8.基礎水理シンポジウム2012
土木学会水工学委員会の下に組織されております「基礎水理部会」では,その活動の一環として,2007年度より標記のシンポジウムを開催しています.このシンポジウムは,基礎水理に関わる数多くのテーマを選び,これに関わる講演と中身の濃い議論とを通じて,該当するテーマに関する本質的な部分についての理解を深めるとともに,未だ残されている研究テーマや問題点について再確認することを目指しています.また,若手研究者や大学院生の参加を歓迎し,水理学研究の意義と面白さ,現状の理解と今後の展望などを伝えていくことも目的のひとつとしています.
今回は「水理学における数値解析の最前線」をテーマとして,最新の計算力学の話題を中央大学理工学部教授の樫山和男先生より,乱流解析の話題を,神戸大学名誉教授の中山明彦先生よりご講演頂きます.また水理学の数値解析分野の最前線でご活躍されておられる新潟大学災害・復興科学研究所准教授の安田浩保先生,北海道大学大学院工学研究科准教授の木村一郎先生に最新の話題についてご講演頂きます.このシンポジウムの運営については基礎水理部会で行いますが,部会のメンバー以外の多くの方々の参加を期待しています.お誘い合わせの上,会場にお集まり下さいますようお願い申し上げます.
・日時
2012年12月 3日(月) 9:30-16:30(予定)
・場所
土木学会講堂 (東京都新宿区四谷一丁目無番地)
・参加費
無料(当日直接会場へお越し下さい)
・プログラム
9:30〜 9:35 | 開会の挨拶 |
9:35〜10:50 | 特別講演 樫山和男 先生(中央大学理工学部教授) 「IT技術の進歩と計算力学」 |
11:00〜12:00 | 安田浩保 先生(新潟大学災害・復興科学研究所准教授) 「津波の河川遡上の数値解析法」 |
12:00〜13:00 | 昼休み |
13:00〜14:25 | 特別講演 中山昭彦 先生(神戸大学名誉教授) 「自由水面流計算のための汎用LES法 − 手法と応用例」 |
14:35〜15:35 | 木村一郎先生 (北海道大学大学院工学研究科准教授) 「開水路乱流とURANS」 |
15:45〜16:25 | 総合討議 |
16:25〜16:30 | 閉会の挨拶 |
・問合せ先
土木学会事務局研究事業課(事務局担当:岩 西)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
TEL03-3355-3559
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
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