土木学会誌2月号モニター回答
天然ガス事業に従事する者の一人として、興味深く拝見しました。サハリン2以外にも8つのプロジェクトがあったことを知らなかったのでその規模にまず驚きました。サハリン自体、馴染みのない土地でしかも寒冷地であること。その場所におけるLNGプラント建設の困難さ、日本の新たなエネルギー戦略という意味であらためてその事業の意義を感じるところです。また小林秀夫さんに聞きましたでは、建設工事における具体的なエピソードについてインタビューされておりますが、ロシアの許認可問題、現地における事例についてわかりやすく説明されております。海外における事業リスクとそれをひとつひとつ克服していく技術者の心意気を感じました。CE REPORTにおける3つの話題においても、施工環境の厳しさ、環境への配慮が伺えます。今後の報告が待たれる内容です。
(所属:東京ガス 氏名:小原裕之)
事業費についての記述がないのでわからないが、相当な予算をつぎ込んだプロジェクトだろうか。そこに人が住んでいる以上は守るべきものがあるわけで、生命・財産を重要な事業であるということは理解しているが、投資効果がどれほどのものなのかということが気になってしまう。完成時のリポートでは、総事業費やどの程度の津波を想定した強度設計をしているのかについて記述を願いたい。
(所属:千葉県 氏名:鈴木善也)
我が職場にも毎年インターンシップとして学生がやってきます。彼らにとっては、社会人になるための予行演習ができるわけですから、貴重な経験になるだろうと思います。受け入れる側も、学生の若く元気な取り組み姿勢をすがすがしく感じ、初心を思い起こさせてもらっています。邪念なく真剣に取り組んでいる姿を美しいと思う反面、会話からはまだ幼さを感じることもあります。ただし、受け入れるからには、彼らに何をやってもらうのかを考えて準備しておかなければなりません。デスクワークだけでは面白くないでしょうから、現場に連れて行くことも考えます。結構時間と気を遣うものです。彼らが社会人になってからの感想を聞いてみたいものです。
(所属:東京都 氏名:馬場 敦)
ゼネコン・官公庁の双方の担当者が、現場実習に来る学生に求める姿勢として、目的意識・問題意識を持ってインターシップに参加されたい、という共通の指摘がありました。
適切な目的意識・問題意識を抱き、より有意義な実習とするためには、学生自らが実習先の業務や事業内容に関する事前の学習や背景調査等は不可欠ではないか、と考えます。
参加目的別のアンケートからは、事前調査の有無については記載されていなかったが、事前調査の実施により現場実習の成果は、これまで以上に向上させることになると思います。
また、現場実習の内容は報告書として整理すると伴に、現場報告会などを実施してはどうでしょうか。
これにより、学生個人が実習の成果を整理し、問題解決の方策を改めて考えることができると同時に、学内の共有財産となる、さらには、大学側は実施の成果を客観的に評価することも可能となると思います。
各大学が目指すべきは、現場実習だけでなく様々な課題や問題に対して、こうした学習姿勢を持ち続けることのできる学生を育成することではないでしょうか?
(所属:東京都都市整備局 氏名:荒木成文)
わが校でも、長期インターンシップ、海外インターンシップを開始しようとしている。しかしそうした新たな試み以前に、これまでの短期のインターンシップの有効性について、やや疑問も感じていた。学生の報告書を読めば、それぞれ大学では得られない経験に満足感を持っていることはわかる。しかし、個々の内容を比べてみると、専門性や教育効果のばらつきに困惑したのである。本特集を読み、大学と企業の双方がインターンシップの対象者や目的を明確化する必要があることが再確認できた。インターンシップタイプモデルなど、来年度募集時にもすぐに応用していきたいと感じた。また海外インターンシップでの受け入れ先の考え方、長期インターンシップでのカリキュラム内の位置づけや運営システムなども大変参考になった。ただ、海外インターンシップでの往復航空券代、保険代、現地実習費の補助など、地方大学との財政状況の違いが気になる。具体的な補助の方法なども知りたかった。
(所属:山口大学 氏名:関根雅彦)
土木における若手技術者の育成は大きな課題である。インフラ整備が一段落し、IT産業などと比べると地味な活動が必要とされる建設業へ、学生の興味を引きつけることは、並大抵の努力ではない。インターンシップの現状で指摘されるとおり、インターンシップは就職活動に直接影響を与えないものの、就業意識、ひいては学習意欲の向上につながっている。受け入れ側にとっては教育的な要素が多くなっているが、この業界の将来を考える上では、避けて通れないものであろう。
(所属:清水建設 氏名:浅田素之)
30年以上も前の夏季実習のことは今でも鮮明に覚えている。当時の建設省荒川下流工事事務所で5週間を過ごし、明治時代からの風速データを基に、どの程度の波が荒川河口に発生したかを計算するプログラムを組んだ。まだはしりであったコンピュータに悪戦苦闘し、夕食前には荒川河川敷で野球の練習に汗を流した大学3年時のひとコマは、大変貴重な経験として私の心の中に残っている。
(所属:首都高速道路(株) 氏名:小島 宏)
かなり昔の話ですが、私の職場でも学生の現場実習が行われていました。指導マニュアルもなく、現場の職員にお任せ状態でしたが、現場立会や図面書きなど職員と同じ仕事をさせていました。その後、人づてに開発局に採用されたと聞き、興味を持ったのかなと喜んだ記憶があります。土木に対する学生のイメージは年々悪化していると感じます。マスコミ報道でもいい話は聞こえません。でも技術屋としての立場で現場を体験すると、ほかの分野に引けを取らない面白みも発見できます。悪いイメージを払拭し、優秀な人材を確保するためにも、インターンシップは有効と考えます。
(所属:国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 氏名:櫻庭 満)
インターンシップ制度は、日本においては、まだ、定着しているとは言えませんが、土木系学科においては、かなり歴史があるとのこと。本制度は学生及び受け入れ側双方にメリットがあると思われるので、制度を高めて、早く大学教育に根付くことを望みます。25年前にもあれば、私も、きっと応募しただろうなぁと思います。
(所属:大阪府 氏名:大賀浩一)
土木の伝統的な現場実習と最近流行のインターンシップ、その違いは何だろう。そんな問題意識を持ちつつ読みました。とても面白くて、インターンシップについて考える良い機会になりました。
それで、考えた末の私の結論は、 「様々な分野でインターンシップが脚光を浴びてますが、土木屋は昔からその良さを理解していて、現場実習という形で教育に取り入れてきました。現場実習の意義は今も昔も変わっていません。この伝統を誇りに思い、世の中の潮流にも大いに乗って、今後とも現場実習を行いましょう。」という感じです。みなさんはどうだったでしょう。
ただ、欲を言えば、このように読者に考えさせておしまい、という内容は迫力に欠けます。このテーマについて深く考えた編集者の皆さんには、土木のインターンシップかくあるべき、との思いがあったのではないでしょうか。もしそうだとすれば、その思いを是非読者に伝えて欲しいと思いました。
(所属:科警研 氏名:森 健二)
現在の建設業は、不祥事等の影響もあり、人気の低い職種となっている。私が入社した当時も3Kなどと言われ、土木系の学生も異業種に職を求める者が少なくなかった。私の場合は、在学中に建設会社に進んだ先輩から、土木の魅力について話を聞く機会に恵まれ、自分の選んだ道に自信を持って建設会社に就職することができた。
そのような経験からも、学生の皆様にはインターンシップを活用し、土木の魅力を直接感じとって欲しいと思う。また、人々の生活にとって、土木はなくてはならないものであるが、明るい未来ばかりではないため、改めて進路
を考える機会として参加されても良いのではないかと思う。逆に、建設業に従事する我々は、インターンシップに限らず、土木の大切さや魅力を少しでも多くの方に理解していただける機会を増やす努力が必要であると考える。
(所属:東亜建設工業株式会社 氏名:井上博士)
二十数年前、建設省(当時)の松山工事事務所に現場実習へ行ったことを思い出しました。実習で何を学ぶかなどの問題意識は低く、初めて訪れる四国はどういうところだろうかなどと、半分旅行気分だったような気がします。受け入れて下さった方々には、すみません。しかし、専門と直接結びついた就業体験は、将来の仕事観に大きな影響を与えたと思いますし、それなりに意義があったのではないかと思います。海外インターンシップの話題が出ていましたが、そのような機会を持てる学生は非常に恵まれていると感じました。
(所属:原子力発電環境整備機構 氏名:安藤一郎)
インターシップ制度のはじまりと現状が,様々な角度で示されており,大変興味深い内容でした.この特集をみて,インターシップ制度の既知の有無に拘らず,興味をもつ学生が増えると思います.私自身はインターシップに参加した経験はありませんが,参加した人の話を聞くだけでも大変勉強になりました.また,当たり前のことではありますが,受入れ側の方の意見を拝見して,学生がインターシップに臨む態度は体験してみたいという気持ちだけでは不十分であると感じました.そのことから,記事の中に学生側のインターシップ参加の目的と感想の他に,受入れ側から見た参加した学生の感想についても同様にアンケート等の結果があれば,学生がどのようにして参加するかをより考えることができるのではないかと感じました.
(所属:金沢工業大学 氏名:山本恵理子)
非常に良い特集だと思いました.土木工学分野において,大学における実習には限りがあり,学生が学外で実務を経験することは,学生の土木工学に対する意識を高める上で非常に有効であると思います.記事にもありましたが,アメリカやカナダにはCooperative Education(Coop)というプログラムがあり,そのプログラムの学生は,学期単位で企業などで働き,実務を経験します.私が以前勤務していた企業でも,ノースイースタン大学やコーネル大学からのCoopが常に数人オフィス内にいました.彼らは,会社にとってお客さまではなく働き手の一人であり,普通にプロジェクトに参加し,仕事を分担されます.学部の学生には,少々難しいかなと思いながら一緒に仕事をすると,その理解度の良さに驚かされることもありました.日本の学外実習の多くは,それほど長期間ではないと思いますが,授業で勉強したことが,実際にどのように使われているのか「体験」することは,非常に有効であると思います.学外実習の長さやその形態など,いろいろと議論するべきところはあると思いますが,今後も学外実習の機会を学生に提供することが重要であると考えます.
(所属:名古屋大学 氏名:北根安雄)
当社でもインターシップの学生を毎年受け入れていますが、本誌の内容からも、現状としては「学生」「企業」が”明確な目的意識”を持って、積極的に取り組んでいるとまでは行かない状況、段階であることが伺えます。インターシップについては、学生の目的も様々であると思いますが、企業側の姿勢としては、インターシップを”学生の教育の場”として明確に捉え、”学生の教育に企業が積極的に参加していく風土”を醸成することが必要なのだと感じました。
(所属:東京急行電鉄株式会社 氏名:野川達也)
私が学生のときも3年生のときに地方公共団体にお世話になったのが、ほとんど見学で終ったように記憶しています。この数年職場でインターンシップを受け入れる側の立場になって感じることを2点ほど。特に3年生の夏というと、専門知識もまだまだ基礎レベルで「実践」・「訓練」レベルまで到達するのは難しいのが実態で、「観察」に終わらず「体験」まではできる課題を与えています。もうひとつ、これから就職先を考えるにあたって、実習先の業務内容以外に “土木工学”を学んだ人に話をたくさん聞いてもらえれば、今後の何かしらの参考になるのでは?と思っています。私もそうですが、実習生を受け入れて、どんな時間をすごしてもらおうと悩んでいる方も多いのでは? 学会誌で特集するのであれば、概念的なものより、もう一歩踏込んで、例えば具体的にどのようなメニューで行っているのか、それに対して学生はどう思っているのか、を調査・分析した結果等あれば、なお良かったのではないかと思います。
(所属:西日本旅客鉄道株式会社 氏名:山本信弘)
自分自身も経験した学外学習ですが、その時(大学3年)には、特集にあるような問題意識を持たずに学外学習を実施していました。編集企画主査の「特集を終えて・・・」では、「学生諸君に読んでいただきたい」とありましたが、まさにその通りであり、また、受け入れ側の我々も再認識しなければならない問題と感じました。
(所属:国土交通省 氏名:松浦利之)
私が学生であった数年前は、就職活動は冬の真っ只中にありました。私の同級生たちの中にもインターンシップという制度を利用する同級生がいましたが、本音を言えば、インターンシップを利用すれば就職活動に有利になるといった考えを持っている人もいたことが記憶に残っています。現在は、就職冬の時代も明けて学生たちにはある程度の心の余裕があり、藁をも掴む思いでインターンシップを利用するといった考えの学生は少ないかもしれません。しかし、こういった状況になれば、ますますインターンシップに対する認知度は薄れていくのではないかとも思います。全国の大学の土木系学科におけるインターンシップの実施アンケートを見ても、近年増えてきたとはいえ、依然としてその門戸が広がっているとはいえない状況にあります。学生たちの認知度が低いがゆえに、利用したいという声も少ないという状況があり、大学も本気でインターンシップの普及活動に取り組まないのではないかと思います。インターンシップというものを普及させるためには、選択科目としてインターンシップを大学のカリキュラムに組み込むことで、学生が利用しやすい状況を作っていくことも一つの手ではないかと思います。
(所属:清水建設 氏名:高本絢也)
学生時代、夏休みを利用して電力会社で3週間お世話になりましたが、そのときの体験や感じた印象はその後の職を決める上で大きな要素となっただけではなく、今でも新鮮な記憶としてよみがえってきます。最近では「キッザニア東京」など、子供という感受性の豊かな時期から様々な職業の体験をする機会ができているようですが、学生からだけではなく、より小さい時期からの動機付けも大きな効果があると思います。土木現場においても地元の小学生の見学会を開催するケースが増えていますが、土木技術が本来持つスケールの大きさや社会的意義などを早い時期から純粋に感じ取ってもらうことは、持続的な土木技術者の養成につながると考えられます。それらの機会の増加に対して学会が支援を広げていくことも大変有効であると思います。
(所属:東京急行電鉄(株) 氏名:山本隆昭)
インターンシップの現状について、成果と課題がわかりやすく整理されていて興味深い特集となっていた。 特に目的意識等による類型化はなるほどと感じた。今後は、学生の目的意識の大小によりインターンシップ期間を 選択できるようにするなど、一律ではない仕組みをつくることで、学生側と受入れ側双方が満足できるような制度に なっていくことを期待する。
(所属:JR東日本 氏名:三島大輔)
題が漠然としてどこに記事の焦点があるのだろう,という印象を持った.「インターンシッププログラムとは」の答を探すと,(1)ミスマッチの解消をめざしたアメリカで始まった,(2)日本も似た経緯で始まった,(3)懇談会の報告書に重要な点が説明してある,(4)教育的効果があるプログラムである,などがあげられる.これらの話を読者の頭の中でつなげることが難しいと感じた.
(所属:山梨大学 氏名:平山公明)
ゼネコンの立場からすればインターンシップは直接的ではないが、優秀な人材を得るための手段の一つかと思います。(実際は実習に行った会社に就職する例は稀であるが)自分自身も学生時に実習に行ったのがゼネコンに入った一つの理由だと思っています。また、数週間程度の現場での経験はゼネコンを希望する学生のみならず、発注者・研究者・設計などを志す学生にとっても非常に意味のある経験ではないかと思うので、今後も土木分野においては現場における実習を中心に行うのが望ましいと感じています。
(所属:奥村組 氏名:齋藤隆弘)
インターンシップとまでは言い難いが、私も学生時代に某ゼネコンの研究所にお世話になったことがある。現場に近い立場ではなかったが、やはり、大学の研究室とは違い、会社の中の雰囲気は違っていた。会社に入って仕事するようになってからは、自分が勉強してきたことを仕事に結びつけるのがいかに難しいかがよくわかった。もう少しあの勉強を真剣にやっていたら、等と思った事がある。私が学生の頃はインターンシップのような話があまりなかったが、学生のみなさんはチャンスがあるのなら貴重な体験ができると思うので是非インターンシップを利用して欲しいと思います。
(所属:前田建設工業 氏名:内田治文)
近年、希望を抱いて会社に入社しても、数年で退職してしまう人が多い中で、 インターンシップは、そのような雇用のミスマッチの解消に役立つ制度であると考えていました。官公庁でも30年以上前から実習という形で学生の受け入れが行われていたとは驚きです。学生に実体験を通じて、行政の仕事を理解してもらえる機会が存在することは、双方の側にとって有益なものであり、このような制度がさらに学生にとって参加しやすいものになるよう発展を期待します。
(所属:鉄道・運輸機構 氏名:山ア良介)
私は住宅にシラスを使った左官材料を使用しています。素材としていろんな可能性がありそうですね。地場産業の育成にもなるとはまさに一石二鳥ですね。
(氏名:小川哲史)
イベント自体の意義は伝わってきましたが、「道づくりを考える全国の女性団体」が具体的にどのような性格の団体なのか、道路行政側がこのフォーラムにどのような形で参加しているのか、紙面の都合もあるのでしょうがよく分かりませんでした。
(所属:鉄道・運輸機構 氏名:西 恭彦)
今回の記事ではじめてこの会を知りました.全国からこんなにたくさんの女性が集まって道づくり・地域づくりについて意見を交換していたことに驚きました.確かに男性が多い道路行政側には予測しがたく盲点だった箇所が多く,このような会は重要だと感じました.また,技術者側の視点でみていて,実際使用しているときに感じる不便さを見逃しているのかもしれず,女性に限らず地域の人との交流は整備する立場になったとき重要なのだと感じました
(所属:金沢工業大学 氏名:山本恵理子)
今回も楽しく拝見しました。ただ、説明文が「終電終了から始発までの間のごく短い時間での工事が中心なり、工事関係者の苦労が窺われます」となっているのに、イラストはある程度完成した高架橋上で昼間の作業をしている様子になっていました。できれば、夜間の様子も紹介していただきたいと思います。
(所属:鉄道・運輸機構 氏名:西 恭彦)
この竜巻は,フジタスケールでF3に相当することを考えると,例えようもない猛烈な破壊力を持っていたことが伺えます.私自身,以前,アメリカの中西部のユタ州ソルトレークシティーに2ヶ月の短期滞在をしたことがありますが,幸か不幸か,その町で竜巻に遭遇しました.早朝から,湿った空気がユタ州に入り込み,山岳部で積乱雲が発生しました.正午過ぎ,その積乱雲が町の方向に移動してきて,付随するように竜巻が発生しました.夏でしたが,雹も観測されたとのこと.その時のスケールはF2で,佐呂間町の竜巻に比べて,1つランクが下です.しかし,竜巻の通り道では,家が根こそぎ破壊される様子を目撃しました.後から被害状況を確認しましたが,F2でさえ,相当の破壊力であることを実感しました.最近,日本でも竜巻による被害が報告されてきています.温暖化の影響なのか,異常気象なのかわかりませんが,F2クラスの竜巻が増えることも想定しておく必要があります.今後,この記事にあるような調査が増えていくかもしれませんね.
(所属:九州大学大学院工学研究院環境都市部門 氏名:西山浩司)
竜巻の威力のすさまじさを感じさせられ、おそらくこのレベルの竜巻に巻き込まれた場合、どうすることもできないのだろうと思います。竜巻の本場である米国では、竜巻の発生位置とその進路を予測するドップラーレーダーが国全域に配備されているそうです。津波と同様、自然の猛威に対しては一部を除いて予測して避難することしかできないのが現状ですが、将来、土木技術で克服できる日がくることを願います。
(所属:前田建設工業 氏名:内田治文)
土木学会誌の被害状況報告としては、インフラ施設・構造物の被害報告にもっと紙面を割いてほしい。標識柱の解析は風速を想定するという意味があるかもしれないが、せっかく現地に行ったのだから標識版の損傷箇所や倒れた付近の地面の傷などをもっと詳細に調査し、破壊に至るプロセスを説明できる程度の報告がほしい。場合によっては標識柱の設計強度にも影響する話ではないのか。
(所属:千葉県 氏名:鈴木善也)
こちらの工事事務所には試験施工でお世話になり、何度か訪れていただけにニュースはショッキングなものだった。奇しくも献花台が完成した日に花を手向ける機会を得たが、現場を知る者にとってはここだけが消え去ったという一種異様な空間でした。 調査内容の中では、標識柱のFEM解析結果が非常に興味深かった。解析結果と実現象の違いから、自然現象による力の解析は、未だ複雑で困難なのだと再認識しました。今後、さらに解析を進めて現場で何が起こったのか突きとめてもらいたいと思います。再発防止とはならないでしょうが、道路構造物のリブなどの補強構造設計に一石を投じることになるのではないかと、期待しています。最後に、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
(所属:寒地土木研究所 氏名:泉澤大樹)
このところ全国各地で竜巻が起こっています。地球温暖化の影響なのでしょうか。間近で見たことがないので人事のように感じていたのですが、記事ではそのすさまじい破壊力を垣間見ることができました。自然の力恐るべしです。
(氏名:小川哲史)
極寒地での工事は北海道以上に大変と分かりました。品質管理上の問題などから、寒冷地での冬期工事は極力回避したいところです。しかし、半年以上も雪に覆われる地域が多い北海道では、やむを得ず工事を行います。構造物工事は防寒囲いで対応出来ますが、土工工事はそうはいきません。”土を掘削するとその先からすぐ凍ってしまう”サハリンよりはましですが、現場の苦労は大変なものです。経済的で高品質な冬期施工方法の技術開発が望まれます。
(所属:国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 氏名:櫻庭満)
特に自分の専門(水環境)に関係があるとは思わなかったが、パラパラめくるうちに「インタビュー:環境に対する配慮」が目に入った。日頃、身の回りの工事の濁水処理の中途半端さが気になっていたが、SS<=20が基準とは驚いた。我が地元の工事でももっと環境配慮を主張していこうと思った一方で、もっと小規模な、身近な工事ではどうなのか、ロシアに限らず、各国の環境配慮の事例が知りたいと感じた。
(所属:山口大学 氏名:関根雅彦)
昨年9月の環境問題による建設一時中止騒ぎで、サハリンプロジェクトの行方を心配していたが、今月の記事を読み、プロジェクトに参加している皆さんの、並々ならない情熱を感じ取れて、すがすがしい気分になった。日本に近い場所での天然ガス確保は、エネルギー戦略上重要な位置を占める事業である。極寒のなか、環境問題にも細心の注意を払い進められていることがわかった。土木研究所の佐藤氏の「サハリンを旅して」によって、サハリンの日常が良く理解できた。次回の記事にも期待する。
(所属:清水建設 氏名:浅田素之)
サハリンプロジェクト関連記事は、いまひとつバラバラで、分かりにくいものでした。写真も小さく不足ぎみ、取り上げ方も限られた技術面だけでは、彼の国の大変さ・文化の違い等も実感できませんでした。全般的に、取材規制が厳しく困難だったのでしょうか。
(所属:東京都都市整備局 氏名:荒木成文)
環境に対してしっかりと配慮しているものと記事を読んで感じました。しかしながら、昨年このサハリン2プロジェクトに対してロシアから環境に対する不備といった点で工事中止の措置があったかと記憶しています。(政治的な面も含まれているのかもしれませんが)取材時期や原稿の期限等もあったかもしれませんが、技術者側の視点からもこういった内容(ロシアからのクレーム等)について触れてもよいのではないかと思います。
(所属:清水建設 氏名:稲井隆司)
サハリンは、確か「一番近い外国」だったと思います。だけど何も知らない。このプロジェクトのことももちろんですが、文化やその他色々なこと。一連の記事が面白かったですが、特に佐藤さんの「サハリンを旅して」が面白かったです。
(所属:清水建設株式会社 氏名:時弘みどり)
ニュース等でも話題となっているサハリン2プロジェクトの進捗状況や環境への配慮の実情について、現地取材やインタビューを通じて紹介されたことの意義は非常に大きいと考える。しかしながら、単なる旅行記に紙幅を
2ページも費やすのはいかがなものであろうか。
(所属:国立保健医療科学院 氏名:島崎 大)
サハリンプロジェクト(以下サハプロ)については、現地の状況を知る機会が少ないので、このような形で技術(とそれに関わる人)を紹介する意義は大きいと思う。あえて不足を示すなら、技術面の記述だけではなく、サハプロと我が国のエネルギー利用や政策面との関係についても記述がほしかった。また、編集の妙というのか、インターンシップ特集で「立坑は“大きい”ではなく“断面積が190u”」と説明できるようにと示されたことに応えるかのように、40頁の表−1ではサハプロの現場の各種規模についてなじみのあるわかりやすいスケール比較が示されていたことを評価したい。情報を伝えたい相手に“大きい”ことを実感させるのも技術者の役割なのだと思った。
(所属:(社)寒地港湾技術研究センター 氏名:石川成昭)
都心部での大掛かりなジャンクション建設に、とても興味を持つとともに 、そのJCT周りでの住宅建設は、とても新鮮に写りました。JCT周りは、空き地や○○ホテルが普通 だと勝手に思い込んでいる私には感動ものです。「都心回帰」が叫ばれている今、その受け皿としてもふさわしいと思いました。
(所属:大阪府 氏名:大賀浩一)
当社に関係する記事がタイムリーに掲載されていることについて、感謝申し上げます。このほかにも、中央環状線の記事など、広く知っていただきたい、また、誇れる事業が紹介されていることは、会社としても、参画している技術者個人としても嬉しいことです。当社の事業のみでなく、各地の事業や話題についてタイムリーに紹介していただいており、学会誌関係者の情報収集力には感心いたしています。このような話題となるような事業の紹介記事の掲載を精力的に続けていただくよう希望いたします。
(所属:首都高速道路(株) 氏名:江橋英治 )
最後に小さく書いてありますが、両岸から掘削するそれぞれの共同企業体とデザインビルド方式を採用したとのことです。両者で特色のある技術を発揮して施工したと思うのですが、地中接合のような境界部では特色を出すだけでなく相手方の技術とのすり合わせも必要かと思います。そのあたりを発注者と両企業体でどのように調整したのかということに興味を持ちました。
(所属:鉄道・運輸機構 氏名:西 恭彦)
完成に向けての課題とその解消に向けた努力を,簡潔に分かりやすく紹介している.現場の技術者はこんなことを考えこんな風にして困難を克服しているのだ,ということが良く伝わってくる記事だと思った.
(所属:山梨大学 氏名:平山公明)
毎回「歴史的」な土木構造物を紹介しているが、今月はRC技術そのものの遺産とも言える。技術的な意義だけでなく、デザイン的にも優れていると感じた。構造物・技術への言及だけでなく技術者教育との関連性についても述べているとことが良かった。また、前回から縦組になったが違和感はないと思う。
(所属:大林組 氏名:津久井啓介)
現在でもいえることではあると思いますが,古くから現存する橋やトンネルには,その時代の土木の技術だけではなく,地域の特性と深く関わりがあり,大変興味深く拝見させていただきました.このような時代を物語る構造物を,長く保存し,伝えていくことも土木技術者の役目なのだと感じました.
(所属:金沢工業大学 氏名:山本恵理子)
“ひめいばし“とパソコン入力すると”悲鳴橋“と出てきました。そんな名前さえぴったり合いそうな状況ですね。国土の多くの部分を覆っているコンクリート構造物の行く末を危惧します。
(氏名:小川哲史)
いろいろな比較が試行錯誤されており、検討された一つ一つについて考察が載せられていて面白い。グラフもあって見やすく、読者も結果だけでなく、データから自分でいろんな可能性を考えられて興味深かった。内容について、セメント消費量だけで建設投資を代表させてしまっているせいで相関がうまく取れないのではないかと思った。例えば「(経済力が)わが国と同程度のスウェーデンと比較すればわが国の建設投資はまだまだ多い」というのもスウェーデンなど北欧は木材利用を非常に好むことを考慮すると考察が異なってくるのではないかと思った。同様にセメント消費を比べるだけでは建設投資についての比較は一面的なものになりそうだと思う。しかしこのようにさまざまなことを考えられるということは非常に興味深い連載だと思う。
(所属:東大大学院工学系研究科 氏名:大坊彩乃)
先進国の中で比較的高いとされる建設投資をセメント消費の切り口から見ると、日本はスクラップアンドビルトの国にしては、意外にも標準的な範囲という結果に…。このほかにも、土木と建築に分けたり、アスファルト消費量で考えてみると、また違った面白い結果が出るでしょうが、今回の記事は興味深い結果でした。話はそれますが、セメント消費量が標準的ということは単価が高いのかなどと、感じたのは私だけでしょうか。
(所属:西日本旅客鉄道株式会社 氏名:山本信弘 )
広範な国民合意には、多様な意見の汲み上げが不可欠であり、耳障りな厳しい意見に対する真摯な取り組みが求められます。しかし、それ以前に、多くの国民に対して、まず興味・関心を持ってもらうことが必要であり、そのためには、ど素人のタレントや噺家をダシにせざるを得ないのかなあ、という感想を持ちました。一方、審議委員会等においては、ある事項に対して真正面から反対意見を述べることのできる専門家というのは、極めて限られるのではないか、それよりは一定数の素人委員やNPO委員の参加もありなのかな、と思いました。
国民合意以前に、議論の場の設定や参加メンバーの人選の難しさを感じました。
(所属:東京都都市整備局 氏名:荒木成文)
「耳障りな厳しい指摘にこそ組織に活を入れる栄養素がある」「イエスマンだけを集めた助言機関が21世紀の日本の進むべき道を、見識と責任感をもって提示できるはずがない」という高崎氏の言葉は重いと思います。私もおざなりなフォーラムにおけるパフォーマンスには懐疑的であったため、氏の指摘には溜飲が下がりました。ただ土木のおかれた状況からタレントをはじめとするテレビ有名人に依存しなければならない。世間の目を土木に向けられないのだとしたら、土木分野における広報活動にもきちんと向きあう必要があるという思いがしました。
(所属:東京ガス 氏名:小原裕之)
土木学会誌でこのような(楽しい)エッセーが掲載されるのも学会誌改革のひとつなのでしょうか。私は委員会等の運営に携わった経験がないので裏事情は分かりません。でもこの問題は、道路利用者からの”耳障りな厳しい指摘”を回避してきた道路事業者にも言えることです。利用者側に立った道づくりを進めるためにも、住民との合意形成(PI活動)が、より重要になると感じます。
(所属:国土交通省 北海道開発局 留萌開発建設部 羽幌道路事務所 氏名:櫻庭満)
よく落ち着いて読めば、筆者のパネルディスカッションなど議論の場所の現状への憤りというものはよく理解できたしもっともだと思う。しかし題名や、文章の書き方の重点の置き方を工夫したらよかったのではないかと感じた。これでは専門外のタレントやバカな女性が場を乱していることへの批判という印象が非常に強い。しかし本当はそういった人たちを選ぶ人たちの存在がもんだいであり、もっと問題視すべきは、なぜそういった人選が起こるのか?ではないか。政府省庁の人選への批判は最後に少し書かれている。どうすべきかの抽象的・一般的な意見も少し述べられている。しかし読者としては、もっと深く考察して、問題の根源と具体的な解決策の提示まであると満足度が高かったと思う。
(所属:東大大学院工学系研究科 氏名:大坊彩乃)
筆者の意見に全くその通りだと思った。何のためのディスカッションなのか、ただディスカッションをしたという実績だけがほしいのか、なぜこのパネリストに参加してもらっているのか・・・。受け手も注意しなければならないと思った。
(所属:千葉県 氏名:鈴木善也)
映画に登場する土木・インフラを解説していて、掲載されるごとに楽しみに読んでいる。今回はそのインフラが「東京」ということで、面白い取り上げ方だと思った。ただし悲惨な事件(子供4人だけを残して親が家出;巣鴨子供置き去り事件)を元にした映画で、自分は観たことはなかった。
確かに都市自体が一つのインフラであり、インフラの統合が都市ではある。そのインフラ・東京を正面切って表現した映画ということで、観てみたくなった。そのように「飾らず東京の風景を切り取る」ことで事件の暗部そして少年たちの生活がコントラストよく表現されているのではないだろうか、と想像している。
(所属:大林組 氏名:津久井啓介)
以前、違うところでこの映画を知っていたが、未だに見ていない。今回も前回も非常に魅力的な映画だと思わせてくれる、これまた魅力的な文章なのだが、私自身にビデオレンタルに足を向ける気配がない。自宅の視聴環境には少々投資しているのだが、運用実績は芳しくない。そこから考えさせられたのは、実行することの難しさだ。興味や関心だけでは先に進まないこともままある。趣味でこれなら、仕事ではなおのことである。魅力だけでは絵に描いた餅で、モノになってなんぼである。土木の未来も同じだよな、と、なぜかコラムを読んでそう思ってしまいました。それこそ、誰も知らない?土木の仕事にますますの実行力を注いでいきたい。本当は、知られてこその土木だよ。筆者の意図とは関係なく、そんな感想を持ってしまいました。
(所属:寒地土木研究所 氏名:泉澤大樹)
【NEWS:「東京ユビキタス計画・銀座」実証実験を開始】
1994年頃、港区の委託を受けて、港区社会福祉協議会ボランティアセンターが障害者の移動円滑化のための「港区タウンマップ」を作成しようと、ボランティアを募ったが、私は現在まで運営委員会に参加している。第一弾は本づくりで、車いす利用者だけを対象としたもの。駅から主要な公共施設までのルートを調査したが当時、いったいどのルートを歩いたら目的地にたどり着けるのかと思うくらい、街はバリアだらけだった。駅にはエレベーターが無く、車いす利用者と電車で出かけるときは、前日までに駅に連絡して階段を担ぎ上げなければならなかった。 第二弾は港区のホームページに載せたもので、視覚障害者も助言者に加わったことから、視覚障害者誘導用ブロックの調査も行った。このブロックは、視覚障害者(多くの弱視者にも)には便利だが、車いす利用者や高齢者には邪魔だと気付いた。道路空間は皆のためのものであり、皆にとって快適なものでなければならないと改めて痛感した。さらに、PCの普及にあわせ、視覚障害者が港区のホームページにアクセスして情報を得ることができるように工夫もした。 ハートビル法、交通バリアフリー法、そして2006年に施行されたバリアフリー新法と、法制度も徐々に整い、駅周辺のエレベーターも充実して、街の中で車いす利用者を見かけることも多くなった。しかし、青山通りが改修されると聞いて現地を調査したとき、放置自転車がブロックの上に置かれ、歩道にはたくさんの立て看板が邪魔をしていた。 「東京ユビキタス計画・銀座」にも見られるように、最新の科学技術を組み合わせることにより、障害者の移動円滑化が進み、障害者と接する機会が増えることにより、市民に「心のバリアフリー」も理解されるようになる可能性がある。福祉のまちづくり学会の会合で、「現場で詳細設計や施工に携わる者が、歩行者、特に障害者・高齢者のことを理解していないのではないか」と、指摘があった。障害者・高齢者が移動するとき、どのようなニーズを持っているか、どのような不便を感じているかを土木技術者が気付き、専門家として優れた対策を提案することにより市民の理解が深まることを期待する。
(所属:鹿島建設株式会社 氏名:小坂順一)
【NEWS】
読みやすい記事の長さに興味の持てるトピックがまとめてあり、情報を得るソースとして魅力を感じた。例えばユビキタスについての記事は身近なところでの計画であり、実生活にも関係があるので興味をひかれた。
(所属:東京大学大学院 氏名:大坊彩乃)
今月号は各コーナーでサハリンプロジェクト関係の記事が扱われており、1つのプロジェクトの様々な側面からの情報があって興味深く読めました。ただ、1月号の北海道関係の記事でも感じたのですが、関連記事が何箇所かに分散していると相互の関係が分かりにくくなると思います。同じ1月号のPHOTO REPORTのオーストラリア大渇水のように、関連記事を示してあると親切だと思いました。
(所属:鉄道・運輸機構 氏名:西 恭彦)
最近の学会誌の紙面構成には漫画のページがあったり、縦書きのページがあったりと、これまでの工夫とはまた一味違った新しい試みをしているようでたいへん結構なことだと思います。特に、縦書きの文章はやっぱり読物といった感じがあってとってもいいですね。ただ、残念なのは、縦書きのページを全体の中にどう割り付けるかには非常に苦労されているとは思いますが、せっかく新鮮な雰囲気で読めるところに見開きで縦書きと横書きが混在するのはなんとなく妙な感じがします。現段階では全体に縦書きと横書きが混在することは仕方ないにせよ、せめて見開きのページ内はどちらかに統一するほうがいい思います。
(道路計画 野中康弘)
2月号の日本機械学会誌、農業土木学会誌(水土の知)、土木学会誌を比較しますと、「学会らしい会誌」と「読み物的な会誌」とに分かれます。編集委員の方に是非とも比較検討して戴きたく、御願いします。
(氏名:荻原能男)
今月号も大変内容が豊富で面白く拝見させていただきました。来月号も楽しみにしております。
(所属:金沢工業大学 氏名:山本恵理子)
本号のサハリンや8月号の中東特集など、本誌編集委員が直接海外に取材に出向かれた記事がいくつか見受けられる。この様な海外取材の旅費や滞在費の出処についてお聞かせ願いたい。
(所属:国立保健医療科学院 氏名:島崎 大)
これだけのボリュームのものを毎月編集されるのはさぞかし大変でしょう。
(氏名:小川哲史)
先月号でも少し感じていたが、PhotoレポートとCEレポートの区分がしっくり来ない。どちらもタイムリーな話題を様々な切り口からレポートしているので、CEレポートに統一しても問題なさそうに感じる。2月号の場合、注力されていたと感じるサハリンプロジェクトの話題が巻頭と中盤に分断していたので特にそう感じたのかもしれないが、もう一工夫ほしいと思う。
(所属:(社)寒地港湾技術研究センター 氏名:石川成昭)
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