21.地震工学委員会 石積擁壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会の委員 公募
・委員会名
石積擁壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会
委員長候補予定者:(株)千代田コンサルタント 次長 橋本隆雄
委員長候補予定者:(株)千代田コンサルタント 次長 橋本隆雄
・活動期間
2009 年7月より約3年間を予定
・設立趣旨
2004年新潟県中越地震では,道路,鉄道,宅地等の擁壁が震度6強の揺れによって甚大な被害を受け,特に耐震設計されていなかった石積擁壁の被害は顕著でした。石積擁壁は擁壁本体の一体性が低いため,地震時に崩壊しやすい構造となっています。一方で,伝統的な城壁については,これまでの数々の地震の際にも地震の際にも意外に耐える構造であるなどその耐震性が実証されているが,そのメカニズムは十分に解明されていません。今後,東海・東南海・南海地震,首都圏直下地震等の大地震の発生が危惧されているが,十分な耐震診断および補強方法が確立されていないために,全国に存在する膨大な数の石積擁壁の耐震化が図られていないのが実状であります。
この様な背景のもと,本研究では地震工学委員会内に小委員会を新たに設置して,石積擁壁の設計法の確立から耐震診断・補強技術の体系を構築し,この体系に基づきながら全国に存在する石積擁壁の耐震対策の促進を図るための研究開発を行うことを目的としています。
具体的な研究内容は以下の事項となります。
(1)擁壁の地震被害事例の調査・分析
(2)石積擁壁の解析手法の検討
(3)石積擁壁のモデル実験および金沢城壁を用いた実物実験による検証
(4)石積擁壁の耐震診断手法の検討
(5)石積擁壁の補修・補強対策
(1)擁壁の地震被害事例の調査・分析
(2)石積擁壁の解析手法の検討
(3)石積擁壁のモデル実験および金沢城壁を用いた実物実験による検証
(4)石積擁壁の耐震診断手法の検討
(5)石積擁壁の補修・補強対策
・募集人数
特に制限は設けませんが、極端に多数の応募の場合は御本人の業務・研究歴・応募理由等を参考に公募者側で委員選定する事もありえます。
・応募方法
参加を希望される方は、(1)氏名、年齢、所属、連絡先住所、電話番号、FAX
番号、E-mail アドレス(2)応募理由、本委員会で取り組みたい内容のキーワード(3)現在の主たる業務・研究の概要をA4 用紙1 枚程度にまとめた上で次の応募先にメールの件名を「石積擁壁の耐震診断・補強に関する研究小委員会公募申込」としてE-mail にてご応募下さい。7月以降にこちらから折り返しご連絡を差し上げます。
・応募締切
2009 年6月30日(火)
・応募先・その他問合せ先
(社)土木学会 研究事業課 富田 俊行
TEL:03-3355-3559 E-mail: tomita@jsce.or.jp
TEL:03-3355-3559 E-mail: tomita@jsce.or.jp