日本学術会議主催「理論応用力学講演会」は力学に関する最も権威ある世界の組織IUTAMの開催する国際会議の国内版として開催されてきました。力学が細分化する中で,各々の分野の先端的研究を集めて,幅広い力学研究の動向を確かめ合うことが本講演会の目的です。本年度も,多くの力学の共通語を中心としたオーガナイズドセッションとパネルディスカッションを組み,ご要望にお応えしたいと存じます。皆様の多数のご参加をお待ちしております。
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主催 |
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日本学術会議 メカニクス・構造研究連絡委員会
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共催 |
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土木学会,◎日本航空宇宙学会ほか13団体(◎:主幹事学会)
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開催日 |
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2004年1月27日[火]−29日[木]
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開催場所 |
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日本学術会議(港区六本木7-22-34)
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テーマ企画一覧 |
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[特別講演題目/講師]
航空機100年,ライト兄弟と応用力学/鈴木真二(東大)
惑星探査機「はやぶさ」とその飛行状況について/川口淳一郎(宇宙研)ほか1件
[パネルディスカッションテーマ/モデレータ]
過冷却液体の動力学/渡辺匡人(学習院大),柿本浩一(九大)
各種自然エネルギー有効利用の現状と将来予測/加藤信介(東大),松本 勝(京大)
将来エネルギーの開発と課題/竹田敏一(阪大)
計算工学におけるハイパフォーマンスコンピューティングの変貌/白山 晋(東大)
[オーガナイズドセッションテーマ/オーガナイザ]
OS.1 | 将来型航空機/泉 耕二(航技研) |
OS.2 | 将来型宇宙輸送機/舞田正孝(航技研) |
OS.3 | 多分野を統合した最適化技術/鈴木真二(東大) |
OS.4 | CFD利用の新展開/大林 茂(東北大),山本一臣(航技研) |
OS.5 | 知的構造システム/武田展雄(東大) |
OS.6 | 空力関連問題とモニタリング手法/松本 勝(京大),田村幸雄(東京工芸大) |
OS.7 | 固体力学におけるオイラー型解法の新展開/野口裕久(慶大),岡澤重信(広島大),山田貴博(横浜国大) |
OS.8 | 構造形態の創生と最適化/本間俊雄(鹿児島大),大森博司(名大),鈴木克幸(東大) |
OS.9 | ミクロ流体/越塚誠一(東大) |
OS.10 | 水波と浮体の非線形相互作用/柏木 正(九大) |
OS.11 | マルチスケール計算力学/岡田 裕(鹿児島大),寺田賢二郎(東北大) |
OS.12 | 先端機能材料・構造システムのメゾメカニックス/成田史生(東北大),真田和昭(富山県立大) |
OS.13 | 多相多スケール現象の計算手法/矢部 孝(東工大),田中伸厚(茨城大) |
OS.14 | 回転成層流体における流れの不安定と乱流/新野 宏(東大),松田佳久(東京学芸大) |
OS.15 | 構造物の非線形解析と安定問題/池田清宏(東北大),大崎 純(京大) |
OS.16 | 渦のダイナミックスと安定性/福本康秀(九大) |
OS.17 | 流動場の時空間データ解析の新展開/武田 靖(北大) |
OS.18 | 多相物質のレオロジー/鳴海敬倫(新潟大),堀米 操(大日本インキ) |
OS.19 | ナノテクの数理とその手法/安田英典(三菱総研),中村正彰(日大) |
OS.20 | 逆問題の新しい解析手法の提案−数学と数値計算の接点−/磯 祐介(京大),今井仁司(徳島大) |
OS.21 | CAD/CG の数理/萩原一郎(東工大) |
OS.22 | 金融工学の展開/岸本一男(筑波大),石村直之(一橋大) |
[一般セッション]
固体力学,流体力学,固体−流体力学,数値解析,その他
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講演申込 |
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オーガナイズドセッション,一般セッションいずれも,9月19日[金]までに,本講演会ホームページからお申込みください。
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講演論文集原稿 |
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審査の結果,採択された講演については,A4判2ページの版下原稿(およびPDFファイル)を提出いただきます〔2003年11月28
日[金]締切〕。その際,1件の講演につき整理費2,000円を申し受けます。 |
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英文論文 |
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著者の希望により発表論文を改めて英文で投稿されると,査読による審査を経て後日発行する英文Proceedingsに収録されます。
(詳細は講演会会期中,会場にてお知らせいたします) |
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問合先 |
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実行委員会幹事 鈴木宏二郎(東大)
TEL 03-5841-6600/FAX 03-5841-8560
E-mail:kjsuzuki@k.u-tokyo.ac.jp
ホームページ本講演会に関する詳細・最新情報は,http://www.jsass.or.jp/nctamに掲載されています。
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