事業に対する風当たりは厳しいものがあるが、何も新規に橋や道路をつくる事のみが社会資本整備ではなく、既存の構造物の耐久性を高めることにより、寿命を伸ばすことも、立派な社会資本整備だと思う。折角英知を結集して作った構造物を「負の遺産」にしないためにも、更なる維持管理技術の向上を願います。
(本州四国連絡橋公団東京事務所技術調整課 藤城忠朗)

 塩害についてですが、日本で道路(橋)を作るためには、地震や台風といった厳しい気象条件や、国土の大部分が山地である地形を考慮した設計をするうえに、更に「塩害」についてまでも考慮して設計・管理なければならないとは、日本という国はつくづく手間と金がかかる国である。   
(本州四国連絡橋公団東京事務所技術調整課 藤城忠朗)

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