7.2010年度(第46回) 水工学に関する夏期研修会
Aコース 河川・水文 行事コード:23002
Bコース 海岸・港湾 行事コード:23003
・主 催
土木学会(担当:水工学委員会,海岸工学委員会)
・共 催
土木学会関西支部(予定)
・期 日
2010年8月 11日(水)〜 12日(木)の2日間 (A,Bコース並行開催)
・場 所
神戸大学工学部C3-302教室およびLR501教室
(兵庫県神戸市灘区六甲台町1−1,
ホームページ:http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/honbu-kou.htm)
徒歩:阪急「六甲」駅から約15〜20分
(兵庫県神戸市灘区六甲台町1−1,
ホームページ:http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/honbu-kou.htm)
徒歩:阪急「六甲」駅から約15〜20分
バス:阪神「御影」駅、JR「六甲道」駅、阪急「六甲」駅から神戸市バス16系統六甲ケーブル下方面行、「神大国際文化学部前」下車
・定 員
Aコース 150名 Bコース 150名
・受講料
1コースにつき1名 一般 (社会人) 16,000円
学生・院生 13,000円
*いずれのコースも受講料に,講義集代(6,500円)が含まれています.
・申込方法
下記のいずれかの方法でお申込下さい
(1) 土木学会ホームページ: http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp から
(2) FAX:学会誌巻末に掲載されている「本部行事参加申込用紙」をご利用下さい.
・申込に関するお願い
(1) 当日の受付は非常な混雑が予想されるため,参加費の当日払いはご遠慮下さい.請求書類を発行しますので,銀行振込または郵便振替による支払いをご指定下さい.
(2) 申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.
締切日以降の事前受付は致しませんが,定員に余裕があれば行事当日会場にて受付します.
締切日以降の事前受付は致しませんが,定員に余裕があれば行事当日会場にて受付します.
(3) 申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課(行事受付係:03-3355-3559)へご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください.
(4)申込みをされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断りします.
* 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送り致します.
* 申込書到着後,10日前後にて折り返し「参加券」および「請求書類」をお送り致します.
・申込締切日
2010年7月30日(金)【必着】
・講義集の販売について
テキストのみご希望の場合は、行事終了後に出版事業課までお問合せください。
注)会場では現金販売いたします. 価格:A,Bコース共に 1冊 6,500円(税込)
注)会場では現金販売いたします. 価格:A,Bコース共に 1冊 6,500円(税込)
・プログラム等の最新情報は
水工学委員会ホームページ http://www.jsce.or.jp/committee/hydraulic/
海岸工学委員会ホームページ http://www.coastal.jp/ja/
をご覧ください.
海岸工学委員会ホームページ http://www.coastal.jp/ja/
をご覧ください.
Aコース:河川・水文コース 「都市水害の実態と避難対策」
近年,局地的な集中豪雨にともなう都市水害が頻発しており,親水施設を設置した中小河川で人命が失われるなどの被災事例が報告されています.このような集中豪雨の発生頻度は経年的に増加する傾向にあり,急激な水位上昇に対応した河川管理のあり方などが問われています.都市水害の発生は時間スケールが短く空間スケールが小さい場合が多いため,その発生予測が容易ではない点で技術的な課題も見受けられます.さらに,水害が発生した場合の避難対策についても検討すべき課題が残されていると言えます.
この研修会では,このような集中豪雨にともなって発生する都市水害の実態や避難対策といった課題について講義いただくよう,総合テーマを「都市水害の実態と避難対策」としました.幅広い分野の中から災害の実態の事例,避難対策,気象予測の最新情報,河川情報の提供,また避難における心理学などの幅広いテーマを取り上げ,局地的集中豪雨の発生による被災軽減に向けた河川管理や情報提供のあり方について,最近の研究成果や様々な観点から有用な知見をご紹介して頂きます.
講演内容(いずれも仮題ですので,今後変更されることがあります.)
8月11日(水) |
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(1) 9:15-10:45 | 局地的集中豪雨の実態と避難対策−都賀川水難事故を例として
神戸大学 藤田一郎
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(2) 11:00-12:30 | 災害情報と避難の心理学
京都大学 矢守克也
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(3)13:30-15:00 | 難事故の実態とその防止策について
河川環境管理財団 並木和弘(仮)
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(4)15:15-16:45 | 都市水害対策における気象情報
日本気象協会 櫻井康博
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8月12日(木) | |
(5) 9:15-10:45 | 集中豪雨に伴い発生が予想される東京都心部の内水氾濫被害とその数値予測
早稲田大学 関根正人
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(6)11:00-12:30 | 河川情報に関する新たな取り組み
国土交通省 五道仁実
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(7)13:30-15:00 | 天然ダムの決壊に関する研究の重要性
京都大学 中川 一
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(8)15:15-16:45 | 土木史の意義・・・明治改修から考える
東洋大学 松浦茂樹
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Bコース:海岸・港湾コース 「データから見る沿岸域」
地球環境の維持や物資の輸送,食料,資源エネルギーの確保などの観点から海が果たす重要な役割を再認識するとともに,海岸侵食,水産資源の減少,海洋環境汚染など,海に関わる諸問題が顕在化している状況に鑑み,平成19年に海洋基本法が成立し,海洋資源の開発及び利用の推進,海洋環境の保全,海洋調査の水深,沿岸域の総合的管理等が謳われています.政府は概ね5年ごとに海洋基本計画を策定し,政府が講ずべき総合的かつ計画的な施策を規定することになっています.平成20年に閣議決定された海洋基本計画では,海洋産業の発展や科学的知見の充実等に資することを目的として,各機関に分散している情報を一元的に管理し・提供する体制を整備することが挙げられています.海域でデータを取得することは,決して容易ではありません.今回の研修会では,沿岸域においてこれまで精力的に収集されたデータを通して我が国が抱える沿岸域の課題を再認識することを目的として,総合テーマ「データから見る沿岸域」を設定し,下記の8名の方々に講師をお願いいたしました.貴重なデータから明らかにされる課題だけでなく,今後のデータ収集や管理について考える機会となればと考えております.
講演内容(いずれも仮題ですので,今後変更されることがあります.)
8月11日(水) |
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(1) 9:15-10:45 | 沿岸域の水質モニタリング・データの解析手法
広島大学 山本民次
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(2) 11:00-12:30 | データで見る瀬戸内海の藻場 〜変遷、現状、そしてその意義と保全〜
(独)水産総合研究センター 吉田吾郎
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(3)13:30-15:00 | 沿岸環境を支配する流れと鉛直構造−データから読みとれること
九州大学応用力学研究所 松野 健
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(4)15:15-16:45 | 閉鎖性内湾域における生態系の再生・管理のためのデータ活用
国土技術政策総合研究所 古川恵太
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8月12日(木) | |
(5) 9:15-10:45 | 波崎海洋研究施設で観測された20年間の流速変動と地形変化
港湾空港技術研究所 栗山善昭
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(6)11:00-12:30 | Xバンドレーダによる海岸地形の連続観測
筑波大学 武若 聡
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(7)13:30-15:00 | 港湾施設の健全度・劣化に関するデータと維持管理
北海道大学 横田 弘
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(8)15:15-16:45 | 「ナウファスにおける波浪・潮位等の観測の現状と今後の課題
港湾空港技術研究所 河合弘泰
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・問 合 先
土木学会研究事業課・岩西(TEL:03-3355-3559)