土木学会誌12月号モニター回答
学会誌全般へのご意見、編集委員会への要望等
12月号で「新世紀の都市と交通」というテーマについて特集が組まれていました。多種な項目について取り上げ説明してありますので、当テーマを広い視野で見ることが出来るので非常によいと思います。今後もさまざまなテーマについて特集を組んで頂きたいと思います。
(本州四国連絡橋公団 大廻 聡)
半年間お世話になりました。皆勤賞には届きませんでしたが、モニターをさせていただいたおかげで、多くのことを学ばせていただいたと感謝しております。特にリスクマネージメントの特集は、大変参考になりました。これからも一層の紙面の充実とスタッフのみなさまのご健勝を心からお祈り申し上げます。
(開発土木研究所 梅沢信敏)
以前は、正直なところ私の専門分野で興味のある記事のみ目を通すことが多かったが、モニターになってひととおり目を通すことになった。専門外のところでは、非常に難解な記事もあったが、興味深い内容が多かった。特集に割く紙面が多いという意見もあるようだが、ある程度の内容を盛り込むとしたら、本誌で割かれている紙面は必要であろう。特集以外にも技術リポート、海外リポート、話の話題などと幅広い内容が取り上げられていて勉強になった。編集委員のみなさんがご苦労されて、毎回興味深い内容に仕上がっていると思います。
(長野工業高等専門学校 柳沢吉保)
一言で「土木」といってもその分野は多岐にわたり、専門分野外のことについては具体的な数式や数値が出てきてもなかなか理解できない場合があります。専門的な記事の場合は解説をつけたり、その研究の背景や現状などの説明を追記されると読みやすくなると思います。また、土木とは別の業種の方のコラムや一般の方から見た意見、感想などを載せるのも良いのではないでしょうか。各専門分野ごとに様々な専門誌があるので、土木学会誌はそれらの専門誌とはまた違った視点の記事を載せることでその特色を出すことができるのではないでしょうか。
(潟Iリエンタルコンサルタンツ 富田早季)
この半年間、モニターになり学会誌を持ち歩いて読んできた感想ですが、内容も重量も重かった。内容が重いのは「土木学会誌」ですから一向に構わないのですが、重量が重いのは何 とかならないかなぁと思っていました。これまで、様々な経緯があって現在のスタイルになっていることは承知しているのですが、よく見ると会誌の1/3から多いときには半分くらいが会告などのお知らせ関係です。特に学会誌が高いからと文句をつけるわけではありませんが、本文の内容ではないこれらの記事は、例えば別冊として割安の紙を使用し差込式にして、必要のない人は持ち歩かなくても良いようにすることはできないでしょうか。ハンドリングが良いともっと読みやすい気もするのですが....。
(清水建設 藤田宗寛)
今回でモニターの役目を終えさせていただきますが、長い間にわたって編集の皆様には大変お世話になりました。本号の編集後記で金山先生が、ご苦労の一端を述懐されておられますが、やはり本号の2000年総目次を眺めてみると、1年の立派な成果は極めて明瞭であると思います。並大抵の能力や努力では、このような成果は上げ得なかったものと思います。私の場合は、1年間のモニターであったわけですので、ちょうど金山先生と時期がオーバラップするのでしょうが、特集記事を毎号繰り返すというやり方にも、やはり問題や課題は見えてきたのではないでしょうか。私の目には、フレッシュな学会にありがちな甲論乙駁といったスリリングな議論には全く欠けているように見えました。ご一考いただければと思います。
(伊戸川環境総合企画 伊戸川善郎)
6ヶ月間モニターとして読ませていただきました。なかなか参考になる意見を出せず申し訳ないと感じております。6ヶ月間を通して見て”非常にお堅いというか敷居高いというか・・・,もう少し気楽に読めるたら良かった”というのが一番率直な感想です。
(本州四国連絡橋公団 高木 久)
今回で半年間と言うモニターが終了する。学会員となって7年以上経ちますが、これだけ真剣に学会誌を読んだというのは初めての経験ではないかと思う。これは良い経験でもあった。一言で言って、学会誌は他の専門誌に比べるとやや魅力に欠けるということがわかったからである。業務の傍ら、無報酬のモニターの仕事をこなすのは、はっきり言って鬱陶しく、厳しいものであった。感想も、半分義務と言う感じでかなりの無理をして書いていた。本来、感想などは無理をしてまで書くものであろうか。そうして寄せられた感想が、今後の学会誌の編集において、どれほど役に立つものであるかやや疑問である。「会員の声」というのは、自主的に寄せられたものとすべきではないのであろうか。実際にモニターとなった人間の声として受け止めていただければと思う。
(住友建設(株) 松元香保里)
学会の方も編集等で時間がないかとは思いますが、こんなことがあってもいいのかなという気がしました。鉄は熱い内になんとかというように、学会誌が届いて10日程度以内にモニター回答した方がよいのかもしれないが、業務の都合上期日を守れない月もありました。もう少し期日を延ばしてもらうことはできるのでしょうか。または、何らかの理由があり期日を守れない場合は、特例措置としてその人のみ期限付きの延長ができればと思いました。
(五洋建設(株) 佐々木広輝)
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