17.構造工学委員会「国際教育プログラム作成小委員会」の委員公募
・委員会名
国際教育プログラム作成小委員会(委員長:関西大学教授古田 均)
・活動期間
設置の日からの2年間を予定(2008年7月設置予定)
・設立趣旨
これまでの委員会活動では、学術・技術進歩への貢献をねらったものが多く、多くの有益な実績を上げてきているものの、国際交流、国 際貢献について、これまであまり積極的に取り組んできたとは言えない。わが国の構造工学に関する調査研究レベルは、非常に高いものがあり、われわれがこれまで得た知見 や成果を、国際社会、特にアジア・アフリカ諸国に対して還元することは非常に重要な責務であると考えられる。
したがって、このような観点、背景を踏まえ、英語による、留学生やアジア諸国の構造技術者を対象とした教育コースを設置し、構造工学の第1線の研究者・技術者によ る教育活動を展開したいと考えている。そのため、たとえば、性能設計法や維持管理に関する教育プログラムのシラバス、コンテンツの整理、テキスト作成のために国際プ ログラム作成小委員会を設置し、その実現に向けた活動を行うことを目的とします。
・活動計画(案)
初年度:各大学の既存の留学生対象の構造工学に関するカリキュラムとシラバスの収集とその内容の 検討を行うと同時に発展途上国における構造技術者に必要な知識に関する調査を行う。その成果を基に本教育コースのシラバスとコンテンツのプロトタイプを作成する。ま た、この試作教材を用いて、本教育コースの実証実験をいくつかの大学の留学生や技術者を対象に行う。
2年目:初年度の調査研究成果を基に、本教育コース用のテキストを作成し、できれば出版を考え る。それを用いて、本教育コースの本格的な運用を行い、問題点を抽出し今後の課題を明らかにする。最後にまとめを行う。
・募集人数
特に制限は設けませんが、極端に多数の応募の場合はご本人の業務・研究歴・応募理由等を参考に公募者側で委員選定することもあり えます。
・申込方法
参加を希望される方は、(1)氏名、年齢、所属、連絡先住所、電話番号、FAX番号、Eメールアドレス(2)応募理由、(3)現在の主たる業務・研究の 概要を次の応募先にメールの件名を「国際教育プログラム作成小委員会公募申込」としてEメールにてご応募ください。折り返しご連絡を差し上げます。
・申込締切日
2008年6月30日(月)
・申込・問合せ先
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会