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国際建設ロボットシンポジウム2006(ISARC 2006)(International Symposium on Automation andRobotics in Construction 2006) −建設産業をリードするロボット技術(RT)&情報技術(IT) |
● 主 旨 今般、建設ロボット関連6団体共催による国際建設ロボットシンポジウム2006(ISARC 2006)を開催することになりましたので、ここ
にご案内申し上げます。
本シンポジウムは、1984年に米国ピッツバーグのカーネギメロン
大学にて第1回を開催し、1988年にわが国では初めて、第5回シンポジウムが盛況裏に開催され、その後、第9回、第13回とシンポジウムが開催され成果をあげてきました。
今回、海外諸国の強い要望によりわが国で10年ぶりに4度目の第23回国際建設ロボットシンポジウムが開催されることとなりました。
現在、わが国の建設分野における自動化・ロボット化への志向は、厳しい社会環境の中で、実用化を目指した発展期に向けて踏み出そうとしており、社会的ニーズも高まり、危険作業の自動化・ロボット化など新たな分野を含めて、その効果的な活用が強く望まれている現状にあります。
また、ロボット技術や情報処理技術等の急速な進歩は、従来、極めて困難とされていた建設工事における高度な省力化・自動化・ロ
ボット化の実現が可能になってきましたが、解決しなければならない問題も数多く残されております。
このような背景の下、わが国を含め諸外国の建設産業における建設ロボット分野の技術革新と建設生産システムの近代化を促進
するために、「建設産業をリードするロボット技術(RT)&情報技術(IT)」をシンポジウムの総合テーマとして掲げ、建設業をめぐる諸問
題を解決すべく建設分野のロボット技術の開発とその導入、普及促進等に寄与することを期待しております。
今回のシンポジウムでは、国内外の土木・建設をめぐる建設活動へのロボット導入の現状と将来を展望するとともに、建設ロボット
の要素技術に関する研究、ロボットの適用事例、ロボット化施工に対する計画・管理技術、コンピュータによる情報化施工、環境、防災、安全回復、リニューアル、急速施工等の発表を予定しています。
なお、本シンポジウムでは、投稿いただいた論文の中から、審査委員会の審査を経て、優秀な論文に対して表彰を行う予定です。
以上の趣旨と内容をご理解いただき、関連する各分野からの積極的なご参加をいただきますよう、ご案内申し上げます。
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● 主催(順不同) 国際建設ロボット学会(IAARC)、(社)土木学会ほか
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● 後援(順不同・予定)
経済産業省、国土交通省、(社)建築業協会、(財)国土技術研究センター、(財)製造科学技術センター、(社)全国建設業協会、(社)日本
建設業団体連合会、(財)日本建築センター、(社)日本土木工業協会
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● 開 催 日 | : | 2006年10月3日(火)〜5日(木) |
● 会 場 | : | 早稲田大学 国際会議場(東京都新宿区西早稲田1-20-14、TEL:03-5286-1755) |
● 併催事業 併催事業としてパネル・ポスター展示およびポストシンポジウムツアーを企画しています。
(1)パネル・ポスター展示(出品有料)
本シンポジウムテーマに関連している自動化・ロボット化および関連機器等に関するパネル・ポスターの展示。
(2)ポストシンポジウムツアー(参加有料)
会期後に、海外参加者を対象として、大学、研究所、関連施設、自動化施工現場等のポストシンポジウムツアー。
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● 論文募集内容 (1)建設生産についての将来展望
(1)建設現場におけるロボット、ITのニーズ
(2)建設ロボット開発をめぐる状況 (3)設計・施工情報の利活用 (4)ロボット化施工と設計の課題 (5)ロボットをめぐる計画・管理技術 (6)その他 (2)計画・管理技術
(1)建設ロボットの経済性分析
(2)工事計画・管理手法 (3)IT利用技術 (4)情報化施工 (5)知識工学、AI利用 (6)バーチャルリアリティ技術 (7)ロジスティクス、CALS (8)ロボット化施工の品質と生産性 (9)その他 (3)要素技術
(1)センサ、画像処理
(2)エンドエフェクタ (3)教示方法 (4) 遠隔制御・自律分散制御 (5)移動ロボット (6)マンマシンインタフェース (7)計測・診断 (8)情報システム (9)その他 (4)新領域分野
(1)環境関連(土壌汚染、他)
(2)防災関連(レスキュー、災害復旧、他) (3)安全回復(人道的地雷除去、不発弾・危険物処理、他) (4)メンテナンス(清掃、点検、他) (5)急速施工(立体交差技術、他) (6) その他 (5)適用事例
(1)地下壁・基礎工事の自動化・IT化・ロボット化
(2)トンネル・ダム工事の自動化・IT化・ロボット化 (3)建築工事の自動化・IT化・ロボット化 (4)建設機械を用いた無人化施工 (5)海洋工事の自動化・IT化・ロボット化 (6)加工・組立・仕上設備工事の自動化・IT化・ロボット化 (7)搬送・揚重の自動化・IT化・ロボット化 (8)検査(計測・探査・診断)の自動化・IT化・ロボット化 (9)リニューアル・解体の自動化・IT化・ロボット化 (10)その他 |
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● 問合先 〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館
社団法人日本ロボット工業会 国際建設ロボットシンポジウム2006事務局 TEL:03-3434-2919/FAX:03-3578-1404 E-mail:isarc2006@jara.jp URL:http://www.jara.jp/ |