6月の行事と募集 | ||
土木学会学術文化事業について
記 1.本事業の概要 本事業の運用は,「土木学会学術文化事業規程」(1997年4月25日理事会承認),「土木学会学 術文化事業内規」(1997年4月25日理事会承認)および「土木学術文化事業の審査基準」(1997 年3月27日企画調整委員会承認)によりなされます.なお,本事業はこれまで「土木学会学術文化 基金」として運営されておりました. 本事業は,本会会員および関係者の寄付および協賛金と理事会の承認を得た金子等をもって充当さ れ,これらは一般型原資と指定型原資の2種類に分類されています.一般型原資は特に使用目的をつ けずに充当されたものをいいます,指定型原資は委員会等の特定の事業(通常の委員会の活動を含む) に充てる目的で充当されたもののうち,原則としてその80%をいいます,残りの20%は一般型原資 に回されます. 助成事業には,一般型原資に基づく一般型助成事業と特別型助成事業の2種類,および指定型原資 に基づく指定型助成事業の合計3種類があります,一般型助成事業は毎年募集されるもので,1件の 助成金限度額100万円,総額は年初一般型原資の20%(平成11年度の総額は200万円)以内 とされています.特別型助成事業は規程第2条にある会長が必要と認めることのできる助成で1件の 助成限度額は特例を除き100万円で,総額は年初の一般原資の10%(平成11年度の概算は100 万円)以内となっています.指定型の助成額は,指定型原資の趣旨にそった助成であります.いずれ の助成事業も規程にある本事業の目的に合致するものについて企画委員会が審査基準により審査し, 理事会の承認を経て決定されます(下図参照). なお,助成の申請者(応募資格等)は内規により,土木学会理事,監事,委員会委員長または支部 長となっています. 2.平成11年度の本事業の運用状況 平成11年度の本事業の決算,次期繰越収支差額の内容および助成交付金実績をご報告致します. 平成11年度の寄付金収入の内容は,指定型の寄付が多く,一般型助成事業への寄付金収入が極め て少額となっています.会員の皆様のご協力をお願い致します. 平成11年度特別会計(本部)学術文化事業 (平成12年3月31日現在(単位:千円)) 平成11年度「土木学会学術文化事業」助成交付実績一覧(平成11年4月1日-平成12年3月31日) (1)一般型 @メモリアル・コンファレンス開催に関する助成 申請者:三好 逸二(土木学会専務理事) 交付金:1,000,000円 (2)指定型 @トルコ地震被害調査 原 資:(岡本・國分基金) 申請者:片山 恒雄(地震工学委員会委員長) 交付金:3,000,000円 A台湾地震被害調査 原 資:(岡本・國分基金) 申請者:片山 恒雄(地震工学委員会委員長) 交付金:2,000,000円 Bギリシャ地震被害調査 原 資:(岡本・國分基金) 申請者:片山 恒雄(地震工学委員会委員長) 交付金:250,000円 C水工学論文賞メダル作成 原 資:(河川工学) 申請者:池田 駿介(水理委員会委員長) 交付金:60,000円 D第2回アジア土木技術国際会議拠出金 原 資:(アジア土木技術国際会議) 申請者:日下部 治(アジア土木技術国際会議担当委員会委員長) 交付金:US $32,000 E水シンポジウム開催補助 原 資:(国際水理会議助成) 申請者:池田 駿介(水理委員会委員長) 交付金:900,000円 F水文過程のリモートセンシングとその応用に関するワークショップ開催補助 原 資:(国際水理会議助成) 申請者:池田 駿介(水理委員会委員長) 交付金:300,000円 G河川構造物の役割と機能評価に関する懇談会開催補助 原 資:(水理英文論文集助成) 申請者:池田 駿介(水理委員会委員長) 交付金:200,000円 H環境水理部会研究会開催補助 原 資:(水理英文論文集助成) 申請者:池田 駿介(水理委員会委員長) 交付金:140,000円 I21世紀の社会基盤整備のあり方に関するシンポジウム開催補助 原 資:(21世紀の社会基盤整備助成) 申請者:岡村 甫(21世紀における社会基盤整備ビジョン並びに情報発信に関する検討特 別委員会委員長) 交付金:7,114,388円 J新しい河川整備・管理の理念と河川技術に関するシンポジウム論文集印刷補助 原 資:(水理英文論文集助成) 申請者:池田 駿介(水理委員会委員長) 交付金:540,000円 3. 2000年度一般型助成募集のご案内 2000年度一般型助成事業の募集を下記により行います. (1)助成内容:「土木学会学術文化事業規程」によります.助成の選考にあたっては多くの会員 もしくは一般市民に関する調査研究あるいは事業であることを重視します.ただし, 委員会活動の調査研究費の一部としての助成は致しません. (2)助成金額:1件当たり100万円を限度として,総額200万円を目処に助成します. (3)応募資格者:土木学会理事,監事,委員会委員長,または支部長 (4)助成の申込と決定:助成希望者は下記事務局から関係書類を入手のうえ,必要事項を記入し, 6月1日−7月31日の間に土木学会企画委員会宛に助成申請をして下さい. 企画委員会は申請された案件を審査基準により審査し,理事会の承認を 経て決定し,申請者に通知します. 備考:本件に関する照会および書類請求等は下記宛として下さい. 土木学会事務局企画広報室 〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地 TEL:03-3355-3433/FAX:03-5379-0125 |
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