土木学会誌5月号モニター回答
新しい土木領域と期待される土木技術者像
新しい土木領域と言うことだが、別掲の建設投資の推移予測を見ても、土木技術者の領域の拡大の必要性は強く求められていることはわかるが、それにしてもここで挙げられている分野だけでは物足りない印象がある。 おそらく、環境、維持管理、バリアフリーも従来の建設投資の枠組みの中での話であろう。となると、需要拡大という面からであると、海外のみである。最近のコンピュータ技術の発展などのところに新たな需要の目がないか、または社会工学的、つまり投資管理・計画など金融的な分野など、今後の教育における分野の増強の話などにもつながることであり、更なる議論を望みたい。
(新日本製鐵(株) 冨永知徳)
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