10.コンクリート委員会「コンクリート中の鋼 材の腐食性評価と防食技術研究小委 員会(2期目)」(3種委員会)の委員募集
応募締切日:2月10日[水]
コンクリート委員会に下記の研究小委員会を発足させることになりました.積極的に活動に参加してくださる委員を募集します.奮ってご応募ください.なお,本委員会はコンクリート委員会3種委員会のため,委員会出席のための旅費等は支給されません.
・委員会名称
コンクリート中の鋼材の腐食性評価と防食技術研究小委員会(2期目)
・提案者
委員長 副委員長 幹事長 幹事 |
武若耕司(鹿児島大学) 丸屋 剛(大成建設) 上田隆雄(徳島大学) 横田 優(四国総合研究所) 宮里心一(金沢工業大学) 山口明伸(鹿児島大学) |
・委員会設立の趣旨,目的および活動内容
本委員会は,塩害問題を中心としたコンクリート中の鉄筋腐食問題の解明とその対策検討を基本目的として,総勢40名を超える体制で2007年9月より活動を開始しました.1期目の活動では,これまでの鉄筋腐食問題に関連する多くの情報や研究成果を系統立てて取りまとめるとともに,(1)塩害を中心とするコンクリート構造物の耐久性照査の考え方の提示,(2)劣化の点検およびモニタリング方法の適用範囲の明確化,(3)各種劣化に対する防食技術および補修技術の整理とそれぞれの性能の定量的評価方法の提示,を中心に検討を行ってきました.この成果は,本年10月16日に土木学会講堂において報告するとともに,コンクリート技術シリーズも同時に発刊しました.
その一方で,これまでの2年の活動期間では,膨大な情報の収集整理に予想以上に時間を取られ,未だ幾つかの課題が残された状況となりました.このため,これらの課題を解決するとともに,示方書の次期改訂のための委員会提言を目的として,2期目の活動を行いたいと思います.
・活動方法
全体委員会を2〜3ヶ月に1回の割合で開催し,当面は,耐久性照査の考え方に関する内容を中心に審議を行い,できるだけ早く委員会提言をまとめます.また,並行して,腐食防食に関連する主な技術項目ごとにWGを設置し,それぞれの技術開発の現状を調査,検討します.活動期間は,活動開始から2年間とします.
・応募方法
本委員会に委員として参加を希望する方は,氏名,所属,連絡先を明記の上,応募理由と抱負を短く添えて,幹事長の上田隆雄まで,E-mail(アドレス:ueda@ce.tokushima-u.ac.jp)でお申込みください.