11.鋼構造委員会「道路橋床版の複合劣化に関する調査研究委員会」(仮称) 委員の公募
土木学会鋼構造委員会では、以下の研究小委員会を新たに設置いたします。この小委員会に参加いただける方を公募します。本委員会の目的及び内容は以下の通りです。
・委員会名称
道路橋床版の複合劣化に関する調査研究小委員会(仮称)
委員長 大田孝二 :一般財団法人 土木研究センター
委員長 大田孝二 :一般財団法人 土木研究センター
・背景と目的
2009年度から2011年度にかけて行った前委員会「道路橋床版の維持管理評価に関する検討小委員会」では成果品として、コンクリート系の床版を対象とした「道路橋床版の維持管理マニュアル」と「道路橋床版防水システムガイドライン(案)」を取りまとめた。
従来、床版の損傷原因は、輪荷重による疲労として扱われてきたが、床版厚が次第に厚く見直され、床版耐荷力と耐久性が増す中で、塩害他の材料劣化と疲労との複合劣化や、補修後何年かして生じる再劣化をも対象とした検討も必要となってきている。今回の成果品にはこれらについて触れてはいるが、バックデータに欠ける部分があることは否めない。
一方、最近は凍害の影響を受けた床版やアルカリ骨材反応が見られる床板の疲労に関する研究も行われて来ており、これらの床版に関する知見の進展が期待できる。また、床版防水についてもその施工実績にしたがって調査データの増加が予想でき、それらをもとにした施工法、施工管理法の改善にも対応していく必要がある。
これらの新たな研究結果や施工に関するデータなどを、上記成果品に反映させ、より説得力のあるマニュアルやガイドライン(案)の改訂版作成を目的とする。
・活動期間
2013年4月〜2016年3月(3年間、予定)(旅費、交通費は支給されません)
・公募締切日
2013年2月末日
・応募方法
本委員会に参加を希望される方は、(1)氏名、(2)年齢、(3)所属、(4)連絡先(住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレス)(5)床版の複合劣化のうち、とくに興味のある損傷原因 を記載し、自己PR(提供できるデータがあればお知らせください。)を添えて申し込み下さい。
なお、委員数は全体で20名程度を予定しています。応募者数によっては希望に添えない場合もございますので、あらかじめご承知おき下さい。
・応募先
大田孝二(委員長): 一般財団法人 土木研究センター、企画審査部
〒110-0016 東京都台東区台東1-6-4
(電話:03-3835-3609、FAX:3832-7397)
E-mail: ohta@pwrc.or.jp
(電話:03-3835-3609、FAX:3832-7397)
E-mail: ohta@pwrc.or.jp