土木学会誌
本部行事

土木計画学ワンデーセミナーシリーズ35
「土木技術者の新しい地平 交通バリアフリー実現に向けて」
開催日 5月16日[金]
応募締切 5月9日[金]
行事コード:E322

福祉のまちづくりは「ハートビル法」や「交通バリアフリー法」の施 行などもあって,その認識が高まりつつあるが,段差解消や駅舎の整備 など,ハード面の整備というイメージが強い。社会基盤整備を通じて公 共の福祉に貢献することを目的とする土木技術者には,交通バリアフリ ーを通じて,すべての人が安心して生活できる福祉のまちづくりを実現 するという役割と活躍の場があると思われる。 本セミナーでは,これまでの小委員会の活動をふまえながら,交通バ リアフリーを通じた今後の福祉のまちづくりのあり方や土木技術者が担 うべき役割について討論し,展望することを目的とする。

1. 主催 土木学会(担当:土木計画学研究委員会 高齢社会における交通システム整備の体系に関する研究小委員会/代表 三星昭宏近畿大学教授)
2. 日時 5月16日[金]10:00−16:40
3. 場所 土木学会講堂(新宿区四谷一丁目無番地 TEL 03-3355-3559)
4. 応募締切 5月9日[金]
5. 定員 150名
6. 参加費 3 000円
7. 申込方法 学会誌綴込みの「行事参加申込書」に所定の事項を 明記のうえ,土木学会事務局行事担当宛FAXにてお 申込みください。
8. 問合先 秋田大学工学資源学部土木環境工学科 木村一裕
TEL 018-889-2368/FAX 018-889-2975
E-mail:kzkimura@ce.akita-u.ac.jp
9.プログラム
10:00−10:10 開会 セミナーのねらい
三星昭宏(近畿大学)
10:20−11:40 第1部 交通バリアフリー法の現状と課題
・基本構想策定の現状国土交通省(交渉中)
・ガイドラインと事業化国土交通省(交渉中)
・自治体の取り組み(交渉中)
・小委員会の取り組みと今後への課題
山田 稔(茨城大学)
11:40−12:40 昼休み
12:40−14:40 第2部 市民参加・当事者参加と教育
・市民参加の効果評価−藤沢を事例として−
大島 明(国際航業)
・交通事業者への接遇教育
藤井直人(神奈川リハビリテーション病院)
・小学校における取り組み
飯田克弘(大阪大学)
14:50−16:30 第3部 少子高齢化時代の都市のあり方
・基調講演
佐藤馨一(北海道大学)
・パネルディスカッション
パネリスト:秋山哲男(東京都立大学),磯部友彦(中部大学),新田保次 (大阪大学),安江雪菜(計画情報研究所)
コーディネータ:木村一裕(秋田大学)
16:30−16:40 閉会

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