近年,機械や構造物の強度設計に対する要求はますます厳しいものとな
っています.機械・構造物の安全性を確保するためには,これらに実際に
作用している負荷に対する応力や変位などの応答を正確に計測・評価する
ことが重要となります.
本講習会では,企業の若手技術者,これから社会で活躍されようとして
いる学生の方々を対象に,応力計測技術について,基礎から最新の応力計
測技術に至るまで幅広く解説するとともに,実機の各種計測事例を紹介し
ます.また,最新の応力計測装置のデモンストレーションを行い,参加者
に最新の応力計測技術を体験していただきます.
1.主催 |
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日本材料学会関西支部 |
2.協賛(依頼中) |
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日本機械学会関西支部,日本金属学会関西支部,日本
原子力学会関西支部,日本航空宇宙学会関西支部,高
分子学会関西支部,精密工学会関西支部,日本塑性加
工学会関西支部,土木学会関西支部,地盤工学会関西
支部,溶接学会関西支部,資源・素材学会関西支部,
日本鋳造工学会関西支部,日本建築学会近畿支部,日
本造船学会,日本複合材料学会,日本接着学会,プラ
スチック成形加工学会,炭素材料学会,日本材料強度
学会,日本材料科学会,日本鉄鋼協会関西支部,日本
非破壊検査協会関西支部,日本セラミックス協会関西
支部,腐食防食協会関西支部,日本コンクリート工学
協会近畿支部,日本溶接協会大阪府支部,関西造船協
会,日本高圧力技術協会,強化プラスチック協会,複
合材料界面科学研究会 |
3.開催日 |
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11月21日[木]・22日[金]9:30−17:00 |
4.場所 |
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大阪科学技術センター
(大阪市西区靭本町1-8-4 TEL 06-6443-5324)
地下鉄四つ橋線「本町」下車北へ400m |
5.プログラム
●第1日目(11月21日[木]) |
9:25−9:30 |
開会あいさつ
日本材料学会 関西支部 支部長 久保司郎 |
9:30−11:00 |
基調講演「静的応力測定と適用例(歪ゲージ法,X線法,EMAR法)」
住友金属テクノロジー(株)受託研究事業部 浅野鐵夫 |
11:00−11:45 |
「赤外線応力計測の最近の進歩」
大阪大学大学院工学研究科 阪上隆英 |
12:45−13:30 |
「ターボ機械の非接触翼振動応力計測手法の開発」
三菱重工業(株)高砂研究所 飯塚信也 |
13:30−15:00 |
基調講演「実時間・高精度形状・変形・応力・ひずみ計測と光学的全視野計測法標準化の動き」
和歌山大学システム工学部 森本吉春 |
15:20〜17:00 |
計測デモンストレーション |
(1)高精度形状計測
和歌山大学システム工学部 藤垣元治,米山 聡,森本吉春 |
(2)実時間形状計測
和歌山大学システム工学部 米山 聡,藤垣元治,森本吉春 |
(3)チップクリアランス,翼振動応力計測システム
三協インタナショナル(株)大阪営業所 佐藤三郎 |
(4)非接触赤外線応力計測システム
松下インターテクノ(株)NVH西日本営業部 下城孝昭 |
(5)非接触カメラ式3次元プレス板金伸び測定システム「ARGUS」
丸紅ソリューション(株) 野中 宏 |
●第2日目(11月22日[金]) |
9:30−11:00 |
基調講演「動的応力計測技術」
神戸商船大学商船学部 西岡俊久 |
11:00−11:45 |
「鉄道車輌における応力・荷重測定の例(車輪,レールPQ測定)」
住友金属テクノロジー(株)鉄道産機事業部 谷本益久 |
12:45−13:30 |
「高温機器の健全性評価における応力計測技術」
川崎重工業(株)プラントビジネスセンター開発部 小木曽誠太郎 |
13:30−14:15 |
「超合金の破面解析に基づく作用応力推定技術の開発」
三菱重工業(株)高砂研究所 金子秀明 |
14:15−14:45 |
「デジタル画像処理技術を用いた非接触ひずみ分布計測法:テキスタイル複合材料への応用例」
大阪府立工業高等専門学校 西籔和明 |
15:00−16:45 |
計測デモンストレーション |
(1)赤外線応力画像システム
(株)ケン・オートメーション技術部 矢尾板達也 |
(2)リアルタイム光弾性計測システム
松下インターテクノ(株)NVH西日本営業部 下城孝昭 |
(3)薄膜のヤング率・内部応力やMEMS評価試験用の最新装置および赤外放射温度計による構造物非破壊検査の事例紹介
NEC三栄(株) 営業本部 石川章一 |
(4)非接触カメラ式3次元材料歪分布測定システム「ARAMIS」
丸紅ソリューション(株) 野中 宏 |
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6.定員 |
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80名 |
7.参加費
【2日間参加の場合】
会員(協賛学協会を含む)30,000円(大学・官公庁関係20,000円,学生10,000円)
会員外50,000円(大学・官公庁関係35,000円,学生15,000円)
【1日間参加の場合】
会員(協賛学協会を含む)20,000円(大学・官公庁関係15,000円,学生7,000円)
会員外35,000円(大学・官公庁関係20,000円,学生10,000円)
(いずれも教材の代金を含む) |
8.申込締切日 |
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11月15日[金] |
9.申込方法 |
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A4用紙に「応力計測講習会参加申し込み」と題記し,
氏名,勤務先,連絡先,所属学協会等を明記しお申し
込みください(FAX,E-mail可).また,下記振込先
に参加費をお振込みください.
(社)日本材料学会 関西支部
(URL:http://kansai.jsms.or.jp/)
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
TEL 075-761-5324/FAX 075-761-5325
E-mail:kansai@jsms.or.jp |
10.参加費振込先
郵便振替: |
口座番号 01070-8-42891
口座名義「(社)日本材料学会関西支部」 |
銀行送金: |
みずほ銀行 百万遍支店
普通口座番号 1330662
口座名義「(社)日本材料学会関西支部」 |
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※請求書,郵便振替用紙がご入用の方はその旨ご連絡
ください.こちらから用紙をお送りいたします. |
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11.ご注意
1.参加者には参加証をお送りいたしますので,会期中ご持参ください.
2.講師その他にやむを得ない事情がおきた場合,プログラムの一部を変更することがあります.あらかじめご了承ください.
3.参加費の払い戻しはいたしません. |
12.その他
本講習会に2日間通して参加された受講者に対し,修了証を発行しま
す.学生の方には就職活動,すでにお勤めの方にはキャリアアップ等
にお役立てください. |