土木学会誌
学会誌2006年11月号

今月の表紙

■PHOTO REPORT
新潟県中越地震で被災した信濃川発電所の復旧
―大規模地震動を受けた調整池の早期復旧―
バイチャイ橋
―世界遺産に架ける世界一の1 面吊りPC斜張橋―
バンコクにスワンナプーム空港が開港

台湾高速鐵路構造物細見
 
■この人に聞く
東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授
高橋  伸夫さんに聞きました
成果の向上と人件費の抑制は両立しない
 

■特集
放射性廃棄物の地層処分における課題と取組み
企画趣旨  
1.地層処分の現状と課題 北山一美
COLUMN(1) 海外の現状 熊野裕美子
COLUMN(2) 海外からの期待 ニール・チャップマン
2.| 課題への取組み  
1.| 地殻変動、火成活動、隆起・浸食 山崎晴雄
―放射性廃棄物の地層処分における課題と取組み― 須田久美子
2.| 地下水流動、核種移行評価 井尻裕二
3.| セメント系材料の超長期の変質評価  
―数万年後のコンクリート― 芳賀和子
4.| 建設が進む瑞波超深地層研究施設 坂巻昌工
3.| 第90代土木学会会長 岸さんに聞く、 土木学会、土木技術者への期待 岸  清
COLUMN(3) 他学会からの期待 杤山 修、井上大榮
「特集」を終えて


■ミニ特集
連載「技術倫理」について考える
―土木における「誇り」と「社会理解」―
第1回「技術者倫理」を考える」
 
1.「技術者倫理」の定着と限界―現場の声を踏まえて―
利穂吉彦、野呂好幸、藤原章正
2.「技術者倫理」をいま一度考える―「心理学」からみた倫理の問題―
藤井 聡

■ミニ特集
「社会」とのコミュニケーションで、土木学会にできること
 
1.土木学会における社会コミュニケーションの「いま」
鈴木 誠
2.「土木パンフレット」の試み―小さなことから1つずつ―
藤井 聡
3.「社会」とのコミュニケーションのために、土木学会にできること
香月 智

■聞いて流せぬトイレの話
第2回
バイオトイレ−トイレに水が不要!?−
橘井敏弘
バイオトイレ−おがくずの謎− 寺沢 実
Sustainable Sanitation −なぜバイオトイレが必要か− 船水尚行
  [取材]武田智子・山口由美子
■学生記事
新米学生編集委員が行く
―鹿島建設技術研究所・首都高速中央環状新宿線トンネル工事見学―
[取材]川崎文義・松永光示・山口由美子
■温故知新
土木工学創造の泉
―土木工学ハンドブックが語るもの―
五老海正和、武田智子
■CEリポート わだい
アジアのハブ空港間競争がますます激化―バンコクにスワンナプーム空港開港― 花岡伸也
『魅力ある大学院教育』イニシアティブに採択された『実践的環境教育』 市川 新、松藤康司
自転車の走るまちづくり 土屋信行
阪神高速道路神戸山手線の神戸高速鉄道地下交差部における開削トンネル工事
―土木技術者女性の会 主催現場見学会―
山本恵理子
■CEリポート ぎじゅつ
世界最長の1 面吊りPC 斜張橋
―世界遺産・ベトナムハロン湾でのバイチャイ橋建設プロジェクト―
中村智樹
溶存気体を利用する環境改善
―気体溶解と脱気の画期的技術―
羽田野袈裟義、馬  駿、今井 剛、藤里哲彦
■見どころ土木遺産
海の道しるべ「チキウ岬灯台」 宮崎信昭
■Joker2号大内雅博の当たらずといえども遠からず
第8回 都会重視か地方重視か?―土木と建築の違い 大内雅博
■行動する技術者たち
−地域に貢献する土木の知恵の再認識−

第8回 住民対話型の道づくり
米国マサチューセッツ州元運輸長官
Frederick P. Salvucci 氏
[取材]田上貴士
■ステイトオブジアーツ
コンサルタント委員会 日下部 治、田中 弘
■わたしの本棚
多甚古村たじんこむら
山椒魚
[評者]堀田昌英
■映画にみるインフラ
スウィングガールズ 小野恭子
■今月の新刊速報
■土木学会の動き
理事会報告平成18年度第2回理事会議事録  
理事会報告平成19年度次期会長候補者の推薦について  
理事会だより会員サービス向上・会員確保に悩み多い理事たち 田至郎
協定学協会イギリス土木学会主催「安全・安心・持続可能性」会議への参加報告 四俵正俊、田至郎
■ニュース
土木学会・国境なき技師団主催の防災教育フェスティバルが開催される/「土木学会コンクリートカヌー競技」九州勢が部門優勝独占/「若手地震工学研究者の会」第25回セミナー開催/ワークショップ「構造工学フロンティア」開催される!

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