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「第5回水シンポジウム2000 in くまもと」の開催
開催日:8月8日[火]・9日[水] 第5回水シンポジウムが,8月8日[火]に熊本県(熊本市)で開催されます.水が自然や人に与えるさまざまな恩恵について共に考え,住民,学会,行政の役割を住民参加をとおして明確にし,かつ連携を深めることにより,水と人との好ましい関係を21世紀に発信することを目的とし,下記のとおり開催します. 記 1.主催 ―――― 第5回 水シンポジウム2000 in くまもと実行委員会 (土木学会水理委員会,建設省,熊本県,熊本市) 2.共催 ―――― 熊本県文化協会 3.後援 ―――― (財)河川環境管理財団,マスコミ(予定)等 4.開催期日 ―― 8月8日[火]・9日[水] 5.開催会場 ―― 熊本市産業文化会館 〒860-0806 熊本市花畑町7番10号 TEL 096-325-2311 6.プログラム ・第1日 10:00−10:20 ○開会挨拶,開催挨拶 土木学会水理委員会委員長 東京工業大学教授 池田駿介 九州地方建設局長,熊本県知事,熊本市長 10:20−11:50 ○基調対談 肥後の水愛護基金 永野吉彰 作家 光岡 明 13:00−16:00 ○分科会(4分科会) 基本テーマ:住民参加 第1分科会:うるおいのある水辺環境の保全と創造 コーディネーター 熊本大学助教授 大本照憲 河川環境の保全等を進めるためには,現況の河川環境に配慮した事業の展開や,河川に関わる 市民団体との連携が不可欠である.くまもとの自然豊かな環境を未来へつなげるためのさまざ まな施策や事例を紹介し,これからの住民活動と一人一人の役割について再認識する. 第2分科会:女性・子供からみた川づくり コーディネーター 環境コーディネーター 中村幸子 古来より,人々は身近に存在している河川と接することで,生活基盤を構築するとともに,人 として必要な精神的価値を高めてきた.戦後,人間が自らの利便だけを追求した結果,川は人 間社会とは分離した異質な空間へと変貌した.川が本来持つべき姿,機能の再興のためには何 が必要かを,特に女性・子供とのかかわりの視点から考える. 第3分科会:火の国くまもとの水循環を考える コーディネーター 元熊本大学教授 下津昌司 阿蘇火山活動によりつくられた地質により育まれる,豊かで名水と謳われるくまもとの水は,社 会環境の変化,土地利用の変化による地下水への涵養量の減少や水利用者の節水意識が高まら ないことなどにより著名な湧水が減少するなど,危機に瀕している. この,くまもとのおいしい水を将来にわたって健全な状態に保持するために何をすべきかについ て,さまざまな施策等の紹介を行うとともに,今後の行政・住民の役割について議論を展開する. 第4分科会:これからの公共事業と住民参加 コーディネーター九州大学大学院教授 小松 利光 開かれた河川行政の実施,地域と河川の関係の再構築等,河川行政に対する多様な要請に応え るためには,河川における今後の施策はいかにあるべきかについて議論する.最近話題となって いる公共事業の事例等を取り上げ,今後の事業の進め方や,行政・住民の役割と責任について 認識を深める. 16:15−16:55 ○全体会議(分科会のとりまとめ) 東京工業大学教授 池田駿介および分科会コーディネーター 16:55−17:00 ○次期開催地挨拶 富山県 17:30−19:30 ○交流会 *自由参加(希望者のみ) ・第2日 8:30−県内現地視察(予定) コースA 集合場所〜熊本城〜水の科学館〜水前寺公園〜江津湖・健軍水源地〜熊本空港〜熊本駅 コースB 集合場所〜菊池渓谷〜大観峰〜阿蘇山〜白川水源〜熊本空港〜熊本駅 コースC 集合場所〜球磨川下り〜球泉洞〜荒瀬ダム〜焼酎蔵〜熊本空港〜熊本駅 7.参加費 ――― シンポジウム無料 交流会 3,000円程度(予定) 現地視察 2,000〜3,000円程度(予定) 8.参加方法 ―― 参加ご希望の方は,下記の申込先(問合せ先)へご連絡下さい. 申込み案内等を送付致しますので,必要事項を記入の上,返送下さい. 9.申込先 ――― 水シンポジウム2000in くまもと実行委員会事務局 (問合先)熊本県土木部河川課計画調査係 担当 大塚 〒862-8570 熊本市水前寺6丁目18-1 TEL 096-384-3097(直通)/FAX 096-382-3277 |
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