破壊力学は,構造物の強度計算や余寿命評価のみならず,製造法や
品質保証を検討するうえできわめて有用なツールとなることから,橋梁
などの大型構造物からLSIなどの電子部品の設計・生産・評価にいたる
までさまざまな産業分野に広く普及するようになっております。本講習
会では,各分野の第一線でご活躍の方々を講師としてお迎えし,破壊力
学の基礎から最新の技術開発動向にいたるまで,平易かつ具体的にご講
演いただきます。また,講義内容をより効果的に習得していただくため
に,破壊じん性測定実習および応力拡大係数計算演習を積極的にプログ
ラムに取り入れております。企業・研究所の若手技術者・研究者,理工
系の学生などはもちろん,すでにこの方面に携わっておられる方々にも
非常に有益な内容となっておりますので,多数の方々のご参加をお待ち
しております。
1.
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主催
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日本材料学会関西支部
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2.
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協賛
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土木学会関西支部ほか30団体
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3.
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期日
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6月19日[木]・20日[金] |
4.
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場所
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(株)島津製作所 三条研修センター
京都市中京区西京桑原町1 TEL 075-823-1111
JR京都駅より,市バス205系統(金閣寺・北大路行)乗車,「西大路三条」下車,徒歩3分
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5.プログラム
6月19日 |
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8:55−9:00
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開会の挨拶 久保司郎(日本材料学会関西支部 支部長)
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9:00−10:50
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破壊力学の考え方 久保司郎(大阪大学大学院 工学研究科)
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11:00−12:10
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破壊じん性とその試験法 宮田隆司(名古屋大学大学院 工学研究科)
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13:00−14:10
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疲労き裂進展問題に対する破壊力学の適用 菅田 淳(大阪大学大学院 工学研究科)
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14:20−15:30
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環境強度問題に対する破壊力学の適用 箕島弘二(京都大学大学院 工学研究科) |
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15:40−16:50
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高温強度問題に対する破壊力学の適用
北村隆行(京都大学大学院 工学研究科) |
6月20日 |
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9:30−10:40
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セラミックスおよび先進複合材料の強度評価に
対する破壊力学の適用 田中啓介(名古屋大学大学院 工学研究科)
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10:50−12:00
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接合・接着問題への破壊力学,特異場パラメ
ータの適用 服部敏雄((株)日立製作所 機械研究所) |
A班:12:50−13:50,B班:15:00−16:00 |
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破壊力学に基づく機器配管の安全保障と余寿
命評価 北条公伸(三菱重工業(株) 高砂研究所) |
A班:13:50−14:50,B班:16:00−17:00 |
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応力拡大係数の計算演習 阪上隆英(大阪大学大学院 工学研究科)
磯野吉正(立命館大学 理工学部) |
A班:15:00−17:00,B班:12:50−14:50 |
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破壊じん性測定の実習 (株)島津製作所 |
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6.
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定員
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100名 |
7.
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参加費 (テキスト代を含む)
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会 員:
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個人・法人:
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35,000円
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大学・官公庁:
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17,500円
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学生:
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10,000円
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非会 員:
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個人・法人:
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50,000円
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大学・官公庁:
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35,000円
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学生:
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15,000円
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※本学会および協賛学協会の賛助会員である会社・工場よりお申込
みの方につきましては会員と同等にお取扱いいたします。なお,
テキストのみをご希望の方には,6,000円(送料別)で頒布い
たします。 |
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8.
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申込締切
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6月12日[木] |
9.
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申込方法
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参加申込書あるいはA4用紙に「破壊力学講習会参加
申込み」と題記し,氏名,勤務先,連絡先,所属学
協会等を明記しお申込みください(FAX,E-mail
可)。また,下記の口座に参加料をお振込みください。
口座名義「(社)日本材料学会関西支部」
郵便振替口座 01070-8-42891
みずほ銀行 百万遍支店 普通預金口座 1330662
※請求書,郵便振替用紙がご入用の方はその旨ご連
絡ください。こちらから用紙をお送りいたします。 |
10.
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申込・問合先
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日本材料学会関西支部
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
TEL 075-761-5324/FAX 075-761-5325
E-mail:kansai@jsms.jp |