地震工学委員会 既設構造物の耐震補強に関する研究小委員会(委員
長:常田賢一)では,「既設構造物の耐震補強に関するシンポジウム」を
下記の要領で開催いたします.本シンポジウムでは,橋梁を主対象として,
兵庫県南部地震以後課題となっております,補強優先度評価や診断技術,
補強設計・工法,長大橋の補強に関する委員会活動報告およびこれらの
テーマに関する応募論文の発表を行います.
新たな補強優先度評価手法の提案,アンケート調査による耐震診断・補
強の現状,特殊な条件下における新材料・新工法の適用事例や国内外に
おける長大橋の補強事例紹介等,今後の耐震補強に大変参考となる内容
となっております.計画・設計・施工に携わる方々の多数のご参加をお願
い申し上げます.
1.主催 |
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土木学会(地震工学委員会) |
2.日時 |
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11月8日[金]9:30−17:10 |
3.場所 |
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中央大学駿河台記念館 千代田区神田駿河台3-11-5
JR中央線御茶ノ水駅下車聖橋口徒歩3分
TEL 03-3292-3111 |
4.定員 |
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250名(先着順) |
5.参加費 |
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会員6,000円,非会員7,000円,学生4,000円
参加費には,研究報告のテキストと発表論文集(全500ページ程度)の代金を含みます. |
6.プログラム
9:30−9:40 |
開会挨拶
独立行政法人土木研究所 常田賢一(研究小委員長) |
第1部 委員会報告 |
9:40−10:15 |
既設橋梁の耐震補強優先度評価手法に関する研究報告
国土交通省国土技術政策総合研究所 日下部毅明 |
10:15−10:50 |
既設橋梁の耐震診断技術に関する研究報告
独立行政法人土木研究所 福井次郎 |
10:50−11:25 |
既設橋梁の耐震補強設計・工法に関する研究報告
(株)日本構造技術研究所 平岡良彦 |
11:25−12:00 |
長大橋の耐震診断,補強技術に関する研究報告
九州大学 大塚久哲 |
12:00−13:00 |
昼食休憩 |
第2部 論文発表(タイトル,発表者は変更になる場合があります) |
13:00−17:00 |
(1) |
既設道路橋の耐震補強優先度評価に対するAHPの適用性の検討
国土技術政策総合研究所 大谷康史 |
(2) |
既設道路橋の耐震補強優先度−日本道路公団における事例−
日本道路公団 試験研究所 井ヶ瀬良則 |
(3) |
札幌市における既設橋梁の耐震補強事業
(株)構研エンジニアリング 木村和之 |
(4) |
両端部に橋台を有する既設橋梁の耐震性評価に関する研究
独立行政法人土木研究所 西岡 勉 |
(5) |
AE法による橋梁基礎の損傷調査
飛島建設(株) 中西康博 |
(6) |
磁気探査を用いた既設橋台基礎杭の配列調査
(株)東京ソイルリサーチ 鈴木一彦 |
(7) |
河川横断既設橋梁の耐震補強を目的とした高減衰化工法に関する検討
中央復建コンサルタンツ(株) 勝川藤太 |
(8) |
炭素繊維アンカーによる耐震補強工法の定着設計と施工方法
清水建設(株) 長澤保紀 |
(9) |
円形鋼製柱の炭素繊維シート巻立工法による耐震補強
阪神高速道路公団 吉原 聡 |
(10) |
港新橋における道路橋脚下部工の耐震補強対策
佐伯建設工業(株) 中條主也 |
(11) |
フーチング基礎の耐震性能検討と補強事例
九州工業大学 幸左賢二 |
(12) |
施工性に優れた既設基礎の耐震補強技術とその適用事例
独立行政法人土木研究所 梅原 剛 |
(13) |
幾何学的非線形を考慮した鋼吊橋の耐震性向上策の検討
(株)横河ブリッジ楠田広和 |
(14) |
高橋脚を有する2主桁複合斜張橋の耐震性向上に関する検討
(株)建設技術研究所 鈴木泰之 |
(15) |
長大ゲルバートラス橋の耐震補強に関する地震応答解析と損傷制御設計
阪神高速道路公団 金治英貞 |
17:00−17:10 |
閉会挨拶
独立行政法人土木研究所 常田賢一(研究小委員長) |
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7.参加申込方法
学会誌綴込みの「行事参加申込書」に所定の事項を明記のうえ,土木
学会事務局研究事業課宛FAXにてお申込みください.また,開催当
日の受付は,たいへん混み合いますので参加費は銀行振込にてお納め
いただきますようお願い申し上げます.
「現金書留」にてお申込みの場合は,直接「行事申込書」を現金書
留に同封のうえお送りください(事前のFAX送信は二重登録の原因
になりますので必要ありません).
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8.申込締切日―10月25日[金]
*申込みに関してお願い:
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめ
ご了承ください.なお締切日以降の事前受付はいたしません.ただ
し,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付けいた
します.
(2)お申込み後,やむを得ずキャンセルされる場合は,必ず開催日の5
日前(土,日,祝祭日を含みません)までに研究事業課宛にご連
絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきま
すのであらかじめご了承ください.
(3)申込みをなされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となり
ますので固くお断りいたします.
(4)テキストのみご希望の場合は,行事終了後に下記「内容問合先」
までお問合せください.
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9.問合先
(社)土木学会地震工学委員会・事務局 飯野
〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
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