11.材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会「成果報告会」の開催について
開催日:2009年5月27日[水]
申込締切:2009年 5月19日[火]
行事コード:E9020
行事略称:コンク材料劣化構造性能講習会
申込締切:2009年 5月19日[火]
行事コード:E9020
行事略称:コンク材料劣化構造性能講習会
コンクリート委員会「材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会」(委員長:下村 匠(長岡技術科学大学))では,塩害による鉄筋腐食など,供用中の環境作用により劣化したコンクリート構造物の力学性能の評価に主眼を置き,これに関連する技術的・学術的諸課題について,2004年5月より2期4年半にわたり組織的・体系的な調査研究活動を行ってまいりました.2期目では,劣化構造物の性能評価のためには,実験技術の一般化,信頼できる実験データの取得,ばらつきの把握が不可欠と考え,鉄筋腐食させたRC梁部材の力学性能に関する共通試験(ベンチマークテスト)を実施したことが特徴です.その結果を踏まえ,劣化した構造物の調査方法,構造解析手法,および信頼性設計の考え方を導入した構造物のマネジメント手法を研究してまいりました.産官学より集まった総勢50余名の若い委員の精力的な活動により,価値の高い成果を取りまとめることができたと考えております.
このたび,標記成果報告会を開催し委員会の研究成果を報告することにいたしました.報告会では,武若耕司鹿児島大学教授をお招きし,本委員会の課題を含む研究分野に関連する特別講演をいただくことを予定しています.奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.なお,プログラムを一部変更する場合もありますので予めご了承下さいますようお願い申し上げます.
・主 催
土木学会(担当:材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会)
・期 日
5月27日(水)10:30〜17:00
・場 所
土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目)
・定 員
120名(申込先着)
・参加費
会員8,000円,非会員12,000円,学生4,000円(テキスト資料代を含む.コンクリート技術シリーズ)
・申込方法
土木学会ホームページ http://www.jsce.or.jp/event/index.html から,または学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ、研究事業課宛FAXにてお申し込みください。申込書到着後、10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
*申込に関してお願い
*申込に関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。但し、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場にて受付いたします。
(2)お申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますので予めご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
・申込締切日
5月19日(火)必着
・問合せ先
(社)土木学会コンクリート委員会(事務局担当:村木)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
・プログラム
司 会:宮里心一(金沢工業大学)
10:30〜10:45 | 開会挨拶:本委員会の背景.目的,活動概要
小委員会委員長 下村 匠(長岡技術科学大学)
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10:45〜11:45 | 材料劣化を生じたRC部材の構造性能に関する共通試験
山本貴士(京都大学)
大屋戸理明(鉄道総合技術研究所) 三方康弘(大阪工業大学) |
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11:45〜13:00 | 休憩 | |
13:00〜13:45 | 特別講演
武若耕司(鹿児島大学)
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13:45〜14:30 | 構造性能評価のための計測技術
加藤佳孝(東京大学)
松山公年(日本工営) |
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14:30〜14:45 | 休憩 | |
14:45〜15:30 | 確率的あるいは確定的手法を用いたRC構造物の性能評価手法
鶴田浩章(関西大学)
日比野憲太(原子力安全基盤機構) |
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15:30〜16:10 | 非線形解析による鉄筋腐食の生じた構造物の構造性能評価
上原子晶久(弘前大学)
斉藤成彦(山梨大学) |
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16:10〜16:50 | 調査結果に基づく実構造物の構造性能評価(ケーススタディ)
斯波明宏(三井住友建設)
高橋良輔(山梨大学) 国枝 稔(名古屋大学) |
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16:50〜17:00 | 閉会挨拶:総括,今後の課題と展望
小委員会幹事長 宮里心一(金沢工業大学)
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© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会