記
委員会名称
高力ボルト摩擦接合継手の設計法に関する調査検討小委員会
(委員長 森 猛 法政大学;幹事 山口隆司 大阪市立大学) |
目的
高力ボルト摩擦接合継手は,鋼橋などの鋼構造物の代表的な接合方
法として広く用いられていることはいうまでもない.この継手の設計
は,すべり耐力と降伏耐力の照査に基づいて行われている.このよう
な考え方は,道路橋示方書だけではなく国内外の設計基準類で共通で
ある.しかし,摩擦面の取扱い,拡大孔の取扱いについてはこれらの
基準類間でも異なっている.また,片面継手,板厚差のある母材間の
接合,ボルトが千鳥配置された継手の取扱いについては,その方法が
示されているものも少なくないが,継手の挙動が実際に反映されてい
るという保証はない.最近では,超高強度ボルトの使用や厚板の接合,
溶接との併用継手,梁部材接合の設計の考え方など,新たな問題も指
摘されている.本小委員会では,先に挙げた諸問題について,国内外
の設計基準類と最新の研究成果を詳細に調べ,それらをまとめるとと
もに,新たに「高力ボルト摩擦接合継手の設計指針」の作成を目指す.
|
活動期間 3年間 |
応募締切日 8月末日 |
応募方法
本委員会に参加を希望される方は,山口幹事宛に@氏名,A所属,
B連絡先,C特に興味のある検討事項 をE-mailあるいはFAXにて
ご連絡ください.なお,委員数は15名程度を予定しています.
大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻 山口隆司 E-mail:yamaguti@civil.eng.osaka-cu.ac.jp TEL 06-6605-2188/FAX 06-6605-2765 |