14．土木学会安全問題討論会’08・論文募集１２「組織の危機管理」
土木学会安全問題研究委員会（委員長 広島工業大学教授 中山隆弘）では、定期的に安全問題討論会を 開催して、学会内外から広く参加者を募り、安全問題に関して自由に意見交換できる場を提供してまいりました。
過去6回の討論会では、「震災等自然災害と社会の安全」、「社会基盤施設の安全性の問題」、「構造物の早期劣化」、 「土木と危機管理」、「想定外を想定内にするための安全・防災教育」、「地域社会の安全・安心」といった、その時々に社会の注目を集める事案を 総合テーマに選び、ときにはマスコミや一般市民の方にも参加いただき、安全問題に関する社会の生の声を聞く貴重な場となっています。
ここ数年、異常気象による自然災害（台風、集中豪雨、竜巻等）が多発し、人びとの生命や財産が脅かされてい ます。また、巨大地震の発生も危惧されています。さらに、耐震偽装、食品偽装、医療過誤問題などが繰り返され、日常生活における安全性までも保障 できない状況にあります。このような状況下において、地域社会の安全・安心を確保していくためには、地域社会における組織（行政、企業、学校等の 地域コミュニティ）単位での危機管理が重要です。そこで、今回は、「組織の危機管理」を総合テーマに、災害・事故発生時の地域社会における組織の危 機管理のあり方を考える場としたいと思います。
具体的には、(1)社会的責任（コンプライアンス、企業倫理）、(2)災害・事故情報の共有と伝承、(3)災害時のリスク 管理、(4)リスクコミュニケーション、(5)セキュリティ対策、(6)業務継続計画（BCP）、(7)その他のテーマを考えています。
つきましては、下記要領で討論会の実施ならびに論文募集をさせていただきます。会員の皆様からの積極的なご応募をお願いいたします。なお、ご 投稿いただいた論文は、土木学会安全問題研究論文集の査読基準に基づいて採否を決定させていただきます。採択された論文は、2008年11月発行予定の「安全問題研究論文集（Vo l・3）」に掲載させていただきます。また、11月25日、26日開催予定の「安全問題討論会'08」で発表していただきます。
・日 時
2008年11月25日（火）、26日（水）
・場 所
土木学会講堂
・内 容
招待講演、一般論文の発表
・論文募集の詳細
（1）論文内容：
Ｉ テーマ論文：「組織の危機管理」に関する論文や報告
(1)社会的責任（コンプライアンス、企業倫理）、(2)災害・事故情報の共有と伝承、(3)災害時のリスク管理、(4)リスクコミュニケーション、(5)セキュリティ対策、(6)業務継続計画 （BCP）、(7)その他
(1)社会的責任（コンプライアンス、企業倫理）、(2)災害・事故情報の共有と伝承、(3)災害時のリスク管理、(4)リスクコミュニケーション、(5)セキュリティ対策、(6)業務継続計画 （BCP）、(7)その他
II 一般論文：労働安全、ヒューマンファクター、安全教育、安全知、防災・減災環境と防災、情報と防災等に関する論文や報告
（2）応募方法：A4用紙1枚に、「土木学会安全問題討論会'08論文」と明記のうえ、
(1)論文題目、(2)テーマ論文I・一般論文IIの別、(3)著者 名、(4)所属、(5)論文概要（300字程度）、(6)連絡先（発表者）の氏名、住所、電話、FAX、Eメール、を記入のうえ、下記宛にお申し込みください。
(3）応募期限：2008年6月20日（金）【消印有効】
（4）申込先・原稿提出先：〒160-0004 新宿区四谷1丁目
土木学会研究事業課 担当：安全問題研究委員会 岩西
TEL：03-3355-3559
FAX：03-5379-0125
E-mail：iwanishi@jsce.or.jp
土木学会研究事業課 担当：安全問題研究委員会 岩西
TEL：03-3355-3559
FAX：03-5379-0125
E-mail：iwanishi@jsce.or.jp
（5）原稿書式：原稿は、原則として、A4用紙で6ページ（書式はホームページ http://www.jsce.or.jp/committee/csp/cspl.htm）にまとめてください。
（6）原稿提出期限：2008年8月22日（金）【消印有効】
（7）論文掲載料：無料
（8）問合せ先：安全問題研究討論会実行委員会委員長 白木 渡（香川大学、shiraki@eng.kagawau.ac.jp）
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会