21.「コンクリート中の鋼材の腐食性評価と防食技術に関するシンポジウム(二期 目)」開催のご案内と発表論文の募集
開 催 日:2012年10月19日[金]
申込締切:2012年9月21日[金]
(ただし,論文発表の申込締切は7月20日[金],原稿提出締切りは8月31日[金])
行事コード:22206
行事略称:鋼材の腐食性評価シンポ
コンクリート中の鋼材の腐食や防食に関する研究開発は,海洋構造物などの塩害劣化が社会的な問題にもなった1980年代より盛んに行われてきており,それらの成果によりコンクリート構造物の延命化が図られてきました.コンクリート委員会では,1995年から2000年にかけての腐食防食小委員会(305委員会)を設置して,これらの技術の現状をまとめるとともに,自然電位法の測定方法に関する基準案の作成あるいはコンクリート標準示方書「維持管理編」の制定にあたって有用な情報を提供するなど成果を挙げてきました.
コンクリート中の鋼材の腐食性評価と防食技術研究小委員会(338委員会)(委員長:武若耕司 鹿児島大学教授)は,上記の腐食防食小委員会を引き継ぐものとして,それ以降の腐食および防食に関する新しい技術の現状を調査し,鉄筋腐食劣化予測手法,各種の防食方法の定量的性能評価手法,および点検・モニタリング手法などについて検討を行っており,2009年10月には,この委員会の一期目の成果報告会を兼ねたシンポジウムを開催いたしました.その後,継続して二期目の活動を行い,この度,塩害を中心とするコンクリート構造物の耐久性照査方法について,現状における問題点の抽出とその解決に向けた考え方を整理し,示方書の次期改訂も視野に入れた委員会提言をまとめることができました.また,コンクリート構造物における鋼材腐食診断技術や防食,補修・補強技術に関する最新の知見を集約し,今後の実務や技術開発に資する情報として整理いたしました.
本シンポジウムは,日頃,コンクリート構造物の設計や施工に携わっておられる技術者の方々はもちろんのこと,コンクリート工事を発注・監督する各種公共団体や官公庁の技術者の皆様にも,コンクリート中の鋼材の腐食に関連する必要不可欠の有益な情報を提供できるものとして企画したものです.その内容としては,338委員会のこれまでの活動成果について報告を行うとともに,この分野における最新研究成果に関する論文・報告を広く募集し,多角的かつ闊達な討議を行いたいと考えています.
是非多数の方にご参加を賜りますようお願い申し上げますとともに,論文発表につきましても奮ってご応募下さい.なお,論文投稿の要領につきましては,本会告の末尾の「論文・報告投稿要領」をご参照下さい.
・主催
(社)土木学会(担当:338委員会「コンクリート中の鋼材の腐食性評価と防食技術研究小委員会」)
・日時
2012年10月19日[金]10:00〜17:30
・場所
土木学会講堂
・参加費
正会員8,000円,非会員10,000円,学生5,000円
(いずれもテキスト1冊を含む)
(いずれもテキスト1冊を含む)
・申込方法
土木学会ホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp から,または学会誌綴じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ,研究事業課宛てFAXにてお申込みください.申込み到着後,10日前後にて折り返し「参加券」をお送りいたします.
なお,論文あるいは報告の発表をご希望の方は,末尾の投稿要領をご参照のうえ,「本部行事参加申込書」の「5.通信欄」に必要事項をご記入の上,お申し込みください.
*申込みに関してのお願い
(1)申込み締切り前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いたします.
(2)申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください.ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください.
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします.
・申込期限
9月21日(金)必着(ただし,論文発表をご希望の方は,論文発表申込および原稿提出の期日が異なっておりますので,下記の「論文・報告投稿要領」に従って申込み等を行ってください)
・問合先
土木学会事務局研究事業課(事務局担当:二瓶)
TEL03-3355-3559/FAX03-5379-2769
TEL03-3355-3559/FAX03-5379-2769
・プログラム(暫定的なもので,変更の可能性があることをご了解ください)
10:00〜10:10 | 開会挨拶 |
10:10〜14:00 | 第 I 部 338委員会活動報告 塩害に対するコンクリート構造物の耐久性照査 コンクリート構造物の診断技術 コンクリート構造物の防食,補修・補強技術 |
14:00〜14:10 | 休憩 |
14:10〜17:20 | 第 II 部 シンポジウム 論文発表 |
17:20〜17:30 | 閉会挨拶 |
・論文・報告投稿要領
(1)申込方法:「本部行事参加申込書」の「5.通信欄」に,下記の(1)〜(7)を全部で250字以内でご記入の上,お申し込みください.
(1) 論文・報告の区別
論文と報告の区別は以下のように考えて下さい.
「論文」:研究の成果について,目的,方法,結果,考察が明示されているもの
「報告」:工事報告,調査報告あるいは技術開発の成果報告など
(2)講演題目
(3)講演者名(連名の場合には,講演者に○印を付け,会員番号を記載する)
(4)所 属(講演者)
(5)論文・報告の概要(100字程度),キーワード(4〜5ワード程度)
(6)予定ページ数(4,6,8ページのいずれかとする)
(2)申込期限:2012年7月20日(金)
(3)申 込 先:
土木学会のホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/active/information.aspの「本部主催行事参加申込」から,本シンポジウムの「申込画面」に進んでいただき,その申込書において参加申込みをして頂くとともに,「5.通信欄」に上記(1)の要領で必要事項をご記入の上,ご返送ください.
(注)講演申込料は不要ですが,参加費は頂戴いたします.
(注)講演申込料は不要ですが,参加費は頂戴いたします.
(4)講演申込の採否
(1) 内容についての査読は行いませんが,本シンポジウムの目的,応募論文数,さらには商業的宣伝に偏っていないこと等を勘案して「338委員会」で確認のうえ,採否を決定します.
(2) 採否の通知:採否の結果は,2012年7月末までに講演申込者に通知いたします.
(5)原稿の提出
(1)用 紙:所定書式によるプリントアウトしたものとPDFデータ.なお,詳細は執筆要領を講演申込者に送付しますのでそれに従って執筆してください.
(2)ページ数:図,表を含め4,6,8ページのいずれかとします.
(3)形式:写真製版のうえオフセット印刷します.詳細は執筆要領によって下さい.
(4)提出期限:2012年8月31日(金)[必着]
(5)提出先:
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内
土木学会事務局研究事業課 二瓶宛
(「338委員会シンポジウム講演応募」と記載してください)
TEL:03−3355−3559,FAX:03−5379−2769
E-mail: snihei@jsce.or.jp
土木学会事務局研究事業課 二瓶宛
(「338委員会シンポジウム講演応募」と記載してください)
TEL:03−3355−3559,FAX:03−5379−2769
E-mail: snihei@jsce.or.jp