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土木学会誌

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16.第12回地震災害マネジメントセミナー
我が国の地震・津波対策の現状─南海トラフ・首都直下地震に備えて─


土木学会地震工学委員会の地震防災技術普及小委員会では、耐震設計や補強技術の高度化、地震災害軽減のための総合的な施策の実施を支援する目的で、実務を担当する技術者の対応能力の向上に資する諸施策を検討し、学会の行事としてそれらを実施する活動を行っています。その活動の一環として本小委員会では恒例行事として「地震災害マネジメントセミナー」を開催してきました。
2011年3月11日の東日本大震災以降、国や地方自治体において津波対策を含む震災対策の見直しが進められています。その中でも、南海トラフ巨大地震や首都直下地震に関する検討(動向)は、その影響が多岐に渡ることもあり、地震防災に携わる技術者や自治体等の防災担当者等、多くの人の関心を集めています。
そこで、南海トラフ巨大地震及び首都直下地震の発生メカニズムやハザード評価から、それら巨大地震に対するハード面、ソフト面での対策までを紹介するセミナーを開催することは必要であり、大変有意義であると考えます。
そのため、それらの地震の見直し検討に携わる有識者や地震・津波対策の第一線で活躍されている方々を講師にお招きして、地震防災に携わる技術者や地震防災に関心のある技術者等に対して、ご講演いただきます。

※ 本セミナーは土木学会継続教育CPD4.7ポイントプログラムです。

1.主催

公益社団法人 土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)

2.開催日時

2012年11月28日(水) 13:00〜18:00

3.場所

土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内)

4.定員

120名(申込者多数の場合は先着順)

5.参加費

正会員 5,000円 非会員 7,000円 学生会員 2,000円(資料代を含む) 参加費に宿泊、昼食代、交通費は含まれておりません。

6.テーマ

「我が国の地震・津波対策の現状 −南海トラフ・首都直下地震に備えて−」

7.セミナー内容

13:00〜13:10 開会の挨拶
土木学会・地震工学委員会
委員長 小長井 一男
巨大地震のハザード評価
13:10〜13:50 南海トラフ巨大地震
東京大学名誉教授
阿部 勝征
13:50〜14:30  首都直下地震
東京大学地震研究所
教授 纐纈 一起
(休憩)
巨大地震への対策
14:40〜15:10 必要とされる対策の概要
東京海上日動リスクコンサルティング(株)
上席主席研究員 指田 朝久
15:10〜15:40 津波対策(その1)
高知工科大学
教授 中田 愼介
15:40〜16:10 津波対策(その2)
中部電力(株)発電本部土木建築部
原子力土建グループ長 仲村 治朗
(休憩)
16:20〜16:50 液状化対策
東京電機大学
教授 安田 進
16:50〜17:20 長周期地震動対策
名古屋大学
教授 福和 伸夫
17:20〜17:50 ソフト対策
明治大学大学院
特任教授 中林 一樹
17:50〜18:00 閉会の挨拶
地震防災技術普及小委員会
委員長 木全 宏之

※講演テーマ、プログラムは当日、変更になる可能性があります。

8.申込先

土木学会ホームページの「行事と募集案内」の「本部主催行事参加申込」のところからWEB申込か申込用紙を出力しFAXにてお申込下さい。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp

9.申込締切日

2012年11月15日(木)必着
※申し込みに関してのお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。但し、定員に余裕がある場合は、行事当日に会場にて受付致します。
(2)申込後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください。
(3)申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断り致します。

10.問合先

公益社団法人土木学会 研究事業課 尾ア史治
 TEL 03-3355-3559
 E-mail:fumiharu-ozaki@jsce.or.jp
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