土木学会誌12月号モニター回答
インタビュー
インタービューをするにあたって,パーソナリティーがよく伝わるようにするための配慮だと思いますが,大きな写真が随所に配置されており,その大胆なレイアウトに驚かされました.
(東京工業大学大学院 渡邊学歩)
宇沢弘文氏の「自動車の社会的費用」,岡並木氏の「都市の交通」この2つの新書によって交通を志した研究者,実務者は多いと思う.大学に入学しても,数字や数式いじりの講義に少々辟易としていた頃,これらの本に出会い,勉強から学問への脱皮をこの2冊の本に助けてもらった.これまでは,知識や情報を集め,数学や科学の分野で使うことはあっても,直接これらの知識が社会とリンクすることはなかったが,これらの本より社会資本整備の考え方,あり方を学ぶにつけ,今の知識の生かし方を実感することができた.今読み返してみても新鮮なテーマが盛り込まれており,ようやく時代がこれらの本に追いついてきた感がある.
(大阪大学大学院 松村暢彦)
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