18.鋼構造委員会 鋼構造物のリダンダンシーに関する検討小委員会 委員募集
鋼構造委員会に下記の研究小委員会を発足させることになりました.積極的に活動に参加してくださる委員を募集します.奮ってご応募ください.なお,本委員会は委員会出席のための旅費等は支給されません.
・委員会名称
鋼構造物のリダンダンシーに関する検討小委員会
・提案者:鋼構造委員会幹事会
委員長:奧井義昭(埼玉大学)
副委員長:岩崎英治(長岡技術科学大学)
幹事長:吉岡 勉(大日本コンサルタント(株))
副委員長:岩崎英治(長岡技術科学大学)
幹事長:吉岡 勉(大日本コンサルタント(株))
・委員会設立の趣旨,目的および活動内容
近年,構造物の崩壊や重要部材の破断事例を受けて,構造物の限界または冗長性を明らかにすることが求められてきています.既に,一部のトラス橋を対象とした検討が進められていますが,鋼構造物全体にリダンダンシーの検討の必要性は周知されていません.そこで,本小委員会では,今後の維持管理のあり方に関して提言することを目的として,構造物のリダンダンシーに関わる課題と解決策を検討します.
具体的には,これまでのリダンダンシーに関する研究成果の調査を行い,調査に基づいて,リダンダンシーの定義や評価方法の考え方について議論を行います.その後,ケーススタディーとして他の種類の構造物に関する検討も行う予定です.これらの成果からリダンダンシー評価のガイドラインや,今後の研究の方向性を取りまとめる予定です.
・活動方法
全体委員会を2〜3ヶ月に1回の割合で開催し,当面は,鋼橋のリダンダンシー評価の考え方に関する内容を中心に審議を行い,委員会提言をまとめます.並行して,検討項目ごとにWGを設置し,それぞれの技術開発の現状を調査,検討します.活動期間は,活動開始から3年間とします.
・応募方法
本委員会に委員として参加を希望する方は,氏名,所属,連絡先を明記の上,応募理由と抱負を短く添えて,幹事長の吉岡勉まで,E-mail(アドレス: yoshioka@ne-con.co.jp)でお申込みください.
・応募締切
平成23年5月31日(火)
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会