土木学会誌9号モニター回答
「21世紀の土木像」心豊かな暮らしの実現をめざして
2)[記事名:特集2 個性豊かな地域づくりビジョン 「21世紀の土木像」心豊かな 暮らしの実現を目指して]
20世紀が残りわずかになり、数年来「21世紀の日本はどうあるべきか」、「21世紀に向けた建設分野」というテーマの議論が盛んに行われている。いろいろな意見が出ているが、21世紀は『安全、安心』というテーマの基、「環境問題解決」、「循環型社会構築」という言葉が随所に見られる。物質面が豊かになった今、「心の豊かさ」を追求していくことはとても大切なことと思います。
この記事は、土木像というタイトルを掲げ非常に広範囲なことを扱っており、当たり前のことですが、ものを作るだけが土木ではなく、土木が担う範囲は非常に広いということを改めて認識させられました。
(五洋建設株式会社 佐々木広輝)
21世紀の土木技術が生き残るためには筆者のいうとおり現在がおおきな曲り角であることを認識する必要がある.「心豊かな暮らし」「美しい暮らし」をめざすのであれば,工芸デザインや景観デザインなど土木構築物に文化的付加価値を加える努力も重要に思えるがいかがだろうか?
(秋田大学 林信太郎)
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