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土木学会誌

催事

12.関西支部 新・大阪都市空間創生とインフラ再構築に関する調査研究委員会講習会


わが国において、高度経済成長と共に人口が集中し拡大・成長してきた都市空間は、21世紀に入りさらに都市機能を増大させながら、地球的規模での環境変化や自然災害の甚大化といった従来には経験しなかった諸問題に直面しています。一方で、成熟した都市空間には、求められる環境変化への対応を図りつつ、安全・安心な生活が確保でき、その上で都市機能をさらに高度化・活性化可能な持続型インフラ整備が期待されています。しかし、そのような「新たな都市空間の創生」には、地域特有の地勢や自然環境、社会活動等が密接に関わっており、多様性を踏まえた様々な再構築が必要と考えています。
今回、土木学会関西支部講習会で報告する「新・大阪都市空間創生とインフラ再構築に関する調査研究委員会」では、そのような「新たな都市空間の創生」のあり方を考える上で、古代の交通の要として、また中世以降商人が都市活動の担い手として発展してきた「あきんどの町」としての歴史をもつ大阪を事例として、調査・研究を進めてきました。従来から、大阪は水辺空間を上手く活用しながらインフラ整備を進めてきた歴史を持ち、都市機能を持続させてきました。
本研究会は、環境・防災・都市づくりなど様々な分野に携わっている委員で構成され、それぞれ分野の歴史的経緯を整理するとともに、各分野での最新技術を紹介し、今後の活用などについてもまとめたものであります。また、さらに関西圏の要である大阪におけるインフラ整備のあり方を提言するとともに、関西地域のインフラ整備との今後のあり方についてもまとめたものです。
このたび、このように様々な分野におけるインフラについて、水辺空間を活用した大阪および関西圏における望ましい整備のあり方についてまとめましたので、下記の要領で講習会を開催し、討議することとなりました。
奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

・主 催

土木学会関西支部・調査研究委員会
新・大阪都市空間創生とインフラ再構築に関する調査研究委員会

・日時

平成23年7月29日(金)13:00〜17:00

・場所

建設交流館 702号室
大阪市西区立売堀2丁目1番2号
TEL:06-6543-2551
・地下鉄四つ橋線本町駅22,23番出口より、徒歩約5分

・CPD単位

3.7単位

・プログラム

司会 片桐 信(摂南大学)
13:00〜13:05  開会挨拶 
関西支部 支部長
13:05〜13:10 活動趣旨と概要説明 
委員長 中野 雅弘(大阪産業大学)
13:10〜13:40 水辺周辺環境の整備と利用の歴史
幹事長 鍬田 泰子(神戸大学)
−パネル概要説明および討議−
13:40〜14:30 環境に関する課題、新技術およびあり方
田村 英寿((財)電力中央研究所)
14:30〜15:20 防災に関する課題、新技術およびあり方
片桐 信(摂南大学)
15:20〜15:40 休憩
15:40〜16:30 都市再生に関する課題、新技術およびあり方
瀧浪 秀元(JR西日本コンサルタンツ(株))
16:30〜16:55 各課題のまとめと提言(討論含み)
委員長 中野 雅弘(大阪産業大学)
16:55〜17:00 閉会の挨拶
委員長 中野 雅弘(大阪産業大学)
(注)都合により、講師および講演順序・時間等に変更が生じた場合はあしからずご了承下さい。

・参加費

正会員3,000円、学生会員2,000円、非会員4,000円(テキスト代込み)

・申込方法

(1) 土木学会関西支部ホームページからお申し込み下さい。
http://www.jscekc.civilnet.or.jp/
(2) FAXの場合、申込用紙を先に送信して下さい。
(3) 現金書留の場合、申込用紙を同封して下さい。
銀行口座   三菱東京UFJ銀行 船場(せんば)支店(普)660番
郵便振替口座 00910−9−82599
口座名    公益社団法人土木学会関西支部
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2-1-4-409
土木学会関西支部「新・大阪都市空間創生調査研究委員会講習会」係
TEL:06-6271-6686  FAX:06-6271-6485
*入金確認後、参加証をお送りいたしますので当日ご持参下さい。
*定員(120名)に達し次第、申し込みを締め切りますのでご了承下さい。

・申込用紙

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