9.「地震作用に対するコンクリート構造物の性能照査型設計―時空間における設計の検討課題と近未来像―」に関する講習会開催
行事コード:8025/行事略称:コンク耐震設計講習会コンクリート委員会「耐震設計研究小委員会」(委員長:島 弘(高知工科大学))では、地震作用を受けるコン クリート構造物をテーマとして、高度な性能照査手法およびそれを活かした設計法について、2003年7月より2年間にわたって組織的な調査研究を行い、2005年9月に開催され た講習会にてその成果をご報告いたしました。その成果を基にさらに調査研究を進め、計画設計プロセスにおけるステージ毎の要求性能を明確 に意識した(耐震)設計の考え方、3次元空間に存在する構造物のありのままの挙動を再現する高度な耐震性能照査手法、時間軸上に存在する構 造物の経時劣化を考慮した性能照査手法などについて、2006年1月より2年間にわたって活動を継続してまいりました。総勢30名の委員の精力的な活動によって、このたび、非常 に価値の高い研究成果を取りまとめるに至りましたので、標記講習会を開催して本委員会の研究成果をご報告することといたしました。ふるってご参加いただきますようお願い申し 上げます。なお、講習会プログラムを一部変更する場合もございますので、あらかじめご了承下さいますようお願い申し上げます。
・主 催
土木学会(担当:コンクリート委員会耐震設計研究小委員会)
・日 時
7月4日(金)
13:00〜18:00
13:00〜18:00
・場 所
土木学会講堂
・定 員
150名(申込先着)
・参加費
正会員8000円、非会員12000円、学生5000円(テキスト代含む)
・申込方法
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/index.html)から、または学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ、研究事業課宛FAXにてお申し込みください。申込書到着後、 10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
※申込みに関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。 ただし、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場にて受付いたします。
(2)お申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
・申込締切日
6月25日(水)【必着】
・問合せ先
土木学会コンクリート委員会 松沼
TEL:03-3355-3559
FAX:03-3355-5278
TEL:03-3355-3559
FAX:03-3355-5278
・プログラム
司会:牧 剛史(埼玉大学)
13:00〜13:15 | 開会挨拶 小委員会委員長 島 弘(高知工科大学) |
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13:15〜14:45 | 3次元空間に存在する構造物のありのままの挙動を再現する性能照査法 (照査技術WG) 検討の概要 牧 剛史(埼玉大学) FEMによる照査事例 平野 勝識(フジタ) 照査用地震動に関する検討 青戸 拡起(武蔵工業大学) 構造物−地盤連成解析に関する検討 牧 剛史(埼玉大学) 非線形解析に基づく損傷指標と照査 斉藤 成彦(山梨大学) |
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14 :45〜15:00 | 休憩 | |
15 :00〜16:30 | 時間軸上に存在する構造物の経時的な劣化を考慮した性能照査法 (時間軸WG) 検討の概要 渡辺 忠朋(北武コンサルタント) 劣化部材に関する実験的検討 平野 勝識(フジタ) 劣化部材に関する解析的検討 土屋 智史(コムスエンジニアリング) 補修部材の関する検討 滝本 和志(清水建設) 復旧と時間軸を考慮した照査 渡辺 忠朋(北武コンサルタント) |
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16 :30〜17:30 | 計画段階毎の要求性能を明確に意識したコンクリート構造物の設計法に関する検討と試設計 (設計WG) 検討の概要 谷村 幸裕(鉄道総合技術研究所) シビルデザイン 渡邊 伸和(大林組) ストラクチュラルデザイン 谷村 幸裕(鉄道総合技術研究所) ディテールデザイン,試設計 斎藤 隆(大林組) |
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17 :30〜17:45 | 閉会挨拶 小委員会幹事長 牧 剛史(埼玉大学) |
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会