6.2009年度(第45回)水工学に関する夏期研修会
Aコース 河川・水文 行事コード:92302
Bコース 海岸・港湾 行事コード:92303
Bコース 海岸・港湾 行事コード:92303
・主 催
土木学会(担当:水工学委員会,海岸工学委員会)
・共 催
土木学会東北支部(予定)
・期 日
2009年8月 5日(水)〜 6日(木)の2日間 (A,Bコース並行開催)
・場 所
JR東北新幹線:東京駅 → 郡山駅(やまびこ号 80分)
郡山駅 → 日本大学下車(日大行バス 20分)
JR東北本線 :郡山駅 → 日本大学下車(日大行バス 20分)
:安積永盛駅下車(徒歩 15分)
福島空港 :車で約30分
・定 員
Aコース 150名 Bコース 150名
・受講料
1コースにつき1名 一般 (社会人)16,000円
学生・院生13,000円
*いずれのコースも受講料に,講義集代(6,500円)が含まれています.
・申込方法
下記のいずれかの方法でお申込下さい
(1)土木学会ホームページ: http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp から
(2)FAX:学会誌巻末に掲載されている「本部行事参加申込用紙」をご利用下さい.
・申込に関するお願い
(1)当日の受付は非常な混雑が予想されるため,参加費の当日払いはご遠慮下さい.
請求書類を発行しますので,銀行振込または郵便振替による支払いをご指定下さい.
請求書類を発行しますので,銀行振込または郵便振替による支払いをご指定下さい.
(2)申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.
締切日以降の事前受付は致しませんが,定員に余裕があれば行事当日会場にて受付します.
締切日以降の事前受付は致しませんが,定員に余裕があれば行事当日会場にて受付します.
(3)申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課(行事受付係:03-3355-3559)へご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください.
(4)申込みをされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断りします.
* 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送り致します.
* 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送り致します.
・申込締切日
2009年7月24日(金)【必着】
・講義集の販売について
テキストのみご希望の場合は、行事終了後に出版事業課までお問合せください。
注)会場では現金販売いたします. 価格:A,Bコース共に 1冊 6,500円(税込)
注)会場では現金販売いたします. 価格:A,Bコース共に 1冊 6,500円(税込)
・プログラム等の最新情報は
水工学委員会ホームページ http://www.jsce.or.jp/committee/hydraulic/hydr.html
海岸工学委員会ホームページ http://www.coastal.jp/ja/
をご覧ください.
海岸工学委員会ホームページ http://www.coastal.jp/ja/
をご覧ください.
・Aコース:河川・水文コース 「気候変動に対応する河川環境と河道管理のあり方」
近年,集中豪雨にともなう土砂災害や河川災害,低気圧による強風災害や竜巻等の発生,異常潮位による沿岸域の被災等が報告されており,災害もこれまでに以上に場所的,時間的に局所的なものが増加しています.また,河川環境においても温暖化傾向による生物生態系への影響がみられ,河川管理において気候変動を考慮に入れた対応が求められています.さらに,地球温暖化のシナリオとその影響についての評価と対応は日本のみならず世界においても忌避できない喫緊の課題となっています.
この研修会では,気候変動とその影響,対応すべき課題について講義いただくよう,総合テーマを「気候変動に対応する河川環境と河道管理のあり方」としました.幅広い分野の中から地球温暖化リスクの評価,汽水域の環境,河川環境の変化,河口水理と土砂移動,河川物理生息場モデル,温暖化時代の水防災,気候変動に対応した河川整備方針・整備計画などのテーマを取り上げ,総合的に気候変動に対応する河川管理はどのようにあるべきかについて,最近の研究成果や様々な観点から有用な知見をご紹介して頂きます.
講演内容(いずれも仮題ですので,今後変更されることがあります.)
講演内容(いずれも仮題ですので,今後変更されることがあります.)
8月5日(水) | ||
(1) 9:15-10:45 |
気候変動と河川環境の変化
国土技術総合研究所 天野邦彦
|
|
(2)11:00-12:30 | 汽水域の河道計画について
東京工業大学 石川忠晴
|
|
(3)13:30-15:00 |
地球温暖化「日本への影響」-長期的な気候安定化レベルと影響リスク評価-
国立環境研究所地球環境研究センター 肱岡靖明
|
|
(4)15:15-16:45 |
温暖化時代の水防災
水災害・リスクマネジメント国際センター 竹内邦良
|
|
8月6日(木) | ||
(5)9:15-10:45 |
河口の水理・土砂移動と気候変動
東北大学 田中仁
|
|
(6)11:00-12:30 | 河川物理生息場モデルと気候変動
山口大学 関根雅彦
|
|
(7)13:30-15:00 |
地球温暖化問題への対応
中央大学 山田正
|
|
(8)15:15-16:45 |
気候変動に対応した河川整備方針・整備計画
財団法人リバーフロント整備センター 竹村公太郎
|
・Bコース:海岸・港湾コース 「海岸管理および津波防災」
我が国での海岸工学で取り扱う事柄は非常に幅広く変化に富んでおり,日常時での海岸維持・管理や非日常時での災害対策などに大別されます.21世紀に入り地球環境問題は深刻化し,さらに,スマトラ沖地震・インド洋大津波,米国カトリーナ災害など,国内外でも大きな沿岸災害が発生しており,予防や事後対応による対策の限界が指摘されています.災害防止や国土保全のための海岸工学の主な目的は,日常時及び非日常時における海岸の総合的な整備や管理にあるといっても過言ではありません.この大きな枠組みの中で,それらを支える技術・知見を紹介しようと今回の総合テーマ「海岸管理および津波防災」を設定いたしました.その大きな枠組みの中から,海岸保全基本計画と現場との関連,河口砂州の地形平衡や河口環境などの河口問題と地域と連携して実施する総合的な津波防災に関するテーマを取り上げてみました.その中で,総合的に海岸管理はどのように行うべきかを,最近の研究成果や様々な観点から有用な知見をご紹介して頂くよう,下記の8名の方々に講師をお願いしております.
講演内容(いずれも仮題ですので,今後変更されることがあります.)
8月5日(水) | ||
(1) 9:15-10:45 |
海岸保全基本計画と仙台湾の海岸保全
東北地方整備局 小竹利明
|
|
(2)11:00-12:30 | 津波の数値計算と予報システムおよび被害推定
東北大学 越村俊一
|
|
(3)13:30-15:00 |
最近の沿岸・陸上津波における課題
秋田大学 松冨英夫
|
|
(4)15:15-16:45 |
総合海岸管理
関西大学 河田惠昭
|
|
8月6日(木) | ||
(5)9:15-10:45 |
切迫する地震・津波災害への対応と防災教育
東北大学 今村文彦
|
|
(6)11:00-12:30 | 河口砂州の地形平衡
東北大学 真野 明
|
|
(7)13:30-15:00 |
河口沿岸域の水環境問題
大阪大学 西田修三
|
|
(8)15:15-16:45 |
津波を対象とした防災アセスメント〜原子力発電所などを例として〜
秋田大学 高橋智幸
|
・問合先
土木学会研究事業課・岩西(TEL:03-3355-3559)
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会