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土木学会誌

催事
cpd

11.材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会「成果報告会」


・主 催

(社)土木学会中部支部

・共 催

北陸道路研究会

・日 時

平成21年10月21日(水) 13:00〜17:00

・会 場

金沢工業大学 5-101室 (http://www.kitnet.jp/access/access01.shtml
〒921−8501 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1  TEL(076)248-1100

コンクリート委員会「材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会」(委員長:下村 匠(長岡技術科学大学))では,塩害による鉄筋腐食など,供用中の環境作用により劣化したコンクリート構造物の力学性能の評価に主眼を置き,これに関連する技術的・学術的諸課題について,2004年5月より2期4年半にわたり組織的・体系的な調査研究活動を行ってまいりました.2期目では,劣化構造物の性能評価のためには,実験技術の一般化,信頼できる実験データの取得,ばらつきの把握が不可欠と考え,鉄筋腐食させたRC梁部材の力学性能に関する共通試験(ベンチマークテスト)を実施したことが特徴です.その結果を踏まえ,劣化した構造物の調査方法,構造解析手法,および信頼性設計の考え方を導入した構造物のマネジメント手法を研究してまいりました.産官学より集まった総勢50余名の若い委員の精力的な活動により,価値の高い成果を取りまとめることができたと考えております.
このたび,5月に土木学会講堂で開催されました成果報告会に併せまして,標記報告会を中部支部でも開催し,北陸地域・東海地域の研究者や技術者の皆様に委員会の成果を報告することにいたしました.また,5月の成果報告会に参加できなかった他地域の研究者や技術者の皆様におかれましても,奮ってご参加を頂きますようお願い申し上げます.なお,プログラムを一部変更する場合もありますので予めご了承下さいますようお願い申し上げます.

・プログラム

本講演会は土木学会認定CPD(継続教育)プログラムです.
(認定番号:JSCE-09-0253,単位:4.0)
土木学会以外の建設系CPD協議会加盟の団体所属の方で証明書が必要な場合は,
http://www.cpd-ccesa.org/unit_assent.php
よりダウンロードし,必要事項をご記入の上,当日ご持参ください.
司会:久保善司(金沢大学)
13:00〜13:10   開会挨拶:本委員会の背景,目的,活動概要
小委員会委員長 下村 匠(長岡技術科学大学)
13 :10〜13:35   非線形解析による鉄筋腐食の生じた構造物の構造性能評価
斉藤成彦(山梨大学)
13 :35〜14:45   調査結果に基づく実構造物の構造性能評価(ケーススタディ)
斯波明宏(三井住友建設),高橋良輔(山梨大学),国枝 稔(名古屋大学)
14 :45〜15:05   休 憩
15 :05〜15:55   材料劣化を生じたRC部材の構造性能に関する共通試験
山本貴士(京都大学),三方康弘(大阪工業大学)
15 :55〜16:20   構造性能評価のための計測技術
加藤佳孝(東京大学)
16:20〜16:45   確率的あるいは確定的手法を用いたRC構造物の性能評価手法
鶴田浩章(関西大学)
16:45〜16:55   総括,今後の課題と展望
小委員会幹事長 宮里心一(金沢工業大学)
16 :55〜17:00   閉会挨拶
北陸道路研究会理事長 鳥居和之(金沢大学)

・参加申込要領

1)参 加 費:正会員 7,000円  学生会員3,000円  非会員12,000円
2)テキスト:コンクリート技術シリーズ(参加費にテキスト資料代が含まれます。)
3)定員:50名(申込先着順)
4)申込方法:参加希望者は,郵便振替または現金書留にて参加費を払い込むと共に参加申込書(中部支部ホームページに掲載)に明記の上,払込証明書(払込票や現金書留票など)を添付し,下記宛にFAXにてお申し込み下さい。
5)申込期限:平成21年10月14日(水)必着 入金確認後,参加証及び領収書をお送りします。参加証は当日ご持参ください。
6)申込・問合先:(社)土木学会中部支部
〒460-0008 名古屋市中区栄2-9-26ポーラビル8F
TEL (052)222-3705    FAX (052)222-3773
郵便振替口座:00800-3-654 口座名:土木学会中部支部
なお,手数料は申込者負担でお願いします。
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