記
1.委員会の目的
近年,PC構造物の発展には目を見張るものがあり,外ケーブル構造,鋼板ウェブ構造,大偏心外ケーブル構造など様々な形式のPC構造物が計画・建設されている.しかし,このような急速なPC構造の発展に対して,設計・施工法等が十分に整備されているわけではなく,欧米諸国に比べて遅れていると言っても過言ではない.
一方,既に建設されたPC構造物においては,設計・施工時において予想されなかった構造物の経年劣化という大きな問題点が指摘されており,特にグラウトに関してはその信頼性に大きな疑問を投げかけ
ている.本研究委員会では,以上の現状に鑑み,以下の事項に関して調査・研究を行うものである.なお,本研究委員会は国際化を視野に入れて,海外の研究者/技術者にも通信委員として参加して頂き,諸外国の現状と取り組み方についても情報交換する予定である.
プレストレストコンクリートに興味をお持ちの方のご参加をお待ちしています. |
||
2.委員会構成
委員長:睦好宏史(埼玉大学工学部教授)
幹 事:数名
委 員:プレストレストコンクリートに興味のある方など,20〜30名程度 |
||
3.活動の内容
活動の詳細は委員会開催時に検討いたしますが,概ね以下に示す事項等を予定しています.
・PC橋梁の耐久性に関する我が国および諸外国の現状
・耐久性改善に向けての取り組み
・外ケーブル式PC橋梁(斜張橋,大偏心外ケーブル,連続桁を含む)の解析手法の現状と問題点ならびに同設計法の提案 |
||
4.活動期間 | : | 2年間 |
5.申込先 | : | 〒338-8570 さいたま市下大久保255 埼玉大学工学部建設工学科 睦好宏史 TEL 048-858-3553 / FAX 048-858-7374 E-mail:mutuyosi@mtr.civil.saitama-u.ac.jp |