17.情報利用技術委員会「ICT施工研究小委員会」委員募集
・委員会名称
ICT施工研究小委員会
・委員長
五十嵐善一(奥村組),副委員長:森 博昭(中央復建コンサルタンツ)
・公募する委員の数
10名程度.応募者数によってはご希望にそえない場合もございますので,あらかじめご承知おきください.
・活動期間
平成24年6月から2年間を予定.なお,旅費,交通費は支給されません.
・活動方法
e-mailやweb会議による情報交換,および,年に数回程度開催される会合に出席することを通して実施する。
・活動内容
近年、パソコン,インターネット,3次元CAD等の情報技術に加えて、GPS、TS(トータルステーション)等による測量・位置計測技術およびブルドーザやモータグレーダ等の建設機械のマシンコントロール技術が高度化してきた。
これらの技術に着目して、3次元データを連携して組み合わせることにより、建設プロセスの施工段階における出来形を含む品質や生産性が向上できると期待されている。
国土交通省では、2008年7月に「情報化施工推進戦略」を策定し、10年度の本省通達では13年度までに、トータルステーションによる出来形管理技術とモータグレーダのマシンコントロール技術を一般化する方針が示されており、各地方整備局で試行工事を拡大させている。
しかし、検査を含めた施工段階だけのために3次元データを作成して活用しており、計画、設計、施工、維持管理の各プロセスとの連携ができていない。
また、3次元CADデータ、測量データ、建設機械の設定データおよび実績データ等がメーカや機種に依存しており、今後、これらの標準化・共通化が必須と考える。
そこで、「建設ICT施工小委員会」において、施工段階における現状調査を行い、3次元データの効率的な作成方法を提案するとともに、設計、施工、維持管理のための3次元モデル・3次元データ交換フォーマットを提案していくことが,将来のために重要な課題だと考える。
そのために、発注者、設計コンサル、施工会社に加えて、3次元CADベンダ、測量機器、測量会社、建設機械リース会社等の参加を要請したいと考える。
それぞれの立場により利害が相反すると思われるので、中立的な立場および学術的な立場から大学関係者の方にも参加をお願いする。
なお、原則として委員会は関西(奥村組本社他)で開催する。他地区の委員はweb会議での参加を予定している。
今後の主な研究内容を以下に示す.
1)建設ICT施工に関する情報収集と問題点の整理
2)建設ICT施工を支える基礎技術の調査
3)建設ICT施工に必要な3次元モデルの提案
4)建設ICT施工における3次元データの交換フォーマットの提案
5)新しい3次元モデルによる実証
2)建設ICT施工を支える基礎技術の調査
3)建設ICT施工に必要な3次元モデルの提案
4)建設ICT施工における3次元データの交換フォーマットの提案
5)新しい3次元モデルによる実証
・応募方法
本委員会に参加を希望される方は,氏名,所属,連絡先住所,電話番号,FAX 番号,e-mail アドレスの他,本小委員会に参加後に活動したい内容と希望される理由や期待することを明記の上,e-mail で下の宛先までお申し込み下さい.
・応募締切日
2012年4月30 日[月]
・問い合わせおよび申込み先
情報利用技術委員会「ICT施工研究小委員会」
委員長:五十嵐善一((株)奥村組)
e-mail: zenichi.igarashi@okumuragumi.jp
委員長:五十嵐善一((株)奥村組)
e-mail: zenichi.igarashi@okumuragumi.jp