土木学会誌10月号モニター回答
大メコン・ラオスでの社会環境
今後,後発開発途上国への日本建設業の進出は増加すると思われるが,この記事から,日本とは社会環境があまりに違うラオスでの建設工事の大変さが伺える。
異国で工事を施工する場合,資材調達,気候,文化,労働力などの社会環境の全てにおいて,綿密な事前調査を行い,それらの地域特性に応じた方法で,設計・施工する必要性を感じた。
(鹿島建設梶@新保裕美)
発展途上国における建設工事は、その国の社会環境にも左右されましょうが諸問題が山積していると思います。今回、紹介の国については治安や衛生状態、多くの危険な感染症の病気にも十分注意をはらわれ、建設に必要な資材を調達し、諸般に渡る問題を処理しつつ建設工事を行っておられるのは、大変な苦労と危険が伴うであろうと思われます。そして、その国の発展に寄与されていることを理解いたしました。
(愛媛大学工学部 二神 治)
大学にラオスからの留学生の友人がいることもあり、また授業でこのプロジェクトをトピックとして扱ったことから、非常に興味深く読ませて頂いた。大きなポテンシャルを秘めた若い国であるため、これからの発展に十分気を使って見て行きたいと思う。
(東京工業大学 ワタナベトモキ)
この記事は土木に関することだけではなく、教育・医療など幅広い分野について触れられていた。海外プロジェクトから学ぶ、といった記事名であったが国内では学ぶことのできない経験ができる海外プロジェクトに非常に興味を持ちました。
(北海道大学修士2年 山口隆一)
メコン川での橋梁建設工事を通じてみたラオスの社会環境についての記事であり,とても面白く読ませていただいた.特に,ラオスの一人当たりのGDPは日本の95分の1であり,一般国民の生活は楽ではないというのに,テレビの英語放送も受信もできない人口6.5万人の町パクセにインターネットカフェがあるのには驚いた.
(運輸省港湾技術研究所 森屋陽一)
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