土木計画学研究委員会では,現行の秋1回の開催に加え,春期におけ
る研究発表会を開催することとなりました.これは,土木計画学研究委員
会活動の活発化(近年の論文投稿数・並行セッションの増加へ対応した
研究発表会の質的充実化),秋大会の負担軽減,そして土木技術者資格制
度への対応などを目的としたものであり,2002年6月(開催校:名古
屋大学,開催日6月5−7日で調整中)の開催に向けて現在準備してお
ります.
この春大会では,研究発表会講演数の単純な量的拡大を避けるととも
に,春大会としての特徴を明確にするために,新たに企画論文部門を加え
て,従来からのスペシャルセッション(SS)部門と一般論文部門から成
る3部門の発表形態を考えております.
そこで編集小委員会(春分野担当)では,この新しく設定する企画論文
部門のセッションオーガナイザーを公募いたします.この企画論文部門で
は,討議テーマを絞った集中討議を目的とした論文発表,あるいは実務課
題や萌芽的分野における特定のテーマに関する論文発表と研究討議を,オ
ーガナイザーの積極的なセッション運営によって行うことが大きな特色の
一つとなっております.
企画論文部門には,集中討議分野,実務・技術者課題分野および速報
的・萌芽的分野の3つの分野があります.ここでは,オーガナイザーがあ
らかじめ設定したセッションテーマのもとで,1セッション90分,講演
者3〜4名を基本とした論文発表とそれらに基づく研究討議を行います
が,セッション時間内の運用はオーガナイザーに一任いたします.
なお,講演者には一般論文部門と同様の論文(最大4頁)を当日まで
にご用意いただきますが,これらの発表論文は講演後に発行される発表会
講演集に掲載されるとともに,審査付き論文(秋大会時点の発表論文に
対応した土木計画学研究・論文集)への投稿も可能となります(講演者
の申込みは来年2月号にて会告予定).
この企画論文部門のセッションオーガナイザーへの申込みについては,
下記の要項に従い,11月30日までに土木学会事務局までEMailもし
くは郵送にてお申し込み下さい.なお,申し込まれたセッションテーマの
採択は編集小委員会(春分野担当)にご一任願います.
申込み方法: |
@提出期限 |
: |
11月30日[金] |
A添付書類 |
: |
A4判の用紙に自由書式で下記の項目を明記のこと. |
必要項目
a)分野名・企画テーマ
b)オーガナイザー氏名・所属
c)連絡先(郵便番号,住所,電話,FAXおよびE-mailアドレス)
d)企画概要(300字程度)
e)講演者氏名・所属
(講演者は企画テーマ決定後に公募することができますが,事前に候
補者の内諾を得ている場合は,講演者氏名・所属をお書き下さい.) |
B提出先 |
: |
〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
土木学会土木計画学研究編集小委員会 宛(なるべく,
E-mailにて応募ください)
mailto:kudo@jsce.or.jp |
企画論文部門のセッション分類
No | 分野 | 内容 |
1 |
集中討議分野 |
従来からの研究分野において,多様な意見が分かれるテ
ーマについて,論点を深く掘り下げて集中討議する. |
例:マクロ経済から見た公共投資論 防災投資の経済評価統合モデルの展開 意思決定における不確実性と交通行動 交通シミュレーションモデルの融合 |
2 |
実務・ 技術者 課題分野 |
実務上,重要な課題や計画手法・事業手法のあり方に
ついて討議する.また,技術者課題や実務上生じた新課題について討議する. |
例:土木計画と資格・登録制度 NPO社会実験の課
題 道路特定財源を含む交通財源制度のあり方マニュアル適用課題(都市交通ガイドライン等)
車両挙動データの収集と活用 |
3 |
速報的・ 萌芽的分野 |
新規の研究分野について,方法論や評価視点を討議す
る.また速報性のある研究報告および萌芽的研究の事例
報告を含む. |
例:新領域(計量行動学,都市再生)地域型ITSの
導入と課題災害関連速報 |
|
C問合先 |
: |
土木計画学研究委員会編集小委員会春分野代表幹事
西井和夫(山梨大学教授)
TEL/FAX 055-220-8533
E-mail knishii@ccn.yamanashi.ac.jp
土木計画学研究委員会編集小委員会春分野幹事兼事務局
補佐 古屋秀樹(筑波大学講師)
TEL/FAX 0298-53-5007
E-mail furuya@sk.tsukuba.ac.jp |
※なお,詳細はホームページで公開予定
(http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~furuya/) |