6月の行事と募集 | ||
コンクリート委員会第3種委員会
「化学混和剤の性能評価と規格(321委員会)研究小委員会」委員の公募 1 .委員会の目的 AE剤,減水剤,AE減水剤,高性能AE 減水剤等のコンクリート用化学混和剤の 性能はJIS A6204(コンクリート用化学混和剤)で規定され,コンクリートの高性 能化には欠かせない材料となっています.しかしながら,その性能試験は,現場で 使用する骨材を用いたコンクリートの試し練り試験でのフロー値や空気量などを伴 うもので,多大な労力を必要とします.このため,試験の結果は,化学混和剤の性 能よりも,むしろ使用するコンクリートの性能を評価する指標となっています. 一般に,混和剤の性能を再現性の高い方法で評価し,異なる混和剤の性能を相互評 価できる試験方法では,試験に用いる混和剤以外の材料の品質は一定であることが 望まれます. 本委員会では,特に実験が煩雑な混和剤の減水率試験の在り方を含め,標準の細骨 材を用いたモルタルで混和剤の性能評価を行う方法など,混和剤の性能とその規格 試験のあり方について検討することを提案いたしました.また,鉱物質微粉末など, 混和剤の使用によって緻密化や流動性改善に効果的な混和材料などの組み合わせに よる性能の評価方法も検討する予定です. コンクリートの高性能化に興味のある方,生コンなどで混和剤の使用実態に意見を お持ちの方,混和剤メーカーの方など,幅広い委員のご参加をお待ちしています. 2 .委員会構成 委員長:山崎竹博(九州工業大学 工学部 教授) 幹事長:添田政司(福岡大学 工学部 講師) 幹 事:数名 委 員:コンクリートの高性能化に興味のある方など,30名程度. 3 .活動の内容 活動の詳細は委員会開催時に検討いたしますが,概ね以下に示す事項等を予定して います. ・モルタルによる化学混和剤の性能試験実施の可否に関する検討. (試験変更の可否に関する共通試験および資料収集.) ・モルタル試験の実施に関する問題点. (練り混ぜ方法,練り混ぜパドル,配合などの実験的検討,資料調査.) ・モルタルによる混和剤の性能評価方法. (モルタル変更により新たに評価される性能の調査,検討.) ・鉱物質微粉と併用した場合の性能に及ぼす影響 (シリカフューム,フライアッシュ,高炉スラグ微粉末等との併用時の影響調査) 4.活動期間 ―― 平成12年7月より平成14年3月 5.申込締切 ―― 6月30日[金] 6.申込方法 ―― 下記宛に,ご所属,氏名,連絡先住所,TEL,FAX,E-mail,関心事その他のご 意見を記述の上,E-mail またはFAXでご連絡下さい. 〒804-8550 北九州市戸畑区仙水町1-1 九州工業大学工学部建設社会工学科山崎竹博 TEL 093-884-3115/FAX 093-884-3100 E-mail:yamatake@tobata.isc.kyutech.ac.jp |
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