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風災害フォーラム「強風災害の変遷と教訓−21世紀を前に−」開催案内
開催日:11月6日[月] 台風や竜巻などの強風による災害は毎年のようにわが国に大きな損失を与えています.過去に比べれば,確かに人命が失われることは減り,構造物や施設の安全性は向上しています.しかし,経済的な損失はむしろ増える傾向にあり,社会構造や生活環境の変化に伴い,風による災害の質が明らかに変化しています.21世紀に向け,風災害に強く,安全で快適な地域社会をつくるためには,強風による災害の変遷を正しく捉え,防災の意識や備えを見直し,強化することが重要です. 記 1.主催――――― 日本風工学会 2.共催――――― 土木学会ほか,6団体 3.開催日時――― 11月6日[月] 9:30−16:30 4.場所――――― 建築会館ホール (港区芝5-26-20 最寄駅:JR田町駅,都営地下鉄三田駅より徒歩3分) 5.参加者―――― 約200名 6.参加費―――― 3000円 7.テキスト―――「強風災害の変遷と教訓」(日本風工学会編) 8.申込・問合せ― 日本風工学会風災害研究会・幹事 野村卓史 〒101-8308 千代田区神田駿河台1-8-14 日本大学理工学部土木工学科 TEL&FAX 03-3259-0411 E-mail:nomura@civil.cst.nihon-u.ac.jp 9.申込締切日―― 10月25日[水] (参加を希望される方は,氏名・所属・連絡先を明記の上,郵便,FAX,またはE-mailにてお申込み下さい. また,参加費は当日受付にてお支払い下さい.) 10.プログラム(タイトル・講演者が変わる可能性があります) 司会:前田潤滋(九州大学)・木村吉郎(九州工業大学) 9:30− 9:40 開会あいさつ 大熊武司(神奈川大学) 9:40−10:40 強風災害の変遷 ・20世紀における主な強風災害 八木知己(京都大学) ・強風災害の発生と被害に関する統計 川口正明(損害保険料率算定会) ・最近の強風災害の傾向 丸山 敬(京都大学) 10:40−11:00 強風災害をもたらす気象現象 野村卓史(日本大学) 11:00−11:10 休憩 11:10−12:10 各種構造物・施設の被害事例と被害低減に向けての取り組み(パート1) ・建築物について 植松 康(東北大学) ・文化財について 青木繁夫(東京国立文化財研究所) ・土木構造物について 長尾文明(徳島大学) 12:10−13:10 昼食・休憩 13:10−13:50 各種構造物・施設の被害事例と被害低減に向けての取り組み(パート2) ・電力施設について 中武 司(九州電力) ・農業施設について 佐瀬勘紀(農業工学研究所) 13:50−14:30 被害低減に向けての新しい試み ・気象観測データの入手と利用 奥田泰雄(建築研究所) ・気象観測および耐風性能試験等 岡田 恒(建築研究所) 14:30−14:40 休憩 14:40−16:20 パネルディスカッション テーマ:新しい視点と技術に基づく防災と災害復旧 司会:田村幸雄(東京工芸大学),記録:高橋 徹(千葉大学) 趣旨説明 田村幸雄(前掲) 話題提供 (1)気象庁における観測・予報技術の現状と展望藤谷徳之助(気象庁) (2)自治体における防災と災害復旧の取り組み行船忠信(鹿児島) (3)損害保険の観点から見た社会的損失と対応 松本 優(東京海上火災保険) (4)安全な交通・運行の確保への取り組み 今井俊昭(鉄道総合技術研究所) (5)日本風工学会における風災害調査・低減活動大熊武司(前掲) 討論 まとめ 松本 勝(京都大学) 16:20−16:30 閉会あいさつ 松本 勝(前掲) |
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