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土木学会誌

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16.東北支部 防災シンポジウム テーマ:2010チリ地震津波で起きた事・ 学ぶ事


(1)本年2月27日(日本時間)に発生したチリ大地震による津波が、翌2月28日午後にわが国の太平洋沿岸に到達し、特に東北地方の三陸沿岸の地域では特産の養殖業などに大きな被害が発生しました。ちょうど50年前に三陸沿岸の地域に大被害をもたらした1960チリ地震津波の再来でした。
(2)幸いにして今回の津波による人的被害はありませんでしたが、大津波警報が発令された地域では、住民の避難などに関してさまざまな問題が提起され、マスコミなどでも大きく取り上げられました。
(3)東北地方では、1960年のチリ地震津波以後も、繰り返し大きな津波の被害を受けています。このように繰り返し到来する津波に対し、私達は津波に対する正しい知識をもち、いざという時に適切な対応ができるよう常に心掛けていく必要があります。
(4)このため、今回のチリ地震津波ではどのようなことが起きていたのかを知り、またどのようなことを教訓として学ぶ必要があるかを明らかにし、「来るべき宮城県沖地震に対する備え」としていく必要があると考えます。

・日  時

平成22年11月9日(火)

・場  所

せんだいメディアテーク 7F「スタジオシアター」
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1 TEL:022-713-3171

・テーマ

2010チリ地震津波で起きた事・学ぶ事

・講師等

(1)基調講演: 独立行政法人港湾空港研究所
津波防災研究センター長 高橋 重雄 氏
(2)コーディネーター: 東北大学大学院工学研究科
附属災害制御研究センター教授 今村 文彦 氏
(3)パネリスト
・宮城県の津波対策について :宮城県土木部防災砂防課長 早坂 睦雄 氏
・気仙沼市の津波対策について :気仙沼市危機管理課 課長 佐藤 健一 氏
・岩沼市の津波対策について :岩沼市長 井口 経明 氏
・マスメディアから見た津波対策の問題点について :NHK仙台放送局・報道番組ディレクター 高野 敏行 氏

・時間

17:00〜19:30

・参加人員

180名程度(先着順)

・参加費

無料

・申込み方法

専用申込用紙をFAXまたはE-mailで、下記申込み先まで連絡下さい。
なお、今回の行事はCPDの申請を予定しています。

・詳  細

http://www.jsce.or.jp/branch/tohoku/

・申込・問合せ

土木学会東北支部 事務局
〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-21
Tel/Fax 兼用 022-222-8509
E-mail:jsce-th@luck.ocn.ne.jp
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