土木史研究講演集

2009年 第29回

タイトル著者
林千秋の欧米港湾視察と北海道の港湾にかける,思い - 札幌船渠論の提唱-神代方雅,田中敦幸,長内戦治,田中実,戸巻昭三1-12
品川台場計画について-新発見の絵図より-神吉和夫,肥留間博13-16
動物をめぐる景観について藤尾直史17-20
明治・大正期の納涼床営業者の鴨川官有地利用に関する研究-先斗町三条・四条間を対象として-林倫子,神邊和貴子,出村嘉史,川崎雅史21-26
実務面から見た明治期の常願寺川改修工事貴堂厳27-32
明治時代中期の天竜川・三峰川の治水関係史料-天竜川流域調査書、長野県の流域調査、天竜川測量図-山浦直人,小西純一33-40
河道特性に着目した札幌の中心市街地形成過程に関する一考察岩田圭佑,田中尚人41-46
御所用水の再建-京都市街の防火小野芳朗47-52
東京の環状街路計画の変遷に関する史的研究那須広孝,大沢昌玄,岸井隆幸53-60
秋葉古道の成立過程と果たしてきた役割などの研究中根洋治,奥田昌男,可児幸彦,早川清61-72
福知山線全通後の輸送改善に関する長期的分析波床正敏73-76
近代化土木遺産の移設復元工事-平木橋村瀬佐太美77-82
近代土木遺産としての余部鉄橋の保存と活用の取り組み福永悦男,柳澤友樹,藤原博文,川崎雅史,岡田昌彰83-90
我が国における江戸期から明治期への釣橋の展開(その7)-江戸期の古典的釣橋から明治期の鉄線橋への変遷-山根巌91-102
井川刎橋の歴史とその構造解析武部健一,松村博103-114
建設記録映画の分析による戦後日本の発電用コンクリートダム建設技術の発展馬渕浩一,今尚之115-126
遠賀川流域の土地利用の変遷に関する研究(古墳時代までの土木技術と士地開発)松木洋忠,江崎哲郎,三杯泰浩,池見洋明127-134
遠賀川流域の土地利用の変遷に関する研究(律令期の上木技術の普及)松木洋忠,江崎哲郎,三谷泰浩,池見洋明135-142
遠賀川流域の土地利用の変遷に関する研究(藩政期の河道変遷)松木洋忠,江崎哲郎,三谷泰浩,池見洋明143-152
通潤用水の維持管理における利用者の役割に関する研究古賀由美子,田中尚人,本田泰寛153-160
庄川用水の合口化門田信一,山崎廣志,安達實,日野虎彦,北浦勝,池本敏和161-166
系譜評価を主眼とした栃木県那須烏山市の近代化遺産調査加藤祐伴,福島二朗167-172
近世以前の土木遺産から見た、都道府県ごとの地域的特徴馬場俊介,樋口輝久,丹羽野真也,山元亮173-176
戦争遺跡高知掩体壕の保存に関する研究山崎利文,西岡建雄,山岡勇基,三木まや177-180
土木遺産の見学会としての活用とその教育的効果原口征人,今尚之,進藤義郎,,韮澤憲吉,小山茂,石川成昭181-184
近代産業施設としての秩父鉱山の特徴分析と映像アーカイブス化片山大輔,深堀清隆185-196
旧北海道庁による技術協議会と北海道における技術者ネットワーク形成の萌芽今尚之,原口征人,進藤義郎197-202
カンボジア12~13世紀建造の王道石橘群測量データ解析を中心として伊東孝,片桐正夫,重枝豊,大山亜紀子,加藤久美子203-208
アンコールの石橋の構造的安定性について松村博209-212
隅田川震災復興橋梁吾妻橋の設計の考え方白井芳樹213-220
ルイ・アレル・ドゥ・ラ・ノエによる鉄道高架橋群の設計に関する考察本田泰寛,小林一郎,星野裕司221-226
城郭石垣における石材間の摩擦特性と個別要素法解析によるシミュレーション山本浩之,西形達明,八尾眞太郎,西田一彦,笠博義227-236
高松城天守台解体時の力学調査と保全工法西田一彦,大嶋和則,玉野富雄,金岡正信,北園和憲,山中稔,白石建235-242
地籍測量史の研究(その2)-地籍制度の変遷と地籍図の制度の関係について-簗瀬範彦243-252
我が国の産業遺産活用についての一考察 -(社)土木学会誌「CEリポート」に掲載された記事のまとめ-西尾敏和,湯沢昭253-260
西川緑道公園の誕生-岡山市内用水の景観成立-竹内沓平,小野芳朗261-266
1780年代のル・アーヴル港拡張計画について根岸美幸267-270