土木学会誌
お知らせ

「第7回システム最適化に関するシンポジウム−人工生 命,最適化技術の発展−」の開催と論文募集
開催日:12月6日[木]・7日[金]
応募締切:7月16日[月]

計算機の高性能化・低価格化に呼応して,これまで基礎的な理論の研 究が中心的であった最適設計法が,各種の構造物の設計・製作・架設および制御の分野で応用され始め,その事例を急速に増やしています.さらに,エキスパートシステム,ファジイ理論,ニューラルネットワーク(NN),遺伝的アルゴリズム(GA),カオス・フラクタル等の人工生命(AL)技術導入による新しい設計理論との種々の融合を図ることにより,より汎用的,合理的,かつ効率的な設計法が確立されつつあります.また,人工生命技術は性能照査型設計等の新しい設計枠組みにおける強力なツールとして期待されています.
この新しい設計法の実務への積極的な応用を図るためには,土木工学と いう一分野だけでなく,機械,建築,航空宇宙,造船,応用数理等に関 わる多くの実務家・研究者が一堂に会し,広範な最適化問題の応用事例, その応用に際しての問題点と解決法等を発表し,議論できる場が必要では ないかと考えます.
このような主旨のもとに,1989年に第1回の標記シンポジウムを開催して以来,隔年開催を重ね,このたび第7回シンポジウムを下記の要領で開催するはこびとなりました.土木構造物に限らず,各種構造物,機器,システムの最適化に関わる広範囲な分野からの論文のご応募を歓迎します.

1.主催 土木学会(担当:構造工学委員会AL(人工生命)技 術の構造システム最適化への応用に関する研究小委員会)
2.後援 (予定) 日本機械学会,日本建築学会,日本造船学会,日本航 空宇宙学会,地盤工学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会,計測自動制御学会,日本材料学会,日本ファジィ学会
3.開催期日 12月6日[木],7日[金]の2日間
4.場所 中央大学駿河台記念会館
(千代田区神田駿河台3-11-5
TEL 03-3292-3111)
JR「お茶の水」駅または営団地下鉄「新お茶の水」駅より徒歩3分
5.募集要領
一般募集課題とNeeds and On Going課題に分けて募集します.
(1)一般募集課題
(a)手法区分:数理最適化手法,ファジィ理論,ニューラルネットワーク,遺伝的アルゴリズム/遺伝的プログラミング,セルラオートマタ,カオス・フラクタル,エキスパート・システム,その他
(b)適用区分:構造解析・計画・設計・施工(製造),評価・維持管理・品質管理,性能照査・LCC,同定・逆解析・制御,景観・感性・環境,データマイニング,その他
(2)Needs and On Goingセッション課題:人工生命技術の適用分野の可能性を広げるべく,人工生命技術の適用が期待できる問題,もしくはその途中経過についての報告も歓迎します.特に,この課題についてのセッションを設けます.
申込方法:2001年7月16日(月)までに,@応募課題種別(一般,Needs and On Going),A論文題目,B氏名,C勤務先,職名,D連絡先,(住所,電話番号,E-mailアドレスを含む),E論文概要(400字以内),F上記の課題の(a)手法区分,(b)適用区分からそれぞれ該当するもの,を任意のA4判用紙に記入し,郵送またはEmailにて下記の委員会宛お申込み下さい.郵送で提出の際は,封筒 表に「第7回システム最適化に関するシンポジウム」申込用紙○○編在中」と朱書きして下さい.
(3)なお,論文の採択は,AL(人工生命)技術の構造システム最適化への応用に関する研究小委員会にご一任願います.決定次第,応募者にお知らせ致します.
(4)論文執筆: 発表論文原稿は,決定通知時に送付される執筆要領と所定の書式に従って最終印刷用原稿としてまとめ,10月9日(火)までに提出していただきます(手書き不可).
(5)投稿料:一般課題は6ページ(Needs and On Going課題は4ページ)まで,15,000円,それ以上超過の場合はいずれの課題も1ページにつき5,000円いただきます.投稿1編につき,論文集と委員会活動報告書を1部贈呈します.
(6)申込み/連絡先:土木学会事務局研究事業課
担当:河西貴志 かさいたかし
〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
(E-mail:an-yu307@jsce.or.jp / FAX 03-5379-0125)

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