土木学会誌7号モニター回答
この本 泉満明:橋を楽しむパリ

 大学2年の冬、友人とパリを訪れた際、セーヌ川に架かる橋を夢中になって写真におさめたことを思い出す。セーヌ川に架かる橋を全て観て回ることは、買い物をこよなく愛する友人に申し訳なかったため実現しなかったが、あのとき逢うことの出来なかった橋を、この本で観てみたいと思う。
(東京工業大学 渡辺倫樹)

 橋梁上部工を主とした業務に従事していることもあり、旅先で近くに珍しい橋があると聞くと、私もつい足を伸ばして出かけてしまうくちだ。パリに出かける予定なんて今のところ皆無だが、本の中で「橋巡り」をさせて頂こうと思う。日本100名山ならぬ「名橋100選の旅」というのも楽しそうだ。構造屋の私は、構造ばかりに目が行きがちだか、文化財という観点から眺めて見ることも、自分の感性を磨く上で非常に役立つのではないかと感じた。
(住友建設 松元香保里)
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