土木学会誌6月号モニター回答
何ヶ月か前のモニターの声に編集(委員)長はどちらに・・・という意見を出したのですが(掲載されるかはわかりませんが)、私の記憶の中ではやっとお目にかかった気がします。
方針の一つでもある「この指とまれ」、ジョーカー記事と言うのですね。内容等は別にして、毎回目が行っています。確かに、「役に立つ」「面白い」「とっておきたい」の要素の再発見という観点から考えると納得する部分があります。まあ、ネタが無くなったら次はやっぱり四コマ漫画ですかね。 ただ、このページに掲載されている委員長の写真のセンスはどーかなーと個人的には思いますが・・・。もちろん面白いですけど・・・。
(日本道路公団 木村泰)
日本で今まで直視してこなかった、国益、国の競争力、国防・防災、公共の概念などなど、幅広く積極的な議論がなされており、読み応えのある特集でした。戦後のタブーという表現が座談会の中に見られましたが、歴史認識問題しかり、国土計画しかりということかもしれません。戦後60年を迎えてようやく過去をしっかりと見つめ直す機運が出てきたかと思いました。
(日揮(株) 中島晃)
すべての国民が社会を支える側に参加できる「参加社会」の構築と、経済的豊かさを確保するための「国際競争力」の保持が求められていることに同感です。少子高齢化を希望に満ちた社会としていくために少ない子供達が安全に暮らしていける社会を残すことの重要性は大人である我々が真剣に考えるテーマだと思います。「国土学」という本質的で深い議論を私も期待します。
(JH 竹縄謙作)
インフラの維持管理に関しては非常に重要な時期にさしかかっている。大規模な改修時期を迎え維持がなされず風化する土木構造物が増加する一方で、都市部では居住地と交通網が近接することによる住環境の悪化などもあり、これらも国土学の一つであると考えられる。
これらは将来を考えたインフラの集中と精査と、目的に応じた適切な土地利用を行えれば、大幅なコストの増加を抑制できる問題であり、両者は表裏一体の関係にあると考える。
最後に「社会的共有権」という言葉が私自身これまであまり認識のない言葉であり、新鮮で非常に考えさせられました。
(匿名希望)
日本では都市と非都市の境目がないとは常々感じてはいた.このように文書で指摘されると改めてそう感じる.
日本を車で移動していると,常に都市部を通っていることを感じる.西洋諸国でレンタカーを借りて移動していると,都市部と非都市部の境が明確であることがよくわかり,非都市部では人の飛び出しがなく車の走りも心地よい.日本ではどこを通っても街ごとに変わりがなく,ビルも住宅も混在しており景観といえるものではなくなってしまった.住宅過剰になると予想されることから,これからはスラム街が現れないように対策が必要であるとおもわれる.
(東電設計 斉藤修一)
有事大規模自然災害・大規模テロ、弾道ミサイル)に人名の損失を極限できるような社会基盤を構築するため、危機管理の側面に配慮することは確かに重要と思います。しかしながら、現在の公共事業は、予算上の制限を今まで以上に受け、極力コストを下げた中で所期の目的を果たす機能を有することが最も重要視されているように思います。何を重要視し重点投資するのか、また、その財源の確保など抱える問題は多いですが、土木技術者として、こういった意識を持って取組んでいきたいと思います。
(匿名希望)
北海道に敵が上陸したら焦土作戦しかなかったのですね。冷戦が終結して本当に良かった。自然災害は何度も経験しました。テロもありました。そして次はミサイル危機ですか。脅威がますます身近に迫ってきていますね。未然に防げるものならそうしたいものです。が、やはり事象が起こってからの対処を考えざるを得ないようです。少しでも多くの国民が生き延びることができるよう、社会基盤整備のため有効に税金が使われることを望みます。そして国土学の発展に期待します。
(匿名希望)
未来の予知は、現在では永遠の課題のような気がします。
地震なので災害に対しても、犯罪等に対しても。
「マイノリティー・リポート」という映画を思い出しました。未来の犯罪を予知できる時代の話で、未来に犯罪を犯す前にその犯人を逮捕してしまうという話だったと記憶しています。そんな時代がくるのでしょうか。自然災害等による被害はとても大きく、一言で悲しいと言っても言い表せないほどです。予知もさることながら、災害に対しての事前対策および復旧等も考えていきたいと思います。
(復建エンジニヤリング 永井紘作)
地震,土砂災害,洪水などの前兆現象についての研究が今どこまで進んでいるのか,そして昔からの経験則で,どんなことが言われているのか,それぞれにどんな科学的根拠があるのか,が紹介されていた.ことわざ,は身近な現象なので,その根拠も合わせて覚えれば,ちょっとした知識人だな,と思って読んでいた.では,これらの現象をふ
まえて真剣に避難する人はいるのだろうか.記事中では,前兆といえども,その後に100%その現象が起こるわけではない(100%と言い切れない)ので,日ごろからの防災への備えが大事,としている.前兆が起こったときに,いかに早く,声を大にして伝達し,避難しなさい,と言い切れるかがポイントである.また,誰がどういう形で言うのか.まださらなる,技術革新が必要なのかもしれない.この点について,知りたいところである.
(京都大学大学院 福林良典)
災害の危険性を自然現象から予知できるというテーマがとても気に入った。いろいろな自然現象の中からおおよその災害予知ができるというもので地震予知の例は15例程度あったが、意外に知らない例も結構あり、私自身勉強になった。「備えあれば憂いなし」のことわざがあるように、知っていればその対策(防災)については誰しも考えているのでその際の被害を相当程度、低減できる。この自然現象からの予知は、誰が教えるというような内容でもなく昔からの知恵の伝承だと思っているし、現代では自然現象を各種解析で予想(予知)するような時代になっている。そんな中、昔の人たちはこうした知恵だけで防災意識を高めていたとなると思うと、我々がいかに防災や予知に対しての意識が低いか露呈していると感じた。国民一人一人の防災意識改革は我々土木屋が発信していく使命があると
切に感じた。
(若築建設(株) 井上譲)
阪神大震災のときも地震の前兆現象がいろいろ言われたが当時は何の因果関係もないなどあまりまともに扱われてなかったような印象だった。科学的に予兆を特定できない限りは、原因はよくわからなくても、この特集のように現象をまとめて次に起こるだろう災害の事前対策としては重要だと考えます。
(鉄道建設・運輸施設整備支援機構 増田康男)
自分だけは被災しない、という考えを排して、謙虚に自然を見ていれば、ここで紹介されたような前兆現象を捉えることもできるかもしれません。今月号は、災害に関する記事が多かったこともあり、災害に対する物心両面の備えを再認識するよい機会となりました。
(日揮(株) 中島晃)
地震や異常気象などの予知・予測は興味のあるところです。しかしながら、最近、週刊誌などで○月○日に××地方で地震がおこる?などの見出しを見ることもあり、解明されていない地震予知という考えに少なからず疑問をもつこともあります。
一方、土砂災害や大雨の前兆などは、行政やメディアで事前周知を行えば、災害をもっと減らすことができるのではないでしょうか。いずれにしても、地震や自然現象は止められませんし、正確に事前予測することも難しいものと思います。しかし、災害は事前に対策をすることで、減らすことができるはずですし、それが土木の役目であるものと思います。
(本州四国連絡橋公団 大倉章弘)
ここでは「自然災害の予知」として、「地震」「土砂災害」「気象」3テーマについて集点を当て紹介されている。身近に起こり得るこれらの現象についての「予知・予測」は非常に興味深い内容であり、事前に予防することで被害の軽減になる。
<地震>では、様々な前兆現象とそれらに対する科学的な説明、並びに、「地震のことわざ」は知っておく事で参考になる。子供の時から防災の重要性を教育していかなければならないというお考えには共感できるし、<気象>の、観天望気のいろいろについても、普段の生活の中で少しでも気にとめておく事ができれば、気象災害に対する前兆現象として防災意識を高めることが可能だと思う。
(三井建設工業 鈴木茂夫)
6月1日に東京湾では短時間に4回にわたる地震が観測され、大地震との関係はないとの見解が出されているものの、首都圏で生活する者にとっては不安な日々を過ごしており今回の記事に特に関心を持った。
この記事を読み、どうやら直前の地震予知は、歪み計や傾斜計、地震計などを用いた従来の測地学的な研究手法よりも電磁気学的な研究手法の方が確からしいと思えるようになってきた。地震の前触れとして、地殻の微小破壊が生じ、そこから磁気パルスが発生し、大地や大気の電界や磁界が乱される。その結果、地震雲、電気製品の異常、ラジオの受信状態の変化、人間よりも鋭い感知能力がある動物の異変などを通して、我々人間が異変に気づくと考えれば説明がつく。これらの電磁気学的な研究は、他のノイズと地震の前兆との見分けがつきにくいことや、地震発生までには様々なパターンがあるため、時期、場所、規模を確実に予測することは現状では難しいようである。しかしながら、M6を超える規模の地震であれば、前兆現象が広い範囲にわたり現れるようなので、研究の進展に注目したい。インタビューでは予知の精度について触れられていなかったので、規模の大きい地震についての近年の的中率をぜひ知りたい。
一方、仮に予知できた場合、個人がどのような行動をとるべきか理解している人がどれほどいるだろうか。異常時はパニックに陥り冷静な判断ができなくなるため、本文にあるような災害が発生しやすい地域に危険性をあらかじめ教育するだけでは十分でない。発生することを前提において、震災発生時の個人レベルでの具体的な行動をあらかじめ作成し、定期的にシミュレーションできるような仕組みを作りあげることに今後は力を注ぐべきではないだろうか。
(JR東海 石川達也)
昨年から多くの災害が国内外で発生し,多くの人的・物的被害が出たため庶民レベルでの防災意識がこれまでにないほど高くなってきている.ある意味,今は防災教育を普及させる最大のチャンスとも言える時期であり,ここでうまく軌道に乗せることがまだ来ていない大災害の被害をミニマムにすることに繋がると思う.例えば,小学校・中学校レベルでの災害に対する基本知識と対処法の習得のための授業を毎年1回行うようにしていくとか,継続的で確実に記憶に残せる教育が必要ではないかと思う.また,今日のように国際的な交流が盛んになると,災害弱者になりやすい外国人に向けた防災ルールの普及も必要になると思われる.その意味では,国際的な防災ルール作り,特に危険を意味する警報や言葉(火事・地震・津波・洪水・土砂崩れ・台風・大雨などなど)の相互認識を深める必要があるのではないでしょうか.
(九州大学 矢野真一郎)
防災教育活動の内容以上に、このタイトルには考えさせられるものがある。あの災害の後、政府や機関は防災教育の重要性を説き、防災教育にお金をかける。人は防災教育を熱心に受ける。しかし、防災教育の重要性はあの災害の後急に高まったわけではない。災害前に防災教育にどれほどの予算が割かれていただろうか?仮に防災教育の場があったとしてどれほどの人が真摯に耳を傾けたであろうか?大変残念なことではあるが、普通の人は経験することでしか本当には学べない。浜口梧陵のような人は所詮、少数派であり、だからこそ物語となる。被災者に対して非常に不謹慎と思い、実際にこのような問いを口にすることはありえないが、「では災害前に教えていたとして、あなたは真摯に受け止めることができたでしょうか?」という問いがどうしても頭に浮かんでくる。そんなことばかり言っていては救われないので、せめて大災害でみなが防災教育や防災体制の必要性に目覚めている今を大事に活用していきたいものである。近い将来起こるであろう東海地震の際に今回の大災害の教訓が少しでも活かされればよいと思う。
(日揮(株) 中島晃)
大津波の被害に対し,どうあればさらにその程度を低減できたのか,そして日本はどういう貢献ができるのか,と復興が進む中で,将来を見据えた行動の指針を示している.その中で,大きな構造物を作成するだけでなく,人命救助を第一命題としたときに,避難体制,防災意識の向上,など防災システムの整備に注目されている点が特徴的だった.国際協力の視点で書かれているが,日本国内,我々の身近 なところでまず,防災システムを再点検する必要があるのではないか.
(京都大学大学院 福林良典)
私自身もこの津波被害調査のためにスリランカへ行ったことから,大変興味深く記事を読ませていただいた.このレポート中,人口が多いマレ島では高波護岸などの多くの費用のかかるハード対策が可能であるが,その他の周辺の小さな島々では,このような大規模なハード対策は困難であることが述べられていた.費用対効果を考えたとき,おそらく携帯電話などの情報インフラの整備によるソフト対策が最も可能性が高く,広く普及できる防災対策ということになると考えられます.防災情報インフラの最先端の技術開発状況などを,今後紹介していただきたいです.
(九州大学 矢野真一郎)
数々の日本のODAがあると思われるが,大津波に対して効果があった具体的案件が紹介されており,その効果の説明によって興味がわいた記事である.
(東電設計 斉藤修一)
災害が起きるとすぐに被害状況の調査が行われ発表されているが、この記事のように被災しなかった事例を示すことは重要だと思います。インド洋大津波では、多くの被害について報告されているが、このモルジブ・マレ島のように死者や重軽傷者が皆無で、護岸本体も全く被災しないのでは大きな記事として取上げにくいものになってしまうと感じています。この津波に対して被災しなかった護岸のすばらしいところは、防災機能を果していると同時に生活空間も提供しているところである。沿岸域の防災対策については、広範囲に対しての整備が必要であることから、資
金面などから難しい事である。防災教育や防災意識等の普及が安全に繋がることと思う。
((財)港湾空港建設技術サービスセンター 島田伊浩)
毎年紅葉の季節になると首都圏では必ず神宮外苑のいちょう並木の風景がテレビに画面に映し出される。私自身も一昨年前に初めて訪れた。毎年多くの人が訪れ、魅了されるのには様々な理由があることを知った。
わが国でもっとも完成度の高いヴィスタであること、いちょう並木は当初は青山通りより徐々に低くなるように配列して遠近効果を高めたこと、わが国で初めてのアスファルト舗装がこの道路に用いられたこと、内外苑連絡道路などが東京都市計画区域内で初めて風致地区に指定されたことなどなど。世間受けがよく、かつ我が国の土木遺産として価値があるものを今後も紹介してもらえることを期待している。今年の秋は、単にいちょう並木を見に行くだけでなく、家族に薀蓄を語りながら周辺の景色を楽しみたいものである。
(JR東海 石川達也)
しばらくの間見ていないが,外苑のイチョウ並木は都市部においてすばらしい風景である.
80年前にの整備で風致地区として指定され整備されたものが現在では数少ない落ち着いた景観となっている.後世に残るようなもの土木遺産は学会誌で紹介するにふさわしい.
(東電設計 斉藤修一)
「発注者のいいなり」という言葉が目に付きました。私が考えるコンサル業務は、サービス業です。御客様の痒い所に手が届くような情報提供が必要だと思います。いいなりとは違うのでは。確かに、御客様第一という考えはあると思います。そして、反論ということも少ないかもしれません。しかし、御客様が悩んでいることを解決できてこそ、コンサルだと思います。コンサルは、御客様の様々な要求に対して応えられるように、知識や経験、また人脈等を陳列したコンビニのような存在だと思います。あそこに行けば、いつでも手軽になんでも揃う。まさにコンビニエンスで良いのではないでしょうか。私自身はまだまだ小さな商店です。商品も陳列出来るほどございません。それでも、早くコンビニになれる様、日々努力しています。
(復建エンジニヤリング 永井紘作)
地方の少子高齢化社会問題対策についての話であったが、非常に元気のある活気のある町だなあと感じた。まさにタイトルにある「逆境を逆手に・・・」とある通りだった。その対策の中で高齢者の職場を斡旋し、生き生きと働いている現状のレポートはとても嬉しく思った。都市部の高齢化対策は実際にどういう具体的な方策があるのだろうかと考えてみた。都市部は高齢化を率でみた場合には比較的小さくても町丁目単位で見ると現実に超高齢化地域になっている。こうした地域と周辺地域との調和を考えていかなくてはならないし、よく都市部から地方部へ発信という
ようなことを言われていたが、実は地方部から都市部が学ぶことは少なからずあると感じた。よい部分をうまく取り入れて都市部も上手に活性化できるように、今後土木を通して少しでも貢献したいと思う。
(若築建設(株) 井上譲)
四国に元気な町があることをうれしく思います。町の独自性を生かした産業を生み出すなどは、ほかの町でも大いに参考になることでしょう。「彩」産業から、若者定住の施策へ、それが軌道に乗ればこんどは、「彩の町」として、観光にも力をいれてみてはいかがでしょうか。
(本州四国連絡橋公団 大倉章弘)
まず,「つながる」というテーマで連載されているこの企画の展開が,おもしろいと思いました.次はどんなところへ取材にいかれるのか,楽しみにしていたので,連載が終わるのは残念に思う.
今回は,土木と市民のつながりを一般に広く知らしめたイベントの紹介であった.我々の所属する,そして誇りを持つ「土木」について,その魅力を伝えたいという,土木屋自身からの心の叫びを形にされた実例だと思う.自ら技術を説明することの冥利,一般市民に見てもらうことによる,現場作業従事者のモチベーションの向上,と前向きな効果があったとのことである. では,費用はどのくらいかかったのか.その出所は?この点もふまえたうえで,このイベントの成功を認識するべきだと思う.そして,工事の規模にかかわらず,土木の魅力,誇りを認識してもらえれば,と感じました.
(京都大学大学院 福林良典)
私も以前に新幹線の工事現場に地元の方を案内したことがある。工事にあまり協力的ではなかったので、あまり来ないかなと思っていたが多くの方に来ていただき、やってよかったという感想をもったことがある。工事中だと危険な箇所もあるので、なかなか一般の方を呼ぶことは難しいが関係者の協力を得て、やっていかなければならないことだと発注者として考えさせられました。
(鉄道建設・運輸施設整備支援機構 増田康男)
第3者に理解しやすく、事柄を説明できるプレゼンテーション能力も土木人には求められると感じた。そして、自分が体験したこと、考えたことに基づく言葉で行わなければ、本当の感動、楽しさを伝えることはできない。垣根を越えるのに重要なのは人と人のつながりであると感じた。
(匿名希望)
(1)今までは「この指、とまれ」のコーナーはあまり読んでいなかったのですが、様々な意見が飛び交っていて、とても有意義でした。こういうコーナーは大事だなと思いました。
(2)リポートで国境に架ける橋という記事がありました。良いですよね。土木構造物によって繋がる文化があるというのが。このような時事に惹かれて、私は土木分野を選んだのだなと改めて感じました。
(復建エンジニヤリング 永井紘作)
技術者倫理についての講演を聞く機会がありました.もし,学会誌で取り上げられることがあれば,その倫理に反してしまった方(談合事件で捕まった方など)の話を載せてほしい.よりリアリティのある内容になると思う.どこでどう,倫理観が失われていってしまったのか,そして現在,後悔されているのかどうか,何を思われるのか.
(京都大学大学院 福林良典)
羽田空港の拡張工事に至るまでの経緯やその概要について、羽田空港の歴史から追った特集を組んでいただけると良いと思います。
(若築建設(株) 井上譲)
最初のページに編集委員の顔と一言が載っているがよい企画だと思います。相手の顔が見えるとこちらも
気をいれて読む気になります。
(鉄道建設・運輸施設整備支援機構 増田康男)
PP74、右欄、下から10行目。「万」の字入れておいてください。約54万m3が正。校正はとても大事ですね。
(匿名希望)
私は自転車が好きで、ツーリングに出かけたり、レースに出たり、自転車通勤をしたりと自転車生活を楽しんでいます。
最近、自転車を交通機関として見直そうという動きがあることを知り、大変興味をもっています。そう思って街を見てみると、不必要な自動車がいかに多いことか。自動車を否定するわけではありませんが、現代の日本は過度に自動車に依存することで、効率性、生活環境、安全性を犠牲にしていると思います。しかも多くの人がそのことに気づいていない。 そろそろ日本でも、様々な交通機関の特徴を活かした交通システムの構築を考えてもよいのではないか。自転車がそのきっかけになるなら、自転車好きの私としてはとてもうれしいし、楽しいことだと思います。そういう特集、あるいはインタビュー記事を学会誌で取り組んでみてもらえないでしょうか。
(日揮(株) 中島晃)
Copyright 1996-2005 Journal of the Society of Civil Engineers