2.「ポンプ&高流動コンクリート指針に関する講習会」東京会場(2回目)
開 催 日:6月12日[火]
申込締切:2012年5月25日[金]
行事コード:6/12開催:22202
行事略称:ポンプ&高流動指針
土木学会コンクリート委員会では,今年5月にコンクリートライブラリー(CL)135号「コンクリートのポンプ施工指針(2012年版」」とCL136号「高流動コンクリートの配合設計・施工指針」を発刊しました.CL135号の「コンクリートのポンプ施工指針(2012年版)」は,昭和60年に制定され,平成11年に改訂が行われ,今回が2度目の改訂版です.また,CL136号の「高流動コンクリートの配合設計・施工指針」は,平成10年に制定された「高流動コンクリート施工指針」の改訂版です.
最近のコンクリート工事では,近年の耐震基準の見直しに伴う配筋の高密度化により施工難度が高まっているとともに,高齢化にともなう技能者不足などの社会問題も加わり,コンクリート構造物の施工段階での初期不具合の発生するリスクが高まっています.このような施工環境を改善するため,コンクリート標準示方書[施工編]において,従来のスランプ8cmに縛られることなく,コンクリート構造物の部材の種類や施工条件ごとに,施工に必要なコンクリートの流動性や材料分離抵抗性を適切に評価し,コンクリートの配合を選定する「施工性能」の考え方を導入いたしました.
要求される施工性能を有するコンクリートを確実に施工するためには,適切なポンプ施工が必要です.また,通常のスランプの範囲では施工が困難もしくは不可能な部位には,自己充填性を有する高流動コンクリートを適用する必要があります.今回発刊された2つの指針は,これらの技術の最新の現状を取りまとめたものです.
講習会は,日頃,コンクリートの施工に携わっておられる技術者の方々はもちろんのこと,ポンプ施工や高流動コンクリート工事を発注・監督する各種公共団体や官庁の技術者の皆様にも有益な情報を提供できるように企画いたしましたので,お誘いあわせの上,多数の皆様方にご参加くださいますように,お願い申し上げます.
・主催
(公社)土木学会(担当:コンクリート委員会コンクリートのポンプ施工指針改訂小委員会&高流動コンクリート指針改訂小委員会)
・後援
(公社)日本コンクリート工学会,一般社団法人 全国コンクリート圧送事業団体連合会,全国生コンクリート工業組合連合会
・日時
6月12日[火]13:00〜17:30
・場所
土木学会講堂 (〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外堀公園内))
・定員
120名(申込先着順)
・参加費
正会員4000円,非会員9000円,学生2000円(なお,正会員と非会員は,吉田賞基金500円を含み,正会員には,後援所属会員を含む)
・テキスト
【別売り】コンクリートライブラリー135号「コンクリートのポンプ施工指針[2012年改訂版」」2800円(講習会特価)コンクリートライブラリー136号「高流動コンクリートの配合設計・施工指針[2012年改訂版]」3800円
・申込方法
土木学会ホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/index.htmlから,または学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ,研究事業課宛てFAXにてお申込みください。申込み到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします。
※ 申込みに関してのお願い
(1) 申込み締切り前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いたします。
(2) 申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
・申込期限
5月25日(金)必着
・ 問合先
土木学会事務局研究事業課(事務局担当:二瓶)
TEL03-3355-3559/FAX03-3355-5278
TEL03-3355-3559/FAX03-3355-5278
・プログラム(6月5日・6月12日共通)
高流動コンクリート指針改訂委員会幹事
司会(6/12日) 坂井吾郎(鹿島建設)
司会(6/12日) 坂井吾郎(鹿島建設)
13:00〜13:05 | 開会挨拶(6/12日)
ポンプ施工指針改訂委員会委員長 橋本親典(徳島大学)
コンクリートのポンプ施工指針に関する講習
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13:05〜13:25 | 改訂の概略
橋本親典(徳島大学)
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13:25〜13:50 | 本編1章〜4章の解説
浦野真次(清水建設)
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13:50〜14:20 | 本編5章〜8章の解説
新藤竹文(大成建設)
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14:20〜14:50 | 参考資料編の解説
柳井修司(鹿島建設)
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14:50〜15:00 | 休憩 |
高流動コンクリートの配合設計・施工指針に関する講習 | |
15:00〜15:20 | 改訂の概略
岸 利治(東京大学)
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15:20〜15:40 | 本編の解説
新藤竹文(大成建設)
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15:40〜16:10 | 配合設計標準の解説
坂田 昇(鹿島建設)
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16:10〜16:40 | 製造・施工標準および検査の解説
舟橋政司(前田建設工業)
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16:40〜17:25 | 参考資料編解説
近松竜一(大林組)
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17:25〜17:30 | 閉会挨拶(6/12日)
高流動コンクリート指針改訂委員会委員委員長 岸利治(東京大学)
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・支部主催
同講習会は以下の地区でも開催の予定です.詳細が決まり次第,会告に掲載いたします.札幌,仙台,名古屋(6/26日開催決定),広島,高松,福岡