コンクリート委員会化学混和剤の性能と規格に関する研究小委員会
(321委員会,委員長:山崎竹博 九州工業大学工学部建設社会工学科)
では,コンクリート用化学混和剤の減水率試験の在り方を含め,混和剤の
性能とその規格試験の在り方について検討を行うとともに,鉱物質微粉末
など,混和剤の使用によって緻密化や流動性改善に効果的な混和材料な
どの組み合わせによる性能の性能改善の評価方法について検討を行ってま
いりました.
委員会内には,化学混和剤の作用機構のモデル化による流動メカニズム
検討WG,化学混和剤の現場コンクリートへの適用性能の評価検討WG,
粉体系混和材料を使用した場合の性能検討WGを設け,各WGの調査検
討にもとづく活動成果を取りまとめてまいりました.現在,それらの活動
成果をもとにコンクリート用化学混和剤の性能と規格について,モルタル
試験による共通試験方法の検討を継続中で,共通試験マニュアルの素案作
成を行っております.
このたび,2年間の活動成果報告会の開催にあわせまして,コンクリー
ト用化学混和剤の性能評価に関する各研究機関でのさまざまな成果を広く
論文募集し,下記のとおりシンポジウムを開催することにいたしました.
関連の研究成果につきまして奮って論文応募をいただきますようお願い申
し上げます.
1.シンポジウムについて
(1)開催期日 | : | 12月6日[金] |
(2)場 所 | : | 土木学会 講堂 |
(3)内 容 | : | 委員会報告および一般論文の発表 |
(4)テキスト | : | 委員会報告および一般論文は,コンクリート技術シ
リーズとして発刊予定 |
|
2.論文募集について
(1)内 容 |
: |
化学混和剤の作用機構,高性能AE減水剤の分散作
用とその評価方法,流動性の経時変化,混和剤と各
種混和材料(シリカフューム,フライアッシュ,高
炉スラグ微粉末等)との併用による性能評価方法,
施工性能に及ぼす各種混和材料の評価方法 |
(2)応募方法 |
: |
A4用紙1枚に「化学混和剤の性能評価論文募集」
と明記し,@論文題目,A著者,B所属,Cアブス
トラクト(300字以内),D連絡先(発表者)の氏
名,住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス
を記入のうえ,提出(郵送)してください. |
(3)提出先 | : |
〒160-0004 新宿区四谷一丁目無番地 土木学会研究事業課
化学混和剤の性能評価シンポ係(担当 小野寺) (TEL 03-3355-3559) |
(4)提出期限 | : | 9月2日[月]消印有効 |
(5)論文採否 | : |
アブストラクト査読を行い,講習会の趣旨に合致す
るものに対し,発表者に原稿執筆要領を送付します.
最終的採否は委員会に一任願います. |
(6)論文原稿提出期限 | : | 10月31日[木]必着 |
(7)論文原稿ページ数 | : | 4,6,8のいずれかの偶数ページ. |
(8)投稿料 | : |
投稿料はいただきませんが,講習会参加費をいただ
きます. |
(9)問合先 | : |
添田政司(321委員会幹事長)
福岡大学大学院工学研究科 資源循環・環境専攻
〒814-0180 福岡市城南区七隈 8-19-1
TEL 092-871-6631 内線(6466)
FAX 092-864-8901
E-mail:msoeda@fukuoka-u.ac.jp |
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