16.地震工学委員会「地震・津波複合災害の推定手法および対策研究小委員 会」委員募集
・委員会名
地震・津波複合災害の推定手法および対策研究小委員会
・設置の目的
全国の海岸保全施設の延長は約11,000km(国土交通省・農林水産省・水産庁)あり、耐波性能に主眼が置かれ古くは江戸時代から整備されてきています。一方、近年巨大地震の発生確率が高まりつつあり、海岸保全施設への作用として、地震動が作用した後に津波が作用することが想定されます。この場合には、地震により防護性能が低下した施設に津波が作用することになるため、施設の津波に対する安定性や背後地域の被災状況が、当初目標としていた状況から変化することが予想されます。我が国の主要都市や基幹産業が沿岸部を中心に展開されていることから,沿岸部施設へ地震・津波が複合的に作用し被災した場合の,人的・経済的損失は非常に大きいものになることが想定されます。本研究小委員会では、このような地震と津波による複合災害を対象にして、その被害を推定する手法や被害を軽減する対策を検討します。具体的には、地震によって被災した防護施設に津波が作用する際の耐津波安定性の評価法の検討、地震によって被災した防護施設の背後地域の被災推定法の検討、地震・津波複合災害対策、地震・津波複合災害シナリオに基づいた安全性評価法の検討などを行っていきたいと考えています。
・委員構成
小委員会委員長候補:菅野高弘(独立行政法人港湾空港技術研究所)
小委員会副委員長候補:今村文彦(東北大学)、藤間功司(防衛大学校)
小委員会幹事長候補:富田孝史(独立行政法人港湾空港技術研究所)
及び,公募委員を含めた委員で構成する。
小委員会副委員長候補:今村文彦(東北大学)、藤間功司(防衛大学校)
小委員会幹事長候補:富田孝史(独立行政法人港湾空港技術研究所)
及び,公募委員を含めた委員で構成する。
・活動期間等
2009年10月〜2012年9月の3年間を予定。
なお,小委員会出席のための宿泊費や交通費等の旅費は支給されませんのでご了承下さい。
なお,小委員会出席のための宿泊費や交通費等の旅費は支給されませんのでご了承下さい。
・応募方法
参加を希望される方は,(1) 氏名(よみがな),(2) 所属(組織名,部署,役職),(3) 連絡先(TEL, E-mailアドレス)を,2009年9月15日(火)までにE-mailの件名を「地震・津波研究小委員会委員公募」として,お送り下さい。応募者数によっては,ご希望に添えない場合がありますので,あらかじめご了承下さい。