20.実務者のための道路橋支承部の維持管理技術講習会
「実務者のための道路橋支承部の維持管理技術講習会」行事コード:92511 行事略称:支持機能(札幌)
平成7年に発生した兵庫県南部地震以降、耐震上の理由から、橋梁の支承は鋼製支承からゴム支承へと急激な転換が図られてきました。しかし、あまりにも耐震性を重視したあげく、常時における橋梁挙動などをあまり考慮しない選定が行われてきたことも事実です。
そこで、鋼橋の支持機能検討小委員会では、支承部の機能改善のためのガイドラインを作成する目的で、支承部の損傷事例の収集と分析、支承部の挙動調査・解析事例の収集と整理、支承部の取替事例の収集、支承の性能設計、支承部の損傷制御設計による耐震性向上策および支承部の維持管理標準について検討を重ねてまいりました。その結果、これらの内容に加え、支承部の基本事項や変遷および支承の設計例など、いわゆる教科書的な内容をも盛り込んだ報告書が完成し、東京および大阪で講習会を開催しました。講習会はいずれも盛況に行われました。
報告書は発売後まもなく増刷するほど好評でありましたが、現在では在庫が尽き、発売後一年足らずで絶版になっております。報告書を入手できない方々からは増刷の要望があり、土木学会では報告書の追加印刷を行うとともに、かねてから要望の多い北海道地区において講習会を開催することになりました。
講習会の内容は、道路管理者、橋梁の設計・施工および維持管理に関わる技術者、そしてこれから橋梁に関わる技術者(学生諸君)にとっても新たな知見が得られもとともに非常に興味深い内容となっていますので、多数のご参加をお願い致します。
・主 催
土木学会(担当:鋼構造委員会 鋼橋の支持機能検討小委員会)
・日 時
11月19日(木)13:30〜17:30
・場 所
北海道自治労会館 3F中ホール(札幌市北区北6条西7丁目5-3)
・定 員
120名(申込先着)
・参加費
正会員4,000円,非会員 5,000円,学生 3,000円 ※テキスト代を含む
・申込方法
土木学会ホームページ http://www.jsce.or.jp/event/index.htmlから,または学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ、研究事業課宛FAXにてお申し込みください。申込書到着後、開催1週間前までに「参加券」をお送りいたします。
*申込に関してお願い
(1)参加費は原則事前振込とさせていただきます。Web申込フォームおよび行事申込用紙には「当日払い(現金持参)」という選択肢がありますが、それは指定しないで下さい。
なお、所属先の経理上の都合により事前振込が出来ない場合には通信欄にその旨お書き添え下さい。
なお、所属先の経理上の都合により事前振込が出来ない場合には通信欄にその旨お書き添え下さい。
(2)申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。但し、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場にて受付いたします。
(3)お申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに研究事業課事務局
担当宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますので予めご了承下さい。
・申込締切日
11月5日(木)
・問合せ先
(社)土木学会鋼構造委員会(事務局担当:佐々木)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内 TEL 03-3355-3559
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内 TEL 03-3355-3559
・プログラム
1.趣旨説明 | 委員長 藤原 博 | (株)ネクスコ東日本エンジニアリング | |
2.支承の技術的変遷 | 幹事長 比志島 康久 | (社)日本支承協会 | |
3.支承部の損傷事例と要因分析 |
加賀山 泰一 |
阪神高速道路(株) | |
4.支承部の取替事例と課題 |
高木 俊輔 |
(社)日本支承協会 | |
5.支承部の挙動調査事例と上部構造への影響 |
高木 俊輔 |
(社)日本支承協会 | |
6.支承部の性能設計と損傷制御設計 |
姫野 岳彦 |
(社)日本支承協会 | |
7.支承部の維持管理技術と維持管理標準 |
藤原 博 |
(株)ネクスコ東日本エンジアニリング゙ | |
8.支承部の設計例 |
山ア 信宏 |
(社)日本支承協会 |
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会