記
1.新設小委員会 | : |
名 称:立体横断施設のユニバーサルデザインに関する
研究小委員会
委員長:増渕文男(ものつくり大学建設学科)
幹事長:磯 光夫(葛エ梁メンテナンス) |
2.小委員会設置の背景と目的
歩行者が上空を横断する立体横断施設に関する設計基準には,日本道路協会において昭和54年1月に刊行された「立体横断施設技術基準・同解説」の横断歩道橋編がある.それから20数年が経過して,横断歩道橋建設のピークが去り,車優先社会から人に配慮した車規制の時代に移るなか,街路景観の重視,高齢者等に対するバリアフリーの導入,さらには,環境への配慮(近年,これらを総合して発展させたものをユニバーサルデザインと呼んでいる),および,国際規格との整合化など,横断歩道橋を取り巻く環境が大きく変化する一方,ペデストリアンデッキ,空中歩廊,人工地盤など,歩行者用の上空横断施設としての構造物も多様化してきている.
設立する新しい小委員会は,既存構造以外に,アルミ構造,木構造,そしてFRP構造,ガラス構造,さらには,それらの複合構造等,使用材料を一般化するとともに,いわゆる横断歩道橋に加えてペデストリアンデッキなど,対象構造物の範囲を拡大し,新世紀にふさわしい歩行者用の上空横断施設構造物のあるべき姿について,そのユニバーサルデザインに関する調査研究を設計基準の国際化にも配慮して行うことを目的としたものである.
|
||
3.活動内容
土木分野の委員のみならず,ユニバーサルデザインの専門家や,都市環境デザイナー,建築家らも委員に加え,fib(Federation International du Beton)とも連携して,国内外の歩行者用上空横断施設についてユニバーサルデザインに主眼を置いた調査研究を進める.それに基づいて「ユニバーサルデザインによる歩行者用上空横断施設構造物の設計コンセプト」のコンテンツを取りまとめ,これに関するシンポジウムを開催する. |
||
4.活動期間と開催方法
本年7月から2年間として,原則として2か月に1回程度の開催とする.なお,旅費等の活動費の支給は行
なわない. |
||
5.応募方法 | : | 本委員会に参加を希望される方は,氏名,住所,所属,TEL,FAX,E-mailアドレス,関心のある内容をEmailまたはFAXにて下記までお送りください.なお,
応募者多数の場合にはご参加いただけないこともありま
すので,予めご了承ください. 申込先:磯 光夫 葛エ梁メンテナンス技術部開発課 東京都北区赤羽西1-7-1 パルロード3赤羽 TEL 03-3907-5011 / FAX 03-3907-5022 E-mail:m.iso@hashi-mente.co.jp |
6.応募締切 | : | 6月29日[金] |