30.平成24年度土木学会関西支部技術賞候補募集
この賞は、土木技術の発展に貢献する優れた業績を表彰し、その成果をたたえることにより支部会員の意識高揚を図るために、昭和57年に設けられました。応募資格を有する方であれば、個人、団体いずれでも応募いただけます。
表彰の対象は、「計画」、「調査」、「設計」、「施工」、「維持管理」等に関し、特色ある業績としています。
(1)平成25年3月末までに概ね完了する「事業」やユニークな「研究・技術開発」。
(2)「維持管理」に係るものは事業の完了時期は問いません。
(3)「計画・調査・設計」に係るものは事業の有無、完了・未完了は問いません。
評価のポイントは募集要項の選考基準にあるように、(1)新しい技術、(2)汎用性などのある技術、(3)困難の克服度など、(4)地域への貢献度などです。
また、これらいずれかの評価項目について特に秀でている業績には「技術賞部門賞」を授与します。
また、これらいずれかの評価項目について特に秀でている業績には「技術賞部門賞」を授与します。
したがって、大規模で最先端の土木構造物の設計・施工だけではなく、過去には以下の様な事業や取組みも受賞しています。
多数のご応募を心よりお待ちしています。
―――――― 過去の受賞業績の一例 ――――――
【技術賞】
○耐震性能グレードを考慮したハーバーハイウェイ長大橋部の耐震補強事業(H22)
長大橋の耐震補強事業計画において、橋梁の目的別に重要度を分けた性能設計を新たに採用したこと、長期間の
交通規制を伴わない施工期間の短縮や経済性等の観点から地域への貢献度が高いことなどを評価
○大阪の都心部に砂浜出現
水辺でくつろぎ遊べる都会のオアシス空間の創出(H23)
水辺でくつろぎ遊べる都会のオアシス空間の創出(H23)
大阪の都心部において砂浜を創出するというユニークな
取組みであること、利用者目線からさまざまな工夫を凝らし
地域等と一体となって成し遂げたこと、地域住民に喜ばれる
憩いの親水空間を提供したことなどを評価
【技術賞部門賞】
○防波堤のリユース 〜神戸港中央航路拡幅工事〜(H18)
事業として港湾構造物の現地発生品をリユースするという新たな試みを行ったこと、
構造や施工法について適切な評価と工夫で転用を可能にしたこと、廃棄物の削減に
より環境負荷の低減に寄与したこと、トータル整備コストの縮減を実現したことなど、
時代のニーズに沿った使命感の下で努力を行ったことを評価
○神戸海上新都心整備事業 −臨海部大規模コンテナヤード跡地の
土地利用転換−(H20)
時代の変化に沿った土地利用転換により広大なコンテナヤード跡地を
賑わいのある学園都市へ再生したこと、地区全体の緑化や再生水の利用等
環境に配慮したことなどを評価
なお、受賞した業績については、土木学会員及び一般の方々に広く理解していただくため、支部ホームページや刊行物等で授賞業績を広報させていただきます。多数のご応募を心よりお待ちしています。
―――――― 募 集 要 項 ――――――
応募対象
計画・調査・設計・施工・維持管理等に関し、特色のある業績と評価できるもの。
応募範囲
(1)事業もしくは研究・技術開発に関する業績は平成25年3月31日までに概ね完了しているもの。
(2)維持管理に関わるものは事業の完了の時期を問わない。
(3)計画・調査・設計に関わるものは事業の有無、完了・未完了を問わない。
ただし、以上の業績は論文・刊行物・報告書等(例えば土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集等が該当)に公表され、その業績が評価できるものとします。
ただし、以上の業績は論文・刊行物・報告書等(例えば土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集等が該当)に公表され、その業績が評価できるものとします。
応募資格
【個人の場合】:応募者はすべて土木学会員であって、その実績時もしくは応募時において、
(社)土木学会関西支部に所属すること。
【団体の場合】:応募者はすべて(社)土木学会関西支部賛助会員であること。
業績への関与の度合いを考慮し、関係者はできるだけ揃って応募して下さい。
応募方法
支部所定の用紙で提出して下さい。(支部HPよりダウンロードできます。)
応募期限
平成24年11月2日(金)必着
選考方法
【予選】:業績内容に基づき書類での選考を行います。
【本選】:予選通過者は、平成25年1月22日(予定)にその内容について、公開で発表を行って頂きます。選考は(社)土木学会関西支部内に設置された技術賞選考委員会が行い、技術賞および技術賞部門賞を決定します。受賞者は平成25年3月末までに発表する予定です。
選考基準
次の4つの項目と視点から評価します。この際、技術賞は複数の視点を総合的に評価します。
技術賞部門賞は下記のいずれかの視点で見たとき、特に秀でたものを評価します。
(1)新しい技術:視点((1)独創性、(2)独自性、(3)先駆性)
(2)使える技術:視点((1)汎用性、(2)発展性、(3)応用性)
(3)成し遂げた技術:視点((1)努力度、(2)困難の克服度、(3)使命感の程度)
(4)喜ばれる技術:視点((1)地域への貢献度、(2)地域への密着度)
表 彰
(社)土木学会関西支部総会(平成25年5月の予定)にて表彰し、賞状のほか楯あるいは銘板を贈呈します。
そ の 他
技術賞や技術賞部門賞を受賞する業績は非常に優れたものであり、今後の土木技術の発展にも大いに寄与するものと考えます。そこで、土木学会員および一般の方々にも広く理解していただくため、申込書や説明会での発表資料を土木学会関西支部のホームページや発表会での配布等に利用することにご協力をお願いします。
提出先・応募に関する問い合わせ先
(社)土木学会関西支部事務局
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2丁目1番4-409号
電 話 06−6271−6686 FAX 06−6271−6485
URL http://www.jscekc.civilnet.or.jp/
E-Mail inf@civilnet.or.jp
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電 話 06−6271−6686 FAX 06−6271−6485
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