わが国のライフラインは、欧米先進国に比して整備に遅れがあると
指摘されているが、その物量はきわめて膨大であります。また、近年建
設されてきたこれらのライフラインの一部は、経年による老朽化も認め
られている。
さらに、これらのライフラインは、その設置場所・利用状況・費用な
どによる制約から、容易に検査・補修を行いにくい状況にあることから、
その補修・更新費用の増大、補修・更新工事に伴いライフラインの流
れを規制する必要があるなど、社会的影響も大きい。
現在、各ライフライン事業分野においては、検査・診断・補修等を
行う自動化・ロボット技術の開発に鋭意取り組んでいる。今後は、膨
大な既存ライフラインの検査・診断や補修・再生に対するニーズは年々
増加し、これらを的確かつ効率的に実施するための点検診断技術、情
報化技術、ならびに自動化・ロボット化技術がますます必要とされるこ
とが予想される。
そこで土木学会建設用ロボット委員会(ライフライン小委員会)では、
ライフライン地下構造物の維持管理分野で用いられている最新技術や、
今後の課題について調査研究に取り組み、このたび、その成果がまと
まったので、下記の要領で講習会を開催する。
ライフライン地下構造物などの維持管理に従事されている保全技術
者や、計画・設計・施工に携わる技術者のみならず、施工技術の自動
化・情報化およびロボット化に関心をお持ちの方々に有効な情報にな
ると思われる。多数の方々にご参加をいただきたくご案内する。
● 主 催 |
: |
土木学会中部支部 |
● 日 時 |
: |
2006年12月8日(金)13:00〜17:00(開場12:30) |
● 場 所 |
: |
名古屋市工業研究所1Fホール(名古屋市熱田区六番三丁目4番41号)
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● テキスト |
: |
「ライフライン地下構造物の維持管理−自動化・情報化・ロボット化への展開−」
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● プログラム
13:00〜13:10 |
開催挨拶 建設用ロボット委員会 委員長
香川大学 工学部安全システム建設工学科
教授 神崎 正 |
13:10〜13:30 |
ライフライン地下構造物の維持管理における自動化等の現状と課題
前小委員長 山口 茂 |
13:30〜14:50 |
各ライフラインの維持管理における自動化等の現状と課題 I
(1)道 路 委員 石村利明
(2)鉄 道委員 岡野法之
(3)電 気小委員長 田中大樹
(4)通 信委員 山崎泰司 |
14:50〜15:00 |
質疑応答 |
15:00〜15:15 |
《休 憩》 |
15:15〜16:45 |
(5)上水道 委員 高津 治
(6)下水道前委員 平川正道
(7)ガ ス委員 石川雅章
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16:45〜16:55 |
質疑応答 |
16:55〜17:00 |
閉会挨拶 ライフライン技術小委員会 小委員長 |
※プログラムおよび講師等については変更する場合がございます。
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● 参 加 費 |
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正会員:6,000円、非会員:7,000円、学生会員:5,000円 |
● 定 員 |
: |
100名(先着申込順) |
● 申込方法 |
: |
参加希望者は、郵便振替または現金書留にて参加費
を払い込むとともに参加申込書(中部支部ホームペー
ジに掲載)に明記のうえ、払込証明書(払込票や現金
書留票など)を添付し、下記宛にFAXでお申込みくだ
さい。
入金確認後、参加証および領収書を送りますので当
日ご持参ください。 |
● 申込締切日 |
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2006年11月27日(月) |
● 問合せ先 |
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(社)土木学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄2-9-26ポーラビル8F
TEL:052-222-3705/FAX:052-222-3773
郵便振替口座:00800-3-654
口 座 名:(社)土木学会中部支部
なお、手数料は申込者負担でお願いします。
ホームページ:http://www.jsce.or.jp/branch/chubu/ |