土木学会誌6月号モニター回答

近代化遺産とさわやかウォーキング

 橋の再生を点整備に止めず、周辺施設やそれを結ぶ遊歩道を含めた面整備としてしたことに意味がある。この事例は地域の観光資源として多いに魅力的だ。それも桃介氏が優れた景観設計を行ったので、今の人々にとってシンボルとして受け入れられたせいだろう。 まだ私が学生の頃、再整備前の桃介橋に偶然出会った。発見の喜びと朽ち行くその姿に哀愁を感じたことを今でも鮮明に覚えている。
 ((株)大林組 後藤嘉夫) 
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